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Rigel ~リゲル~

昨年末頃より、何度かこのブログでも書いてきましたオリジナルスピンテール。
3月に入ってから色々とバタバタしていたのでなかなか進行状況を書くことができませんでしたが、
本日より、インターネット上で発売になっているみたいです。

まぁ、元々は僕がベイトブレスさんの『湾ベイト29g』を愛用していたことから話は始まりました。
一言でスピンテールといっても、様々な種類があり、更に一見同じように見えても、
ブレードの回転軌道やボディバイブレーションがルアーによって全く違います。
僕が他のルアーではなく、湾ベイトを愛用していた最大の理由はここにあり、
ブレードは高レスポンス高ピッチ、ボディーはほとんどバイブレーション、ロールなし、
でもロッドにはブレードの回転が伝わってくる。
これが湾ベイトの動きを分かりやすく表現したものだと思います。
そして、単純にディープレンジのシーバスのサイズを選んで釣れるのが湾ベイトの一番の強みでした。
ただ、唯一の欠点というかスピンテール全てに言える欠点なんですが、
1oz超の鉛の塊のスピンテールは非常にバラシが多く、ジャンプされたらほとんどと言っていいくらいバレます。
実使用でのバラシ率って50%近いんじゃないかってのが僕の実体験です。

そこを何とかできないかと、知恵を出し、色々と試行錯誤して出来上がったのが、
Rigel リゲル25g

中通しシステムのスピンテールです。
単純に中通しにすることで、ジャンプ時やヘッドシェイク時にフックからルアーが離れ、
重心が移動することによりバラシを減少させるというシステムです。
テストでは40~50cmくらいのシーバスに何度もジャンプさせてみましたが、
リーダーなし12lb直結で、ジャンプ時にだいたい1mくらい魚とルアーが離れます。
今のところ僕はフックアップ後はバラシゼロという奇跡のルアーです。
ただ、この中通しのファイト時にフックからルアーが離れるというのはその利点のまだ半分です。
意外と認識している方は少ないかもしれませんが、アイ→スプリットリング→フック、
という通常のルアーのフックシステムは非常にトリプルフックの自由度が少なく、
フックの平常位置から±100度(捻った状態)くらいしか自由度はなく、
それ以上捻りが加わると、必ず針先とは逆方向に力が加わり、フックはどんどん抜けようとします。
2本以上フックと付いているミノーやバイブレーションは片方しかフックアップしていなくても、
魚とのファイト中にもう一本も掛かったり、フックが掛からなくてもルアーの回転をもう一本が抑えてくれたりする働きがあるのですが、
スピンテールに関してはフックが一本しかないものがほとんどで回りたい放題になってしまうので、ジャンプやヘッドシェイク以外の、
ルアー自体の重心の移動がないようなときでも簡単にバレてしまったりします。
この部分もリゲルならファイト時に360度フックに捻りが入ろうと、ただラインが一回ヨレるだけなんです。
この二つの機能のおかげでほぼ100%取り込み可能なスピンテールの完成となりました。


絶対に外れません!!
さて、3月初旬頃から重さを25g前後と色々なところで公けにしだしてから、
『重たすぎませんか?浜名湖なら15gくらいが一番使えると思うんですが。』
と、耳にタコができそうなくらいに多くの方に言われたんですが、
正直言って僕には15gのスピンテールって必要ないんですよね。
以前にも何度か書いてきましたが、浜名湖は大阪湾や東京湾に比べて水深が非常に浅いので、
質全的に2mまでで狙っていくというシーンが非常に多くなります。
もしそこでスピンテールを横に引くのであれば、間違いなく15gというのは必要なんですが、
僕の場合は2mまでであれば各種ミノーとシャッドのローテーションのほうが、
圧倒的にハメ易く、更にサイズを狙ったり、必要な場所だけ何回も引いて、時には止める、
そんなことができるんで、軽いスピンテールという選択肢はほとんどありません。
確かに軽いスピンテールは飛距離も出るし、リーリングだけで誘ってくれるので、
非常にオートマチックで、扱いやすいルアーではあります。
ただ、だからこそ、人と差をつけるのが難しく、更にデカい個体を狙って捕れないルアーでもあるので、
個人的には非常に使いどころが少ないルアーなんです。

僕が湾ベイト29g、そしてこのリゲル25gで狙っているのは3m以深、時には10m近くまで、
そこで時に魚探を見ながら、バーチカル気味に狙っていくという釣りです。

浜名湖の周りでも売っているスピンテールのほとんどは15g前後で、
『売る』ことだけを考えて作るのであれば、もちろんその重さにしたと思いますが、
単純に僕が湾ベイトを越えたいという思いだけで製作は始まったので、ワガママなヘビーウェイトになりました。


重さから60cmくらいのシーバスかと思ったらデカフグでした。・・・何でも釣れるみたいです。
あと最後に正直に書いてしまいますが、魚のバイト誘発力に関しては湾ベイト29gを越えてはいません。
『えっ??』と思うかもしれませんが、冒頭でも書いたとおり、僕自身が湾ベイト29gを目指して製作が始まったので、
ルアーとしての泳ぎのポテンシャルはそこを目標に作ってきました。
実際のところ、バラシを激減させるシステムに関してはかなり初期の段階からほぼ完成していたのですが、
『深行レンジのバーチカル感』『手元に伝わるバイブレーション』『実際の魚の反応』
の三つがなかなか本家である湾ベイトと同じレベルまで達せず、結局製作の難しさの9割はコチラでした。
なので、バイト誘発力(魚を騙す能力)は湾ベイトと同じレベル、同じ性格(タイプ)と思ってください。
ただ、結果的な魚のキャッチ率に関しては他のスピンテールにダブルスコアで勝てると断言します。
そういった意味で『最強のスピンテール』だと。


ちなみに中央のパールホワイトが僕のオリジナルカラーです。ディープレンジはコイツが最強。塗料名までワガママ言って特注です。
製作段階では散々と口を出しましたが、作るのも販売するのも僕ではありませんので・・・(汗)
詳しくはコチラまでお願いします。(クレーム含む・・・)
青鬼ルアーズ
※注:浜名湖で僕より先にこのルアーで勝たないで下さいね。(笑)

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