今現在、私はバス&ソルト共にシマノ社からロッド(釣竿)のサポートを頂いていています。
SNSなんかでは度々ネタにしているのですが、他社新製品ロッドも買って試したりを日常的にしているのですが、年に数回、シマノの中古ロッドを買うことがあります。
一つは自分のコレクション用に集めている一部のロッド(主にBSRです笑)。
そしてそれ以外に程度の良い中古を探して買うシマノロッドがいくつかあります。
今現在、私のメインロッド(ブラックバス)はエクスプライド&ゾディアスです。ご存知の方も多いかもしれませんが約95%はこの2シリーズで私の釣りは構成されています。
残りの5%前後がバンタムやポイズンの一部機種です。
メインとなるエクスプライドやゾディアスに関してはモデルチェンジ後も手放せないであろう機種は、モデルチェンジ直前に予備をお願いしたりしているものもあるため万一不手際で破損したりしてもすぐに使えるようにしています。
トーナメント時、フィールド×機種によっては『万一破損した場合に』ということで遠征先に予備を持ち込んだり、場合によってはロッドストレージ(ボート内)に積んだりもします。万一が起きないようにの御守りみたいなもんですね(笑)
ただ当然、この『廃盤前に予備を貰う』ってことは自分が手掛けた機種やメインとしているシリーズ以外ではなかなかしにくかったりします。
で、破損した場合に程度の良い中古を探したりするわけです。
で、そういった『予備』的側面だけでは無く、自分のスタイルが変化したり、新しい釣りをするようになったり、気付けば廃盤機種がメインロッドに昇格していたりと色々と起きるのですが、そんな時に色々使い比べて最近は改めて初代ポイズンアドレナの完成度の高さを感じています。
皆さんご存知の通り、シマノ×ジャッカルのコラボロッドであるポイズンシリーズにはアルティマ、グロリアス、アドレナと3シリーズが存在します。
アドレナはその中でも最も安価なシリーズで、シマノ製品を含めた全体の価格帯でいくとエクスプライドの一つ上のプライスレンジに属するシリーズです。18年に現行モデルへとモデルチェンジしていますが今日題材にしているのは13年リリースの初代。
ポイズンシリーズは特に最上位のアルティマなんかはカンカンの乾いた感じが特徴ですが、アドレナには(特に初代)適度な粘りがあります。もちろん現行アルティマなんかに比べたら重たいんだけど、私としては多くの場面で必要十分な軽さです。
初代アドレナの今の中古市場の価格って概ね一万円台前半〜半ばで二代目エクスプライド(2017年)とほぼ同じ価格帯にいます。
もし私がノーサポートの若手プロだったり、仕事ではなくバスフィッシングを楽しんでいたら間違いなくこの2機種の中古でほとんどのタックルを組んでいると思います(笑)
特に初代アドレナの魅力は他に無い絶妙な機種があるんですよね。
例えばシマノの他シリーズだとベイト7.2ftってジグテキサスやスイムベイトに対応したMHやHしかないんですが、初代アドレナにはMアクション(172M)があったり、スピニングで6ft前半のULってどれもソリッドティップなんですが初代アドレナには6.1ftのチューブラーULアクション(261UL)があったりします。どちらも非常に完成度が高い機種です。
もう10年近く前のシリーズですが、なんやかんや私の遠征ロッドの束にいくつかお気に入りが入っています。