kenshikuroda.com

  1. ノンジャンル

TOP50桧原湖エバーグリーンCUP 詳細

イマイチだった試合を振り返るのは正直しんどいんですが、応援してくれた方々や自分自身のために今回もどんな戦略、試合展開だったのかをお伝えしたいと思います。
まず大前提として私は桧原湖に苦手意識があります。昨年は45位。その前(2013)は忘れちゃったけど余裕の予選落ちだったはずです。
正直、桧原湖での上位入賞へのイメージや試合運びの仕方が全く分かりません。
とは言っても来てしまう桧原湖戦。プリプラクティスは二つの練習を中心に行いました。
まずは改めてディープウォーターの練習。
苦手とばかり言ってられないのでロッドやライン、ワームにフックと色々試しながら自分の感覚的に少しでも使いやすいものを色々試してみました。
特にロッドは昨年、マスターズ野尻湖戦で優勝した際に使っていたロッドが更にブラッシュアップされたのと、ポイズンアルティマ266SUL-Sというロッドを導入したらかなりボトムやバイトが分かりやすく、イメージし易くなり少し苦手意識が減った要因に。
そしてもう一つ、練習で多くの時間費やしたのがシャローを中心とした巻きの釣り。

プリプラでは毎日、ダッジやアベンタRSといった羽根モノを使ってコンスタントに魚に出会えていて、ウェイトも800~キロフィッシュとディープではなかなか出会えないサイズ。

このパターンは直前プラでも好調で、数こそ出ないもののキッカーパターンとしてはかなり手答えのあるものでした。
そして台風の大荒れにより湖のコンディションが激変した中でもう一つ生まれたシャローのパターンがスピナーベイト。
元々、秋のターンではスモールに限らずセオリーズな釣り。


これまた800~キロフィッシュがコンスタントに釣れて、羽根モノに比べてミスバイトが少ないのも大きなメリットでした。
とはいえ、どちらも攻撃力は高いものの、今回の難易度が高い桧原湖で5リミット×三日間を戦える自信はなくあくまでもディープのワカサギ付きのマジョリティの魚をベースにシャローを織り交ぜる作戦を立てて挑みました。
大誤算だったのは初日。
昼前にディープのダウンショットでベースの3キロをを揃えて、午後はシャローで勝負のつもりでしたがベースと考えていた600gどころか、魚が釣れない。
昼を回っても2匹しか釣れず、なんとか帰着前に1匹釣るも3匹1800gちょいちょい。
途中あまりにも釣れなくてリミット揃う前にシャローを巻いたり、釣りビジョンのカメラが乗っていて緊張したのかネットイン寸前でバラしたりが二回程あったけどそもそもチャンスが少な過ぎる。

下手したらドベかも。と思いながら帰着。ただ唯一の救いは予想以上に周りも釣れていなくて初日32位だったこと。
全く嬉しくないけど、まだなんとか立て直せる可能性がゼロではないこと。これだけでした。
明けて二日目。
この日はちょっとだけ作戦を変える。私が初日にやっていた8m前後のディープはアベレージサイズが600g前後と良いものの数が釣れなかったので、
1匹のウェイトよりも匹数が大切な今回はもうちょい浅い5m前後で普通のキーパーも視野に入れてみる。
シャローに使う時間を初日より減らしてリミットを優先する。そんな感じでスタート。
予想通りミドルは400~500gしか釣れなくて、この日600~750gが出たのはどちらもディープ。シャローは不発。
この日もミスが多くて、明らかに良いサイズを連続でミスしたりと苦手な釣りの実力不足が出る。

それでも雨パワーのお陰もあってこの日はリミットを揃えてなんとか2700gくらいまで釣り、予選は27位でギリギリ通過。
こんなんで喜んじゃいけないんだけど、苦手意識の強い桧原湖で三日目に釣りができるだけど少しホッとした瞬間でした。
最終日はどんな釣りをするか非常に悩んだ。
どうせ落ちても30位までなのでシャローやり切ってビッグウェイトを狙うか。予選と同じことをするか。
ただここで闇雲に二日間釣れていないシャローをやるのも違うと思い、今回はディープからミドルをベースに三日目も戦うことに。
徐々に湖も台風でぐちゃぐちゃになった状態から回復して来たのか、この日は一番魚からの反応も多く11時くらいにはリミットが揃い2500gくらい。
ギリキーパーが一匹居たのでそいつを入れ替えるべく浅めに投げた三原虫のキャロにバイトしたのがプリプラからディープで一匹も釣って居なかった1200gのキッカーフィッシュ。
結果的にこの魚が効いて最終日は3300gオーバーで単日4位。総合16位で桧原湖戦を終えました。

まぁ正直、今回の桧原湖を攻略できた感じは全くしません(笑)
ただただ三日間、必死に目の前の魚を釣っただけです。状況もよく分かっていません。
楽しめた試合ではなかったし、慣れない釣りで今年一番疲れたけど、最後までゲームを壊さなかったことには少しだけ満足しています。
ただやっぱり対スモールには全く自分の知識や装備を含めた全てが足りていないのも事実で、今後も課題のままです。
次戦は最終戦です。今年の目標であるTOP50での優勝。への最後のチャンスなので、最後は悔いのないよう自分らしく戦っていきたいと思います。
最後になりますが今大会も応援頂きました皆さん、スポンサーさまに感謝いたします。

メインタックル
○フラットダウンショット用(サンスン 、マイクロクローラー)
・ポイズンアルティマ266SUL-S/シマノ×ジャッカル
・ヴァンキッシュC2500HGS/シマノ
・FC スナイパー2lb/サンライン
○バンクダウンショット用(サンスン 、マイクロクローラー)
・エクスプライド スモールダウンショット用プロト/シマノ
・ヴァンキッシュC2500HGS/シマノ
・FC スナイパー2.5lb/サンライン
◯ライトキャロ用(三原虫)
・エクスプライド ライトキャロ用プロトシマノ
・07ステラ2000S/シマノ
・シューター3lb/サンライン

ノンジャンルの最近記事

  1. 早明浦ダムで連続ロケ!

  2. 大阪湾クロダイトレーニング!

  3. B-kingの撮影で琵琶湖に来ています!

  4. TOP50初戦ゲーリーインターナショナルCUP 七色ダム

  5. TOP50初戦ゲーリーインターナショナルCUP 決勝

関連記事

最近の記事

アーカイブ
PAGE TOP