kenshikuroda.com

  1. ノンジャンル

TOP50第三戦 SDG Marine CUP

一昨日まで霞ヶ浦水系を舞台に開催されていたTOP50第三戦SDGマリンCUP。
皆さんご存知の通り、後一歩の準優勝でした。

途中、浜名湖での大会の実行委員のお仕事があったので、浜名湖を挟んで練習前半は3日半、後半は2日の計5日半の練習で試合に臨みました。

いつも通りのバックスライド(ブルスライド3.4)で釣ったり。

少しローライトの日は水面でも。昨年から使い込んでるプロップダーターI-WAKE使いやすくて良いね!

5日半やってみてぶっちゃけ釣れたのはたった6匹でした(汗)
2日は丸ボーズ。一番釣れた日で2匹。
練習は釣るためにやっているわけではないので、釣れない確認の釣りや、ロッドを振らないことも多々あるんですが、とはいってもこれはこの水系でのプラでは過去1.2の釣れなさでした。周りの選手の前評判もそんな感じ。
釣れた場所や傾向はあったけど確実に一匹を釣れる感じのものは私の場合はなく。

ただ練習期間は延べ10日間くらい晴れていたのですが、前日オフリミットを含めて試合三日間の計四日間は雨模様。しかもかなりまとまって降る予報。
この時点で選手の多くが、練習は一旦白紙。ゼロからの試合になる。と予想をしていました。

よっておそらく自分史上、最多のタックル数(汗)ストレージにしまうとはいえ、デッキには10本並べました。

そして試合初日の朝、とある選手にこう言われます。
『黒田試合だな。状況変わってるし、更に毎日変化する。早い展開で動ける奴が釣るよ』
確かに私の過去の戦績を見ても、雨降ってどちゃ濁った七色とか、春の三寒四温の激変化のリザーバーとか、台風の桧原とかで成績が良い。
逆に言えば私は『魚を釣る技術』は本当に劣っていて、TOP50の中でも居る魚を釣ること自体はかなり下手くそです。自覚あります。
なので、試合前には『毎日探すぞ』という意気込みでした。

試合スタート!

今年のTOP50は昨年開催されなかった為に2020年に昇格権を得た60人で競われます。例年よりも人数が多い。
下流エリアは人気で人が多いのでまずは北浦本湖からスタート。
本来は矢幡ワンドからスタートしたかっだけど51番と遅いフライトの私の前に沢村さん、今江さん、井上さんが行ったのでパス。(広い矢幡ワンドだけどやりたい場所は絶対被る)
仕方なく二番目に行きたかった別のワンドからスタート。

今回、土嚢(フィルターユニット)と葦にはチャターベイト(ジャックハンマーTG3/8oz+サカマタシャッド5)、それより水深のあるドッグの壁、杭、ジャカゴにはスピナーベイト(スウェジー1/2oz)、撃ち物は十八番のバックスライド(ブルスライド)、水面意識している時は野良ネズミ、沈船にはヘビダン(HPシャッドテール)なんかが良く使ったルアーたち。

初日はマッドラインが綺麗に形成されていて、その付近でチャターベイトで2発。
ただミスも多い一日で同サイズの魚を2匹バラして終了。バイト自体は多い一日で(魚種不明ね)、久々の雨に魚の活性は上がってると感じた初日でした。

この日の雨はマジきつかった(涙)

二匹、2248gで13位スタート。
可もなく不可もなく。ただTOP50の最終順位は総重量なのでトップからは2500g以上差。この借金を二日で返すにはかなりきつい印象でした。
一方で上位2名を除けば一匹でも多ければ抜ける範囲内。とはいえ一匹を釣るのさえキツいのでとりあえず必死に釣るのが二日目も目標でした。

そして二日目。
水位はどんどん上昇して練習時の+40cm以上。
たった40cmと思うかもしれないけど、30cmの水深で釣るのが当たり前のこの水系では+40cmはかなりの変化。
3mで釣るリザーバーなら4m以上の増水ってことですからね。景色もスポットも一変する。
そしてこの日は大雨警報によるディレイスタートで釣りを開始したのはいつもより二時間遅い9時。
ただでさえ釣れないフィールドコンディション。焦らないように。初日のようにミスしないように。を心掛けた。

この日も前日同様、北浦本湖西岸ワンドからスタート。
前日と違いベースの水色は濁り水温も低下。
それでもマッドラインを探してドッグの壁でスピナーベイト(スウェジー)でファーストキャッチ。まだ生きてる!
今日はこのパターンでミスなく!と思うも、そこから釣れる魚は全てシーバス(涙)バイトしてくるのが見えるのもシーバスかキャット(涙)変わった。終わった。もうこのパターンは釣れない。シーバスを5匹釣った時点で諦める。
そして動くならここ。とも思った。

