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中国バストーナメント BASSTOPGAMES

昨日のブログやSNSで更新した通り、昨日の夜日本に帰国しました。今回は9日間の中国でした。
既にブログUP済ですが、前半は上海フィッシングショー、後半は湖北省に移動してバストーナメントに参加してきました。

急遽、大会参加になったのでうなぎパイキャリー(中身全て釣具)を追加。

当初は上海ショーだけ参加の予定でした。
当初から大会オファーも頂いていたのですが、ペアトーナメントということで誰か他に日本人を連れて行かなければいけないこと、加えて私自身のスケジュールがタイト過ぎて3月半ばまでは『上海ショーだけ参加』の予定でした。
中国側(大会主催者及びBKK本国)が『誰でも出られるわけじゃないBASS TOP GAMESというでっかい大会だから其方にもメリットあるし、どーしても出てよ』と言い出したのは3/15頃。
私は『日本を代表して出るなら絶対勝ちたいし、勝つならBKKチームとして草深さんを招集してくれ』とお願いしました。
BKK社長からボトムアップ社代表川村(光大郎)さんにまで連絡が行って(草深さんをお借りするには当然、所属先のボトムアップ社の許可が必要。業務を停止して来て貰う訳ですから)、直前まで草深さんは日本で試合(WBS初戦)をしているので、その足で向かうことになるけど『物理的には可能』ということで『じゃあ出よう』となったのが3/20頃でした。

上海で草深さんと合流。

前情報は何もなかったけど、事前に草深さんが『上海からの新幹線の停車駅的にここじゃないか』という湖の予想だけGooglemapを見て探してきてくれていて(見事当たってた!)、『場所が分かっても何ともならんけど(笑)』と言いながらワクワクして現地に着きました。

着いてまずスマホで湖の形の確認。お互いやりたい場所、チェックしたい場所のリストアップ。

私自身は中国でトーナメントに参加するのはこれで3回目。
当時のブログを読むことが未だに出来るんですが(長くブログ書いていて良かった)、2012年に2回参加しています。当時26歳。14年前(笑)
厳密には1回は予選会、もう1回は決勝大会。2012年の2月と5月だったと記憶しています。
当時はアメリカFLWシリーズが中国進出したタイミングで、その初年度。
予選会は2位で通過して、決勝大会も準優勝でした。

ただ当時の中国は今よりもレベルは低くかったからなんとかなったという感じも否めず、近年は中国トーナメントもかなりハイレベルで(アメリカのトーナメントに参戦している中国人も普通にいます)、『出るからには勝ちたい』とか要らんこと言ったなぁ。というのも半分本音でした(笑)

日本だと『小野湖』みたいなフィールド(つまり平野部リザーバー)。規模は房総リザーバーの三島湖と豊英湖足したくらいの大きさ。湖の名前は帰国した今でも知らないというくらいで行きました(汗)

練習に充てられた時間は半日だったので足早にチェックします。
※ちなみに中国の多くのトーナメントが『練習は魚探OK、試合は魚探(2Dも)NG』ってルールなんですが(昨年のチャオズイトーナメントも同様)、そもそも私たちはプラから魚探なしです。皆練習ではライブスコープ使いまくってた。

中国のバスフィッシングフィールドの多くが食用に養殖されたブラックバスが放流されています。
ただここ数年はその放流バスが野生化していて、トーナメントで勝つためには放流バスだけでは無理ではないか。
というのが私たちが中国人の知り合いから教えてもらっていた唯一の情報でした。

確かに500gくらいの養殖バスがぽろぽろ釣れる。

草深さんも。

ただ入れ食いってこともなく、一時間に一匹くらいかなぁ。それくらい。
どうやらこの魚たちも最近放流されたのではなく数か月前、野生化している魚は数年前から生き残っている完全に野生化している個体だという事を大会後に知る。
日本みたいにサギやカワウが居なくて、更に食べ物は沢山あるから少しづつ順応できるんだと思われます。

