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力不足・・・

昨日、開催された浜名湖チャプター。今回は、本当に苦しく辛い戦いであった。
☆プラクティス&プラン☆
6/7のブログの内容を見ていただければお分かりになるかと思いますが、
二週間前までの浜名湖は状況的にかなり厳しく、6月第1週を見ている感じでは、
2キロで優勝(50cmクラスのシーバス×2)と予想していた。
しかし7,8日辺りの週末からトーナメントタイムでも、シーバス、鯛系ともにかなり釣れるようになってきており、
特に鯛系は居付き系の魚であるためのエリアの変動の少なさからくる再現性の高さを考えると、
6/11のブログの内容のように、絶対にこちらを狙ったほうが効率が良いように感じられた。

しかし、この、
『鯛を狙ったほうが有利』
という先入観が今回の敗因の一番の原因だったと思う。

直前プラの14日。
この日は、シーバスの釣れる可能性の高いスポットも幾つか回ってみたがチェイスだけに終わり、
大半の時間を鯛系の攻略に使った。
結果として、トーナメントタイムであるにもかかわらず40~45cmクラスのキビレを三本釣ることに成功し、
合計重量は3500g程度。
奥浜名湖でパターンを組んでいる人達が爆発すれば、これ以上のウェイトを持ってくる可能性もあるかもしれないが、
もし奥浜名湖が沈黙し、表浜名湖組だけでの勝負となれば間違いなく優勝できるウェイトになるのではないだろうかと思った。
奥浜名湖は好調、不調の波がかなり激しい。ちなもに僕達。の船では往復で一時間半かかるため最初から行くのは無理・・・
結果から言ってしまうと、この鯛狙いというのも、3キロで優勝というのもどちらも大誤算であり、
正直、全く分かっていない状態で試合当日を迎えることになる。(気付いたのは試合終了後)

前日プラを終了しての僕達。のプランは、
朝の二時間(8~10時)をキビレ狙い。最低でも一匹、できれば二匹、MAX三匹とし、
10時になった時点で0or1ならそこからシーバスのスポットのランガン、2or3なら最後まで粘るとした。

☆試合当日☆

ミーティング
今回は前年度最終戦、優勝者と3位の人にプレスという形で運営スタッフが同船。
僕達。の船は参加者中ダントツに遅いのと、たった5分前に初めて挨拶した人と、
その日、一日一緒の船でこっちの釣りをずっと見ていられるというのは非常にやりずらく、
かなりのハンデになるなぁと思ったが正直、自分の今日の展開にある程度の自信があったため、
最低でも一匹は釣りますからファイト中の撮影よろしくです(笑)

と冗談を言えるぐらいの余裕があった。
しかし5番フライトでスタートし、あと5分ほどでポイントという時に今大会最大の悲劇が起こった・・・
それまで快調に走っていた船外機がいきなり吹け上がる・・・
その瞬間、頭の中で何が起こったかはすぐに予想でき船外機を見る。
予想通り、心配していた部分がトラブっていた・・・
とりあえず大会本部に連絡を取り、関係者以外との連絡の許可と、最悪の場合はレスキューに来てもらう話をつけ、
すぐに知人に交換部品を持ってきてもらうように電話で連絡をした。
スタートしたのが8時ちょい前、トラブル発生が8時、部品が届いたのはそこから一時間以上経ってからだった。
それまで中央航路のど真ん中の、水深何メーターかすら分からないような場所で、
風に流されるまま、釣れるはずもないがルアーを投げ続けた・・・
届いた部品を湖上で交換し結局、最初のポイントに到着したのは9時半頃。
予定より1時間半も遅いスタートではあったが何とか集中しようと心がける。
が・・・すでにこの時焦りまくり、ルアーを投げている自分が全くいつもの自分ではないことに気付きながらも投げ続けた。
今思えば、遅れたスタートであってもいつもの自分の力であれば勝ちに絡めなかったとしても、
一匹ぐらいは釣ることは可能だったと思う。
がしかし、そこまでのメンタル的強さがまだ今の自分にはないと本当に痛感した。
更に今回プレスで乗っていただいた方が、ボートに乗るのは初めてという方で色々な面で本当に気を使った・・・
もとから釣りも操船もかなりラフに行うタイプなうえに、狭い船内で沈黙というのも辛く、
常に何かを話し続けていなければならず、全く頭の中で今日の展開を組めずにいた。
前日(14日)のブログの最後にも書いてあるが、今回は
『状況に合わせて柔軟に対応していく展開』
をしなければならなかったのに、そんなことは一切できなかった・・・

以上、敗者の言い訳でした!
つーことで、ダツを二匹釣っただけで試合終了・・・

上位入賞の皆様
この画像を見ていただければお分かりいただけるかと思いますが・・・
皆様、シーバスでのウェイン!
しかも、優勝者&二位は僕達。も普段から釣りをするエリア内での釣果であり、
かなりのピンスポット&限られたルアーでの攻略ではあったのですが、
完全に僕達。の『ここは釣れない』という先入観からくる練習不足
であったと思う。
しかし、40人参加のウェイン12人ってのが・・・浜名湖らしい釣果でした(汗)
話が少し変わるが今回の試合、結果としては優勝&二位の方々が同じスポットから出たものの、
試合という意味での展開&内容からいけば3位の豊島さんが一番素晴らしかったと個人的には思う。
ピンスポットのランガンで4本釣って1回の入れ替えだったようなのですが、
完全に狙った上でのランガンであり、再現性の高さ、エリアではなくパターンとして釣っていく辺りに、
元トーナメントーとしての上手さを感じました。

話を戻しまして・・・
表彰式終了後、優勝の土屋さんと、二位の中津川さんにスポット&ルアー、釣り方を、
不甲斐なさと、恥を忍んで今後のために、こと細かく教えていただいた。
本当は言いたくないようなことまで質問攻めで教えていただき、本当にありがとうございました。

そしてもぉこれで、このパターンでの負けは許されない。
聞いてしまった以上はね。
今回の試合は、トーナメント人生7年間の中で一番の苦しく、辛い内容でしたが、
その分、多くのものを学び、経験できた。
プライドと自信はズタボロになったが、それを今後に生かしていけるかどうかが重要。
いろんな意味でまだまだと感じた試合でした。


賞品のバズライトイヤーが少し嬉しかったり・・・(笑)

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