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浜名湖シーバスオープントーナメント 最終戦

ちょうど一ヶ月前くらい。TOP50の最終戦が終わり、一息ついた頃にブログ上で、
『残っている浜名湖の試合は両方勝つ』と公言した。
何がそうさせたわけでもないけど、自分で自分を追い込まないとやる気が出ないタイプの人間なので、
そんなに簡単に勝てないのも分かっていたけど、自分にプレッシャーを与えた。
昨年は浜名湖オープンと全ての予定が重なり一回も参加できなかったけど(ってか浜名湖出たの二回だけだ・・・)、
今年は初戦を参加。ブッツケ本番だったけど優勝することが出来た。
2戦目の時は福島県、桧原湖にいて、3戦目は徳島県、旧吉野川にいて不参加。
そして、TOP50シリーズの終了した10月の試合からもう一度、浜名湖に浮けるようになった。(毎年だが・・・)

更に、今回の二連戦は僕にとって一つの足かせを付けての戦いとなることも覚悟していた。
僕はこれまでの浜名湖のトーナメントに6年間(ソルトチャプター含む)で9回参加してきたけど、
そのうち5回を優勝している。
そして、少なくともそのうちの3回の優勝はとあるエリアでの魚をウェインしてのものだった。
しかし、他の人とのバッティングや、想像もしないようなエリアのため公表はしたくなかったし、
ここが僕の浜名湖での生命線の一つであったのも事実だった。
そして、今回は二週間前の浜名湖ボートゲームフィッシングの際はチームヤマハの皆さんとの参戦だったし、
今回の浜名湖オープンの最終戦は一般のプレスの方を乗せての戦いだったので、
『両方(シークレットエリアを使わないで)勝つ』
が、僕の本当の目標だった。

そんな感じで、二週間前の浜名湖ゲームフィッシングではギリギリの展開だったけど、
皆がやるようなエリアを中心に根性で魚を出して優勝することが出来た。
この時メインにしたのは、庄内湖エリア。
プラの段階から浜名湖西側のほうが圧倒的に魚が多いことは分かっていたけど、
狙って60cm以上の魚を出すなら間違いなく庄内エリアだった。
問題となるのはタイミングとスポットだけで、それさえはまれば勝てる。
僕が庄内エリアで狙うのは4スポットだけだけど、そこを何回も入りなおし、
結果的には僅差ではあったけど勝つことが出来た。
そして今回の浜名湖オープンの最終戦。
まず、金曜日の午前中は前回の試合ぶりの浜名湖となったので全体の季節感を見ながら、
前回のメインエリアとなった庄内湖を中心にプラ。
相変わらず、他のエリアよりサイズが良くて、うまくいけば開始30分で5キロくらいは揃う感じだった。
翌日の、土曜日の午前中は一発の可能性を見るために、鉄橋より南(もしくはその近辺)のエリアを中心にプラ。
僕には全く釣れなくて、庄内エリアは翌日に向けてプレッシャーを掛けたくなかったのでほとんど手を付けず、
万が一のことを考えて、シークレットエリアの一箇所だけ打ちに行ってみることに。
その二投目で70UPが釣れ(前日のヒラギはそいつが吐いた)完全にプラ終了。

目標は『庄内エリアで5キロ半(70+60ちょい×2)』
庄内での70UPは下げ潮の一瞬でしかチャンスはない。
それまでに少なくとも60cm以上の魚を2本は揃えておかないと優勝は難しい。
当日は8時半潮止まりと読んでいたので、7時にスタートして2時間で二本の60cmを取って、
そこからの1時間半の下げでなんとか70UPを入れるプランを組んだ。
そして、もし5キロ半釣って勝てなかったら、それ以上釣ってきたヤツがえらい。

・試合当日・

今回は受付だけで15分くらい並んだんですけど・・・参加者多いな!
今回は7時ちょいスタート、11時帰着という超短時間勝負だったので、
フライト順はかなり重要と思っていたら、クジで引いたのは奇跡の3番フライト。
水路内、追い越し禁止というルールになったので会場から200mのスポットに一番で入れた。
そして、みんなが水路から出てきてる最中に一投目からヒット。
ノープレッシャーの一番良いスポットから出てくるのは間違いなく60cm以上と思っていたら・・・
50cm、700gなんですけど・・・
『コイツは絶対に入れ替える』とプレスの方に言ったものの、頭の中では、
『ひょっとして変わったか??』と不安がよぎる・・・
その後、いつも通りのランガンをするが・・・一匹のまま気が付けば潮が完全に止まった9時ちょい前・・・
下げ始めるのと同時に、庄内の朝のピンスポットに入り、何とか70cmくらいのキッカーが入ったが、
肝心の60cm×2が揃ってない・・・ただいまのウェイト、2キロ後半・・・
庄内のやりたいスポットを下げで一通り流し、時刻は9時半・・・

このままじゃ・・・勝てない。

プレスに乗ってくれたOさん。手前、70UPのエラにフックが刺さっていたためデッキは血だらけに・・・
9時半に決意した僕が向かったのは、今まで公表してこなかった川。
そこからは帰着に向かう10時半までの1時間で回ったスポットは6箇所。
うち5箇所で5本。全て60UP、75cmが一本入った。
おそらくその1時間のキャスト数は30投程度。
『あそこにある岩だけ狙います。あの柱だけ打ちます。』
そんなことをプレスの方に言いながらたいがいが3投以内くらいに結果を出した。
途中からは65cmも入れ替える気満々だったので、一番下の魚は完全にアバウト入れ替え(笑)
それよりも、一箇所でも多く、一投でも多く70UPを狙いたかった。
途中、庄内の70UPが血を出しすぎで弱り始め、15分くらい看病したが、
あのタイムロスがなければ、75cmクラスをもう一本追加できたと思う。

完全デッドだと検量してもらえないので、検量スタートとなる10時45分には会場に戻った。

3本持ちは重たくて出来ませんでした・・・・
結果、三本8515g

三位の堀さん、4位のスズキさん強えぇ!
参加者103名、ウェイン率26%、リミットメイクは8人くらいかな
二位の方が3700gぐらいだったので、ダブルスコア以上でした。。
自分の目標にしていた『庄内で5キロ半で優勝』という目標は達成できなかったけど、
あのエリアに行ったからにはこれくらいのウェイトは出さないとね。

表彰台ではエリア名も、どうやって発見したか、どんなレンジを狙ってるかまで公表したので、
興味のある方は参加した方に聞いてみてください。

そして、年間優勝は・・・

ついにとってくれましたね!!年間優勝で船外機って・・・凄いですね。
毎回100名前後が参加するトーナメントで、4回やって3回お立ち台は本当に見事でした。
第3戦で5位に入賞したとき、四国でプラしていた僕に、
『勝てる試合を落としました。優勝できるだけの魚を掛けたのにミス連発で・・・黒田君なら圧勝したと思う』
そんなメールをくれたとき、ちょっと嬉しかったです(笑)
来年も必ずとって二年連続期待していますから!!

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