そんなことはこの時点では分からないので、『どうやったら大型の放流バスが釣れるか』を二人で煮詰める。
途中で分かったのはシャロ―(1m以浅)で釣れるような魚は400~500gくらい。
イメージ的に水深3mくらいまで落とすとMAX800gくらいまでの魚が釣れる。
これは偶然気付いて、途中バッテリーを使い切って漂流されて(笑)レスキューが来るまで仕方なく捨てキャスト的に深い方に投げたら良いサイズが釣れた。
そっから浅い場所はパスして深めや急深(岩盤とか)を狙いだすとサイズが伸びる。
ちょっと勝負できそう。
この時点で二人の間では『750~800gで揃えれば勝負になるのかな?』といった感じでした。
3匹リミットなら2400g、5匹リミットなら4キロ弱。ここらへんがボーダーではないかと。
※私たちが大会のリミット(計量匹数)と開始&帰着時間を知らされたのはプラ終了後(笑)たぶん私たちだけインフォが届いていなかった。というか受け取ることを知らなかった。

あとはエリア全体を見て終了・・・のはずだった。

いきなり釣れたキロ弱。

と、1350g。こんなの居るの?

最初の3時間である程度フィールドコンディションは掴めていたので、全体を見ながら『日本でこの時期(春)だったらこの感じですよね』と、ディープ隣接のショボカバーやオダを撃つとこのフィールドでは規格外のサイズが釣れる。

そもそもこれまで釣っていたMAX800gとは色が違って、茶色いというか、黒いというか、いつも私たちが見ているブラックバスそのもの。
ただ口がちょっと小さい(気がする)のでこれが『野生化したブラックバス』なんだと思います。たぶん。

ここら辺までは、私と草深さんが中国の初場所で半日でたどり着けたとこです。
桟橋に戻りながら『5匹リミットなら4キロ目標』から『あの魚を最低1匹混ぜつつ、他はアベレージ800g目指して絶対に4キロ超えないと勝てないだろう』と上方修正して練習を終えました。
※桟橋戻って他選手に5匹リミットと8時スタート14時帰着を教えてもらう。

『勝ったら賞金に税金掛かりますよ』とか皮算用しまくりな前日。

この日、桟橋に戻ったのは15時頃だったんですが、そこから取材やら撮影やらオープニングセレモニーやらが山のようにありホテルに戻ったのは21時頃。そうだ、中国はこうだった。忘れてた。
草深さんは入念に24時まで準備していたそうですが、私は頭痛すぎて22時には寝た。明日の朝準備しよ。

大会初日スタート。今大会、草深さんは遠慮して終始、私にエレキを踏ませてくれた。

この日は朝から草深さんがヴァラップスイマー3.3インチの5gフリーリグで連発して良い感じにリミットを作ってくれた。
10時くらいにはリミットが揃って入れ替え作業へ。
お昼頃にシャロ―のショボオダにキャストした私のMSクロー2.6インチの5gフリーリグにジャスト1キロくらいのキッカー!やっぱり茶色い普通のブラックバス。この一匹で完全にこのパターンに確信した感じでした。
普通に『800gベースで揃える』って書いちゃうんだけど、この日780~800gで揃ったのは帰着一時間を切ったタイミングで、それまでは2匹600g台でした。
だからキッカーだけを狙うとかはリズムやタイミング崩れると危なっかしくて出来ない。ギリギリだけど良いリズムだったように思います。

海外選手という事もあってライブカメラ同船、スタート前から計量までずっと誰か撮っていて疲れる(笑)

良い位置のスタート。

初日は4150g/5匹で3位スタート。
首位は4210gで60g差。4位のチームが3800g台だったので事実上の上位3チームでの勝負だなって感じでした。

TOP3は初日終了後、そのまま併設されたスタジオでインタビュー。もちろんライブ配信。

途中で、このライブ配信(TikTok)って何人が見ているのか気になって草深さんがカメラマンに聞いてくれたら『今、3ミリオンだよ』と答えられ『3万?30,000人?』とライブ画面確認したら、確かに3万人でした(汗)
人口10倍居るから当たり前なんだけど凄いですよね。

