僕の手元に製品のコレが届いたということは、
すでに発売されている、もしくは発売寸前なんだと思います。
以前も書きましたが夢屋パーツ史上、過去に例のない受注数だそうです。
何度も言いますがこのスペックで9000円はやはり破格です・・・
『32mmと34mmで何が違うのか?』と何度か聞かれましたのでちょい説明。
凄く単純な話、大前提として付けられるリールが違います。
32mmはアルデバラン(現行スコーピオン1000、1001含)に取り付け可能で、
34mmはメタニウムMgに取り付け可能です。
更に両方持っている、もしくはリール本体も買う可能性のある方へ。
同じブレーキブロック、同じブレーキ数で32mmと34mmをセッティングしても、
同じルアーを同じように投げられるようなセッティングにはなりません。
遠心力ブレーキは、他のブレーキシステム以上にスプール径によるブレーキ差が出るので、
32mmと34mmでは実使用でもキャストフィールの違いがあります。
普通だったら重量も軽い32mm径の方が軽いルアーを、より繊細なキャストができそうなイメージがありますが、
個人的には『より軽いルアー、より近距離で高精度の34mm』、
『オールマイティで普通のキャストも織り交ぜながらの32mm』で使い分けています。
ブレーキシステムとの兼ね合いもあり、
必ずしも、軽くて小口径のスプールのほうが軽いものを投げ易いわけではないというところが面白いです。
そして売ることだけを考えたら、本体が軽量なアルデバラン用だけでも良いのに、
しっかりとメタニウムMg用もラインナップさせるあたりに、
シマノさんのモノ作りへのこだわりと、実データ主義を感じました。
リールを両方持っている方は是非、両方購入して使い比べてみて下さい。