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  1. エクスプライド&ゾディアス

新しいから良いとは限らない。

ブログを10日間ほどお休みさせて頂きました。たぶん一年で一番長いお休みを頂きました。
既に年末ですが、年が明けたら二週間後には釣りフェスティバル(旧横浜フィッシングショー)です。

今年から名前が変わり横浜国際フィッシングショー改め、釣りフェスティバルに。

横浜ショーは私が参加し始めた約10年前は1月末か2月頭だったんですが(当時は翌週大阪ショーで死のロードでした汗)、年々早くなり今年は遂に正月明けしたらすぐになってしまいました。
今年も参加しますし、お世話になっているメーカーさまからは注目度の高い新製品も登場します。

話は変わりまして。
バスプロと呼ばれるジャンルの中で私は比較的多くのブログ記事をUPする方です。SNSの需要が非常に高い時代ですが、長文を書ける、読み返せるという意味ではまだまだブログは第一線で活躍してくれています。
私のブログは釣りブロガーと呼ばれる方々に引けをとらないアクセスを稼いでいると勝手に自負していますが(笑)、アクセス数(による広告収入)を稼ぐことを目的にしている釣りブログはこの季節、来年出るのかも分からない、見たこともない、ましてや既存モデルすら使ったことのない製品の憶測記事や提灯記事が乱立します(笑)
手軽にアクセス数を稼げるとは言え、もはやこの手の記事を見飽きたのは私だけではないはず(笑)
中には『こうなるだろう、こうだろう』だけで評論されているエアインプレ記事すら存在します(笑)せめて使ってからにして欲しい(汗)
そこで今日は果たして新製品ばかりがそんなに凄いのか?という、プロとして書けるギリギリの現在溢れる憶測記事へのアンチテーゼをお送りしたいと思います。

先日のSDG Marine琵琶湖試乗会で深江プロが持ち込んでいたタックル。

実は先日のSDG Marine琵琶湖試乗会で深江プロには久々にお会いしました。数年ぶりです。
私がシマノに入ってから同じロッドのテストをすることは何度かありましたが深江プロはアメリカで、私は日本でテストをしてシマノ開発にフィードバック。
そんな感じで深江プロとは一緒にお仕事していましたが、直接お会いしたのは本当久しぶりでした。
そんな久々にお会いした深江プロの持って来ていたタックルの中に旧エクスプライドが一本入っていました。
170MH-FRというそのモデル。実は私も唯一、旧エクスプライドの中で現役で投入しているモデルです。

右側、今年のTOP50第四戦北浦ではメインだったロッド。グリップだけ現行と同じものに変えています。左は現行の別機種。ロゴデザインなんかが違うのが分かるかと思います。

この170MH-FRというのは初代エクスプライド最後期にできたモデルで非常に完成度の高いロッドでした。
ネームについているFRはフロッグの略なんですが、深江プロは水面系でPEを用いた釣り全般に、私はフロッグには一度も使ったことがなく(笑)基本バックスライド専用ロッドとして様々なフィールドでデッキに並びます。

遠征時には新品の予備ロッドを持っていくほど無くてはならない一本です。

今回は単にこのロッドが良いということを伝えたいわけではありません(笑)
初代エクスプライドの170MH-FRは確かに隠れた名竿だと思いますが、それはあくまでも深江プロや私にとってはの話であって全員がそうとも限りません。

エクスプライドは2017年にフルモデルチェンジしました、170MH-FRが出たのは2015年。既に発売から5年、エクスプライド自体モデルチェンジから3年が経ちます。
ただ未だに二人の中では第一線で戦ってくれているロッドです。

釣りの楽しみ方は様々なので、私たちのように釣果第一主義の方ばかりではないのも知っています。
これで釣りたい。新製品で釣りたい。新製品を使ってみたい。
そんな楽しみ方ももちろん『アリ』なんですが、沢山釣れて、大きな魚が釣れて、楽しくない人嬉しくない人なんて居ないと思っています。
新旧高い安いだけでタックルを語るのは少しもったいないので、その人ごとに合ったものを見付けて頂ければと思います。そして私たちが日々書いたり話したりする内容がその助力になれば幸いです。

で!来年新製品なんですが私が携わったものを含めて面白いもの、釣果を上げてくれそうなものも沢山あるので是非、各ショーでお会いしましょう!←自己矛盾(笑)

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