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浜名湖オープントーナメント第2戦 ケイテックCUP

今週は艇王グランドチャンピオンシップの為、再び移動です。舞台は神奈川県、相模湖。

こちらもお楽しみに!!

その後の別取材なんかもあるのでまた出突っ張りなんですが(涙)、その前に昨日の浜名湖オープントーナメント第2戦の詳細を記しておきます。

初戦の際にも書いていますが、今期の私は5年連続年間優勝を目指しています。
そんな中で4月に行われた初戦は14位/70人中という中位に終わり、首位とは13ポイント差でした。
既に初戦から年間優勝に黄信号が灯っており、場合によっては残り3試合全て優勝しても無理かもしれません。

2025年シリーズスポンサーは本田技研工業社、第2戦の冠スポンサーははケイテック社。

今大会から私のスポンサーでもあるデプス社にも大会協賛頂いております。その他にも釣り業界内外の沢山の協賛企業様によって運営されています。

6月7月は毎年スケジュールが超ハード&タイトで、今大会も前々日の夜中に福岡から帰ってくるのがやっとでした。
本来はもう少ししっかり準備をして挑みたいところなんですが、前大会ぶりの浜名湖となってしまい、前日夕方に準備を終えて2時間だけ水色や魚影をチェックするのがやっとでした。

前日はなんとか17〜19時の2時間だけプラ。というか雰囲気チェック。割り切ってタックルは積みませんでした。

前回、TOP50シリーズの詳細記事でも書いたのですが、私はトーナメントは短い人生のようなものだと思っています。
それはプロトーナメントでもアマトーナメントでも変わりありません。考え方の問題。
毎週浜名湖で練習出来たり、前日にしっかり浜名湖で釣りが出来る参加者も居れば、私みたいにぶっつけで参加せざるを得ない参加者も居ます。
早いボートに贅沢な装備の参加者も居れば、9.9馬力船外機の和船の参加者も居ます。
生まれた時からお金持ちの家の人もいれば、苦労をする人も居ます。
私みたいに釣りのプロも居れば、普段は会社員でバリバリ仕事して週末釣りを目一杯楽しんでいる方もいます。

人生でも、トーナメントのような短い人生でもその違いにとやかく言ってもしょうがないです。
私だってもっと金持ちの家で、高身長でイケメンに生まれたかった(笑)ただそんなの考えたって意味がない。
各自が自身が持って生まれたものと、磨いてきたもので『極めて公平に』釣りの腕を競えるのがトーナメントです。
人生に比べれば極めて公平だと私は思います。
そしてそう考えた方がトーナメントも人生も『楽しい』と私は思います。

2ヶ月ぶりの浜名湖で大会前日、日没までの2時間。これが私に与えられたカード。心許ないけど異論はないです。

前置きが長くなりましたが、その2時間で各エリアの水色と魚の有無、そしてサイズをチェックしました。
タックルを積まなかったことで、気持ちも割り切れて広く浅くチェックしました。
ガソリン30Lを使ってこの日は終了。

翌朝。浜名湖綺麗。

今回、大会スタート前に分かっていたこと&感じていたことを箇条書きにします。
・結構濁ってる。しばらく雨降ってないはずなのに。たぶん今週(トーナメントウィーク)がずっと30℃超の真夏日だったので一気に水質悪化した濁りでは?薄いアオコみたいなのが出てる感じ。
・前回大会より遥かに魚が沢山見える。上記したように濁っていても目視できるのでその下には更に魚が居るはず。
・デカいシーバス(70cm〜)も時々見える。2時間目視チェックして3.4回遭遇。この個体を狙うという意味ではなく、ここらへんにこんな簡単に複数匹見えるってことは浜名湖内の他エリアにもそれなりの数がストックされているはず。優勝orそれ近い上位にはシーバス入れないと厳しそう。