この日は『こいつら本気で勝つんじゃね?』となったのか、BKK側が『今日は宴会出ずに(中国の大会は中日にもある)明日の為にゆっくり休んでくれ』と撮影が一通り終わったら早期解放(笑)助かる。

この日の夜はMSクローとヴァラップスイマーを二人でライター補修(笑)

大会2日目小雨

2日目は天気がプラ&初日と違うからその変化も分からなかったけど初日通りにスタート。
草深さんはヴァラップスイマー3.3インチのフリーリグ、私は同様にヴァラップスイマー3.3のテキサス(6g)にMSクロー2.6インチのフリーリグのローテーション。
この日は数が伸び難く(前日皆で魚抜いているからね)、ぽつぽつしか拾えず序盤はリミットも不安になるほど。
なんとか二人で一匹一匹を大切に釣っていって、雨が上がってちょっと明るくなったタイミングでディープ隣接シャローのブッシュ&オダ狙いを織り交ぜる。
800gで揃っていないからキッカー狙いにシフトというよりは流しながら織り交ぜていく感じ。
1100g、そして昼頃に1180gをキャッチ。どちらもMSクロー2.6インチの5gフリーリグ。完全に霞北浦水系的な感じ。
この時点で4500gを超えていたけど『完璧に勝ち切る』と思って二人でその他のベースも800gで入れ替えきって帰着。
国内トーナメントでの試合同様『試合中に解像度が上がっていく』感覚が凄く強い2日目でした。相変わらずの捲る展開。

2日目の計量は初日の下からの順位順。

2日目は4620g/5匹でトップウェイト。たぶんこのフィールドのMAX値だと思う。

結果トータル8770gで2位を大きく離して優勝となりました。

両日ともに同船カメラに加えて撮影艇やドローンに絶えず囲まれてしんどかったけど、注目されるのは嬉しいし、ありがたい。

せっかくなのでトロフィーは持ち上げました。

表彰ではBKKはトーナメントシャツではなく、BKKウェアを着て欲しそうだったけど(後にBKKウェアで写真は撮影しました)、二人で相談して『日本でも着ている』トーナメントシャツを選びました。
色々な考え方があるけど、私たちは日本の多くの企業さまと、中国のBKKの支援でプロ活動を続けています。正装はコレです。

シャンパンファイトは草深さんは戦ってたけど私は徹底的に逃げた。アルコール苦手だから(笑)

おそらく今年以降、中国釣具企業と契約する日本人プロも出てくると思います。今後、どんどん増えるはず。
今回のようにかなり大規模な中国バストーナメントに招待されて出場する選手も増えるはず。
色々な意味での時代の変わり目なのは間違いありません。

中国企業と最初にプロ契約をした日本人は私のはずです(BKKと2017年)。
今回、このような機会を頂いて、日本人として初の中国トーナメントでの優勝もすることが出来ました。
どちらも凄く強運だったなと思っています。

今回、様々な方々のご協力で上海フィッシングショー及び中国バストーナメントに参加できました。
BKKジャパン、BKK中国の皆さんはもちろん、ペアを組んでくれた草深プロ、長期間草深さんが中国に来るのを許可してくれた川村さん、主催者の皆さん、私のスポンサー各社さまのお陰です。
国内トーナメントも引き続き頑張ります。

メインタックル
〇5gフリーリグ用
草深さんから借りた旧ブラックレーベル610M
メタニウムシャローエディションHG/シマノ
マスティフ14LB/シマノ
MSクロー2.6インチ/デプス

〇6gテキサス用
ゾディアスパックB610M/シマノ
アルデバランDC HG/シマノ
マスティフ12LB/シマノ
ヴァラップスイマー3.3インチ/ボトムアップ

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