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背中は押さないよ

今日は特定の方のために更新します。
僕のブログには『御用のある方どうぞ』って連絡用のアドレスが載せてあります。
基本的に釣り関係用として使用しているこのアドレスに月1、2件だけどブログを見てメールを下さる方なんかも居ます。
その大半が『頑張って下さい』とか『おめでとうございます』といった内容でいつも励まされています。
更に年2、3件ではあるけれど相談めいた内容のメールもあり、時間が許す限り丁寧にお返事を書いているつもりです。
一昨日、『右脳左脳』って内容を書いた日に、とある方からメールを頂きました。
年齢は書いてなかったけれど、文章の内容から学生だと思われ、丁寧な言葉使いから大学生ぐらいかなと勝手に想像させて頂きました。(違ってたらごめんよ)
内容は相談事で詳しくは書けないけれど、
『やりたいことがあるんだけれど、自信がなく始めの一歩が踏み出せない』
といったものでした。(ストレートにそう書いてあったわけじゃないけど、そう解釈させて頂きました)
釣りは趣味程度にやる方で、夢はまた別の世界の話とのことでした。
メールの内容を読んだときに『あぁこの人、きっと背中を押してもらいたいんだ』っていうのはすぐに分かったけれど、ごめんなさい。僕は背中を押すことはできません。
過去に送られて来たそんな感じのメールにも何度か書いたこともあるのだけど、僕の中には『やらないことリスト』ってのがあります。
その中の一つに、
『走り始めようとしている人の背中は押さない。走るのをやめようとしている人の手も取らない』
ってのがあるんです。
分かり難い比喩だと思った方は、
『夢に向かって頑張り始めようとしてる人の背中は押さない。夢を諦めようとしてる人の手も取らない』
って解釈して下さい。
夢ってやっぱり勝手に身体が走り出しちゃうものだと思うんだよね。『最初の一歩を踏み出そう』って思わないと走り出せないのは夢じゃないのかも。走るのを止めようと思っている人の手を取るのも同じ。走り出した夢なんだったら、やめるかやめないかぐらい自分で決めなきゃ。
以前このブログでも書いたけど、僕の友人が一人、今年釣りを辞めました。その時も話しは聞いたけど、彼に続けろとも辞めろとも僕は言いませんでした。彼の出した答えを聞いただけです。
実際、背中を押すのってそんなに難しくない。けどしない。
もっと言えば、始めの一歩を踏み出しても周りの人達からしたらあんまり違いはない。始めの一歩も百歩目の一歩も周りからしたら同じ一歩だしね。嫌味な感じにとられるかもしれないけど、良い意味でも。(だからそんな一歩早く踏み出しちゃえとは言わないけど)
もちろん自分自身にとっては大きな一歩っていうのも分かるけど、意外と周りはそんなもんです。
自分に自信がなくてと書かれていたけれど(きっと最後まで走り抜ける自信がないんだ)、自信なんてあんまり関係ないよね。
走り初めたら絶対につるっつるにすべるから。きっとコケまくるよ。下手したら一歩目から。
自信があってもなくてもきっとつるっつるにすべる。大差ないくらいに。
こんなにすべるものかと思い、すべるのが怖くなり、すべった時の周りの目が気になって、怪我した部分がなかなか治らず。
途中でその道を引き返してしまえば一度通った道だからすべりやすい場所も、すべらない歩き方も覚えてる。
でも、前に進もうと思ったらすべるすべる。
偉そうに言う僕も、去年なんか何回すべったか分からないくらいすべった。今年も少なくとも一回は骨折したんじゃないかってくらい激しくすべった。ズデッって。
受験生はきっとこんな『すべる』を連発してるブログは見たくないだろうな。(話がズレた)
背中を押したり、手を取ったりはしてあげられないけれど、
『どうやったらすべりにくいか、どうやったらすべった後に立ち上がれるか』
だったら少ないけど教えてあげられるかもしれません。そして皆さんも僕に教えて下さい。
今すべった人も気にしないで。みんなすべってるから。
ちなみに12月に入ってからアクセス数が右肩下がりです。更新回数増やしてるのに(笑)
一応、釣りブログみたいですね。
ただアクセス数を競ってるわけじゃないから(競いたいなら『今日のご飯』とか『今日の出来事』みたいなので更新回数増やさなきゃだしね)、誰かの記憶にチビッとでも残ってくれたら嬉しいです。
でも釣りのことも書かないとね。

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