こんな感じだったかなと思います。
冒頭で書いたように初戦を14位と出遅れている私としては年間優勝を目指す為には一つでも上位を目指す一方で、もしここでまた中位に終わると年間優勝は黄信号から確実に赤信号に変わるのでリスクを負い過ぎず、でもある程度は狙っていく必要がありました。
『中の上』くらいのギアで今回の第2戦、次回第3戦をクリアして(具体的にはお立ち台乗るか乗れないかくらいを確実に狙う)、最終戦をトップギアで捲りにいく感じ。

具体的には第2戦、第3戦はリスキーなシーバスは一切狙わず、安定感のあるクロダイとキビレでMAXウェイトを釣り切る戦略です。
あくまでも『最終戦終了時点』で首位に立てれば良い。

なので今大会はチヌ用スピニング3本だけを船に積みました。途中で気持ちが揺れないように。

当日、ボートに積んだのはチヌトップ用×1と、ジグヘッド&ノーシンカー用にブレニアスXR S72L+Sを2セットの計3タックルのみ。
想定ウェイトは釣りをしてないので分からなかったけど、『全力でとにかく沢山釣って1gでもウェイトUP』が戦略でした。

大会当日の浜松のタイドグラフ。だいたい浜名湖はここから2時間遅れくらい。

早朝4時頃満潮で、11時頃に干潮。干潮は19cmだったのでかなり落ちる(潮位が低い)1日。ちなみに若潮の翌日で新しい潮の2日目の中潮。
大会スタートの7時には潮位半分くらいに落ちているはずですが、それでも当日最も潮位が高い時間帯なのでシャローから初めて、1時間後の8時半にはちょっとづつ沖(といっても1mとか深くて2m)にシフト。
シャローではMAX1キロクラスまでしか釣れなかったんですが、沖にシフトしてからは元々沖のストラクチャーに居た魚に、潮位低下でシャローから降りてきた魚も時間経過と共に加わって絶えず釣れ続けて入れ替えを繰り返して結果的に1300〜1350gのクロダイ2匹、キビレ1匹でのウェインとなりました。
シャローはジャッカルのワムワムフレアのノーシンカーで葦やオーバーハングに提灯気味に絡ませたり、一度岸や壁に落としてから興味を持たせてから水中に入れたり。
潮位低下してからの沖のストラクチャーはボトムアップのハリーシュリンプ3インチを流れにドリフトさせて喰わせていきました。

ワムワムフレアは特にスジエビってカラーの反応がメチャクチャ良かった(使い切って画像無し)、バンクが土で黒いから岸の上でも目立ったのかも?

エリアは『新川』と呼ばれる流入河川エリアの更に一部区間が凄く魚も多くて、サイズも良かった。
喰わせ方や魚のポジションの動きは当日探っていったけど、前日プラ2時間で走り回ったからこそサイズ数ともにここが良いのに気付けた。

全て1300〜1350gの魚で3匹。クロダイは産卵後だから長さの割にちょっと軽い。

結果は3匹3995gで2位/73人中でした。
優勝者は80cmオーバーのシーバスが入って7キロオーバーだったので順位の違いは一つですが、とても適うような内容ではなかったかなと思います。

これで浜名湖オープントーナメントの2025年シリーズは早くも折り返し。
次戦は9月の第3戦、11月の最終戦です。
次戦もちょっとでも借金を返せるように集中して頑張ります。

今大会もスポンサー各社さまにご協力、ご理解頂き参加することができました。
大会スポンサー各社さま、大会実行委員会の皆さん、競ってくれた皆さんのお陰で本気で参加することができました。ありがとうございました。

◯全てのリグ用
ロッド ブレニアスXR S72L+S/シマノ
リール ハイパーフォースC2000M/シマノ
ライン ハードブル0.6号/シマノ
リーダー Vハード3号/サンライン
ルアー ハリーシュリンプ3インチ/ボトムアップ
    ワムワムフレア/ジャッカル

ボート AVX1980CC/ベクサスボート(SDG Marine)
エレキ フォースプロ(エレキ)/ガーミン(G-FISHING)
バッテリー インパルスリチウム16V-60A&36V40A/インパルスリチウム

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