最初に記述しておきたいのですが、昨日の浜名湖チャプター、
参加者45人中、ウェインできたのはたった4人
見事にウェイン率は一割を切り、おそろしいほどのタフコンディションの中開催された。
☆前日プラ☆
ブログを見ていただいている方はご存知だと思うが、
前回の第一戦以降、毎週琵琶湖に行っており、この12日(土曜)が約一ヶ月ぶりの浜名湖。
それまで浜名湖に出ていた知人の方々から情報はもらっていたものの、みんなが同じように、
全く釣れん!
鯛系はね。シーバスはまぁまぁです。
と口を揃えていたほどタフコンディションであった・・・
今回の第二戦は鯛系(キビレ、クロダイ)のみがウェイン対象なため、こいつらを何とか釣らないと意味が無いのだが、
前日プラでは、ドコをやっても、何をやっても・・・
皮肉にもシーバスは釣れる・・・
結局、ほとんど何も掴めないままプラは終了してしまった・・・
ちなみにこの浜名湖という湖、水面面積はそれほど大きくないのだが、
湖岸距離が、国内の登録されている湖の中で琵琶湖、霞ヶ浦に続く第三位。
広くは無いのだが、色々と入り組んでおり、移動にかなりの時間を要する。
例年のこの時期は。奥浜名湖と呼ばれる、浜名湖の北側でよくキビレが釣れるため、
メディアで取り上げられたりしているのであるが、
逆にこの時期の南側(表浜名湖)は全くといっていいほど釣れない・・・
じゃあ、奥浜名湖に行けばいいじゃん!
となるのであるが、そこで問題になるのが上記した、入り組んでいるという浜名湖の特性である。
表浜名湖に大会会場があるため、奥浜名湖に行くには9,9馬力の和船では一時間近くかかるのである。
数百馬力を搭載しているような船がわんさか出るこのトーナメントでは一時間掛けてたどり着いたところであとの祭り・・・
今年の初め、トーナメントスケジュールと試合のルールを見たときに、この、
第二戦は、キビレ&クロダイのみ
他3試合はシーバスOK
というのを見て、『まぁ、この試合は100%お立ちすら無理だな・・・』と思った。
が、しかし!自然とは恐ろしいもので、今年の奥浜名湖は今現在、キビレ不発なのである。
これは、今年の浜名湖全体にいえることだが、例年よりも進行が一ヶ月弱遅れている感じがする。
では、表浜名湖のキビレが良く釣れているのかといえば・・・
全く釣れん!
になるわけなんです(笑)
正直、出るのさえやめようかと思ったが、(京都チャプターに出ようかと本気で思った・・・)
今後の自分のために
という理由から出場を決意。
今回は釣ることではなく、気持ちを折れないことを目標に頑張ってみようと思った。
☆試合当日☆
フライト風景。奥浜名湖を目指すバスボの方々。
会場で何人かの人達と話をするもみなさん釣れていない様子・・・
皆がキーパー一本でお立ち。下手したら5人釣ってこないと噂する中、
奥浜名湖は少しは反応がある
というネガティブになりそうな情報のみが耳に入り、更にやる気を削がれた・・・
7時半スタート。かなりの人達が奥を目指しているなか一人、表浜名湖のポイントへ・・・
今回プラ不足もあり、あまりにも状況が見えていなかったため、
昨年少しでも釣れていたエリア
に入り、一日中集中して投げ続けることを目標にした。
前日のブログで『精神修行』と書いたのはこのためです。
そして、覚悟を決めた時、奇跡が起きた・・・
何かきたな??
最初はシーバスかと思って余裕で寄せてきたら、魚が見えた瞬間平らなことに気付く・・・
開始30分で、奇跡のキーパーギリギリのキビレを釣ってしまった・・・(汗)
その後、何も無いまま9時半を迎える・・・
この時は『この一匹で十分♪』と思っていたのであるが、
いつも琵琶湖&浜名湖で一緒に仲良くして頂いているスズキさんが同ポイントに来て、
目の前でいきなりキビレを釣られてしまった・・・(笑)
ちなみにスズキさんは仕事の休みと重なり、金曜日から丸二日間フルにプラに出ていたのですが、
この瞬間まで僕と同じく、鯛系の影すら見えていない状況。
やっぱり日ごろの行いですか??
と聞きたくなるほど、鮮やかにランディングもきまりお立ち確定☆
目の前で釣られたら、負けるわけにはいかんとお互い猛暑の中投げ続けるも、やっときたかと思えばシーバス・・・
流すラインを変え、水深を変え、11時頃・・・
二匹目がヒット!
普段からしたら凄く小さなキビレなんだけど、この時はランディングした瞬間に叫ぶほど価値のある魚。
これがトーナメントの最高の感覚なんだと思う。
結局、キーパーギリのキビレ二枚でウェイン。
ウェイト的に二匹でキロちょいだろうなと思っていたので、
奥浜名湖で45cmクラスのキビレを出してこられたら一匹で負けだなと思って帰ってくると、
予想以上に釣れてない!
僕とスズキさん以外で釣ってきたのは二人だけ・・・
45人参加ですよ・・・
奇跡の優勝・・・(汗)
たった1380gでしたが、唯一の二匹ウェインのためブッチでした・・・(笑)
しかも・・・
スズキさんと1、2です!!(笑)
ハッキリ言って、今回狙っていた場所が良かったわけではなかった・・・
エリア的にはダメエリア。完全ノー感じな場所だったのだが、
それでも最初から最後まで諦めずにやりきったために搾り出せた魚だったと思う。
実際に、途中かなりの参加者が立ち寄りましたが、結局釣れたのはずっとロックしていた二人だけ。
2時間にワンバイトあるかないか・・・
ブラックバスと違いワームを使えず、プラグだけの投げて巻くの繰り返し・・・
それを諦めずに一日中行えたために二人にだけ釣れた魚だったと思います。