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可能性

18日の内容がかなり白熱したので、本文中にて補足説明。
そもそもなぜ、ここまで11月の黒い固体に執着するのかといいますと・・・
11月に白くなる個体はだいたいの行動パターン、湖内でのコースも分かっており、
簡単に言えば、僕の中ではパターン化されている個体です。
それは奥浜名湖に続いている、西側の筋の魚がこの時期にはほとんど全て白くなることからも、
本来、浜名湖で考えられている通りに動いている大多数の魚はこう(白く)なるはずなんです。
逆に11月に黒い固体は行動パターン、湖内でのコースが現在のパターンには当てはまらない個体のはずであり
偶然に11月の一時期だけ、僕の中で釣れる場所があるだけで(そこを通るだけで)、
それまでの春に入湖してから、11月までの間はどこで何を捕食しているのか分からない無い個体なんです。
つまり僕は11月までの間、黒い固体がどこで、何をしているのかを知りたいために、まずどうして黒い個体がいるのかを考えており、
偶然釣れる黒い個体なんですが、それが僕には非常に重要な気がするんです。
10年前、浜名湖でキビレか黒鯛を釣りたいと言えば間違いなく、
夕方から朝方までの日が沈んでいる時間帯に、餌はユムシかボケで・・・
というのが当たり前でした。
ですが現在、シーズン中であれば真昼間のドシャローでポッパーを投げていればキビレか黒鯛が釣れる可能性は非常に高く、
餌に比べれば何十倍という効率の良さで釣ることができます。
ただ、そんな浜名湖のクロダイポッパーでさえ最初は偶然からスタートしたはずであり、
それを昇華していき、たった10年足らずで全国的にも有名な浜名湖のクロダイポッパーになったはずです。
琵琶湖のヘビーテキサスも同じで、2002年初夏のワールド琵琶湖戦で井手プロがヘビテキを行って準優勝したときは、
まだ1ozのタングステンシンカーすら国内には存在していなかったはずで、
それがたった5、6年間で夏場に最も使用頻度が高いリグになったわけなんです。
最初は偶然から始まったものに疑問を持ち、そして考察していく過程でパターンへと確立していくというのはとても重要なことに感じます。
ひょっとしたら来年僕は、この黒い固体を追っていく過程で、
水深50cmしかないシャローカバーにテキサスリグを打っていってシーバスを狙って釣るというようなことをしているかもしれません。
(あくまでも仮定としての話ですが・・・)
そして10年後には、
浜名湖でデカイシーバスを釣るにはシャローカバーにテキサスが一番効率がいい
なんて言われているかもしれません。
(何度も言いますがあくまでも仮定の話。)
釣りに関して言えば、これだけネット環境が普及している今、そこで一般的に出回っている情報や状況を得て、
一般的な釣果(程度の差こそあれ)あげるというのはそれほど難しいことではないと思います。
ただ、一般的に釣れてないと言われている時に一匹でも搾り出すために、
一般的に釣れていると言われている時にそれ以上に桁違いに釣るには、
やはり上記したような、
疑問を持ち、考察する
ということが非常に重要かと思います。
当たり前ですが、これは釣りだけでなく仕事や勉強でも同じなわけで、
平均以上の成績や、業績を残したいのであれば一般的に行われていない『何か』をしなければならないはずなんです。

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