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コンプレックス ~その2~

先日、コンプレックスについて書いて、多くの方がコンプレックス=リールと思っているはず。
知ってる人は知ってると思いますが、コンプレックスシリーズにはロッドも存在します。


62UL、63L、68L&アンリミテッド65L。
コンプレックスにはもう一本72ML(だったと思う)が存在するんだけど、僕の持っているのは上の三本。
この三本に関してはほぼ同じスペックがファイナルディメンションシリーズにもラインナップしていますが、
全くの別ロッドみたいな感じになってます。
コンプレックスは全機種、綺麗な曲がりが採用されており、FDシリーズのような極端なテーパーはなし。
僕は個人的に、『曲げただけで魚とのファイトが想像できるロッド』が好きなので、コンプレックスシリーズのほうが好きだったりします。
ちなみに今年発売されたFDアンリミテッドも曲がる系のロッドですね。
あとコンプレックスの62ULとアンリミテッドの65Lにはソリッドティップが採用されています。

ロッドを開発している方や、ロッドをデザインしているプロの方々とお話をしていると、
ソリッドティップ=食い込み重視みたいな単純なものでないのは120%分かりきっていることですが、
フルソリッド、ソリッドティップ、チューブラーと全てが一長一短であり本当に感覚的な調整が難しい世界なんだなぁと思います。
僕は今、すごく気になっているフルソリッドロッドがあるんですが、改めて触ってみたりすると本当に究極の設計だなぁと思わされる。
僕もそんなのが欲しいなぁと思ったりするわけなんですが、ここで出てくる問題が市場での需要。
ソリッドロッドは重量の関係上、フラットのティップ下向きドラッキング専用みたいなものを除けば、
基本的には6~6,1ftが限界な気がする。
今の市場に6ftロッドの重要性なんてほとんどないんじゃないのかな??
もちろんその良さを分かって設計されてラインナップされているロッドもあるけど、
全て超有名トーナメントプロが使い、結果を残すことでお店で動いているのがほとんど。
物の良さだけではなかなか難しい商品な気がする。
内容がかなり脱線するけれど、僕は北浦戦のライトリグで61ULというスペックのチューブラーロッドを使っていた。
最近作られたというよりは、ちょっと前の高弾性ブームの中で作られた操作性&感度重視のロッドで、
僕は二日目にこのロッドを使ってことごとく魚をバラすことになる。
条件としては1~2mの浅いレンジを1,3OR1,8gのダウンショットの近距離キャストので護岸の壁+αを攻めて行くって感じだったんだけど、
もしあれを同スペックのフルソリッドでやっていたら少なくともあそこまではバラさなかったと思う。
しかし現に似たようなスペックのフルソリッドを当日ボートに積んでいたのに、使わなかった現実、というか使えなかった現実もある。
底が岩とか石なんかの根掛りが多発するようなスポットでソリッドロッドを使うということは、
魚を掛けるという行動まではどれだけ使いづらいかは簡単に誰でも想像できるんじゃないかな。
ストレスなく攻められて、さらにソリッドロッドの長所をいかせられるロッドなんて市販されている中には僕の記憶では2、3本しかない。

あれはただでさえ魚に厳しい北浦&アフターってことでより躊躇だったのだと思う。
何が書きたかったのか分からなくなってきたここらへんでさようなら・・・

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