増水に濁り。
セオリーズで考えてシャローカバーしかない。
ただ減水時に既に深い場所は攻められてるはずだから、この増水以前は入れないレベルだったシャローをやろう。
と北浦から転々と南に下っていき外浪逆浦のシャローの葦で2匹目をブルスライドのバックスライドでキャッチ。
最終日にちょっとだけ信じられることを見付けて二日目は終了。

二日目は二匹で1776gとウェイト落とすも単日6位。予選を5位通過。

ここまで読んだ方なら分かるかと思いますが、特にパターンなんかありません(汗)
もちろんイナッコを捕食している奴を横のルアーで、エビを捕食している魚にはバックスライド、とベースはあるけどそんなん言い出したらどこにでも餌はあるし、TOP50選手なら誰だって分かる。その上で風や天気に選手の動きを加えた諸々を読んで、自分の集中力を高めて釣るだけ。ある意味ソルトの釣りに似てる。

最終日はトップと1800g差でスタート。ちょっと詰まったけど、そもそも1800g釣るのすらキツい。おまけに最終日は帰着が早い。
スタート後に向かったのは今大会初めてスタートから下流側。二日目に2匹目をキャッチした外浪逆浦の葦。
使うのはもちろんブルスライド。この試合のために作った。

スタート直後からナイスフィッシュが2連発して一気に1800gの差がゼロに(なったはず)。
でもそんな甘くなくてその後、撃ちまくるけど1回すっぽ抜けただけで追加できない。
昼前にウィンディーサイドの葦で他選手が少し前を流していたので『だったらチャターでしょ!』でキロフィッシュを追加。
実際にはこの時点でトップに立っていた(後に分かる)らしいんだけど、本人はそんな感覚は全くなくて『絶対最終日周りも釣れてる』と最後の最後まで動きまくった決勝でした。
※決勝最終日のキャッチシーンは7/3-4のFacebook、Twitterに動画UPしていますので宜しければご覧下さい。

最終日は三匹、2666gでトップウェイト!

結果はSDG Marine、シマノ、ガーミンと3社でチームメイトの佐々プロに競り負けて準優勝。
色々な感情が入り乱れる試合でしたが、いつかまたこんな試合になったら次は溢さないように死ぬ気で掴みたいと思います。
それまで皆さんもう少しだけお付き合い下さい。

最後になりますが、応援頂きました皆さま。日頃からお世話になっているスポンサーさま。改めて深く感謝致します。ありがとうございました。
今回SDG Marine CUPということで試合の直前プラ時に沢村プロから『誰かが優勝カップを奪取しよう』と言われました。
沢村プロはもちろん自分のつもりだったと思うし、私も『俺が』と強く思いました。それは他のSDG Marineサポートの7人全員同じだったはず。
初戦50位、第二戦2位の私が言うのも何ですが(笑)、バストーナメントは等しく努力しても、どれだけ頑張っても優勝から最下位まで順位がつきます。そして優勝者だけがスポットライトを浴びます。
また次。一から努力していきます。
皆さん応援よろしくお願いします。

メインタックル

○バックスライド用
・プロトロッド/シマノ
・メタニウム XG/シマノ
・シューター14lb/サンライン
・ブルスライド3.4インチ/デプス

○チャターベイト用
・プロトロッド/シマノ
・アンタレス/シマノ
・FCスナイパー14lb/サンライン
・ジャックハンマーTG3/8oz/エバーグリーン
・サカマタシャッド5インチ/デプス

○スピナーベイト用
・エクスプライド165MH-LM/シマノ
・アンタレス/シマノ
・FCスナイパー14lb/サンライン
・スウェジーTW1/2oz/シマノ

ボート チャージャー198エリート/チャージャーボート(SDG Marine)
魚探&エレキ GPSMAP1223XSV、1222XSV、7410XSV(フロント)、GPSMAP8410XSV×2(リア)、フォース(エレキ)/ガーミン(G-FISHING)
バッテリー オプティマイエロートップ/オプティマバッテリー(GWインターナショナル)

ノンジャンルの最近記事

  1. JAPANスーパーバスクラシック2024 2日目

  2. JAPANスーパーバスクラシック2024 初日

  3. 明日からJAPANスーパーバスクラシック!

  4. 浜名湖→河口湖

  5. 第1回霞ヶ浦シーバストーナメント!

関連記事

最近の記事

アーカイブ
PAGE TOP