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TOP50最終戦 霞ヶ浦水系

まず今回プリプラ時は苦しい苦しい噂が流れていたものの、こればサイズが良かったこともあって、
3本で3キロ、5本で4キロ後半って感じの魚のサイズ&コンディションだったから問題はいかに5本まで揃えるかって感じだった。
僕がプリプラのときに掴めたのは北浦本湖、霞ヶ浦本湖の1m前後のハードボトム(特に石積、テトラ)での巻物。
たぶんワカサギなんかのベイトフィッシュが入っていたんだろうけど、
最初はスピナーベイトで釣れることに気付いて、途中からフラットサイドクランク(Zクランクフラットサイド&ロデオドライブタイプC)にも好反応で、
最終的に行き着いたのは、ジグスピナーだった。
0,6mmの極細ワイヤーで、5gジグヘッド、VフラットPBに使われている特殊形状のブレード(インディアナの現代風)にシャッドテール4in。
これが1m前後のハードボトムを『最もスローに引ける』という理由で最もバイトが多かった。


プリプラの時はカラーは白が好反応だった。
正直、これだけで戦えるんじゃないかってくらい圧倒的に好反応だったけど、
プリプラスタート時で30℃あった水温は二週間で22~23℃まで下がってたからか、
反応の良かったハードボトムを直前プラで試しても痩せた500~600gしか釣れなくなってて、
明らかに魚の数も質も低下してるようにしか思えなかった。

ただ、ジグスピナー、クランク、スピナーベイトとローテーションしながら巻いていれば、
サイズは望めないかもしれないけど、とりあえず5本くらいは揃いそうな感じもあったので、
その途中で色々と試しながら釣っていこうと思って試合当日を向かえた。
そして、そんな甘い考えで初日は痛い目にあう・・・
巻き続けた結果、7時半にスタートして13時までノーフィッシュ。
もちろん、1mより浅いレンジ、深いレンジ、巻きスピードを替えたりと色々試したのだけれどノーバイトで半日が過ぎた。
午前中は曇ってたこともあって余計に巻きに執着しすぎたんだけど、お昼頃から太陽が顔を出して僅かに水温が上昇し始めた。
『水温低下が収まって上昇し始めたら葦から釣れだす』という僕の中でのセオリーがあるので、
葦前をスピナーベイトで巻き始めたら、リトリーブではなくて着水後のフォールでキロフィッシュが偶然釣れた。
これをヒントに、葦前にベイトフィネスで5インチカットテールのネコリグを落としていくと最後の一時間で4バイト。
でも午前中巻き続けて、体が完全に巻き状態になってるからバラす、バラす・・・
結局、取り込めたのは一本だけ、初日は二匹でのウェイン。
結果的にみんな苦戦してたみたいで、僕も苦戦したわりには真ん中より上で初日は終わった。
二日目は4匹、最終日は2匹のウェイン。
二日目も、最終日も巻きと打ちの比率は半々くらい。でも釣れたのは5本が打ち、1本だけ巻き。
ただ二日目の終了1時間前に投げたDEEP-X100に来たキロUPは本当にしびれた!

ミスの多かった三日間だったし、状況判断力であったり、集中力であったりがもっともっとあれば全然違う結果になってたかもしれない・・・
ってのは今回に限った話ではないし、そんなタラレバ言ってても仕方ないし。
今の自分に出来る三日間の限界が、今回の結果だったんだろうと思う。

今回のメインタックル
<クランク用>
オロチX4 F3-68X4
カルカッタコンクエスト51DC
ドラゴンコール12LB
DEEP-X100とか他、色々・・・
<ジグスピナー用>
オロチX4 F4-65X4
アルデバランMg
ドラゴンコール12LB
<スピナーベイト用>
オロチX4 F4-65X4
メタニウムMgDC
ドラゴンコール12LB
<ネコリグ用>
デストロイヤーP3 F2-63X(プロト)
アルデバランMg BFS
ドラゴンコール7LB
今年の7月。桧原湖で何年ぶりかの5点をくらって、かんなり凹んで帰ってきた後、
ブログで『何の為に釣りをしてるのか』という内容について書いたことがありました。
多くの方が僕の気持ちとは違う方向に解釈していたような気がするのでシーズンが終わった今、訂正させていただきます。
僕は『自分の目標の為に釣りを続けています』。
もちろんその過程で『釣りでご飯を食べていくこと』が最短ルートなのであれば当然そうすると思います。
ただ少なくとも僕が釣りを続ける理由は『自分の目標と夢があるから』ってだけです。

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