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  1. 小物の『いろは』

釣り用GoPro(ゴープロ)のオススメ

私が現在、運営しているオンラインサロン内で昨年末に『SNSやYouTubeで誰かに見てもらうわけじゃなくても自分の動画を撮るのってスキルアップに繋がるよ!』という記事を書いたことがありました。
プロの映像などは誰しもが見たことがあるとは思うのですが、意外に自分の釣り(特にフッキングやファイト、キャスト)って見たことがない人がほとんどだと思います。
そしておそらく『自分のイメージと全然違う』と思う方がほとんどだと思います。

先日のクラシックの1シーン。

私は一昨年前から自分だけでなく、プライベートやガイドを含めてアクションカメラを一日回しているのですが、同船してくれた方のキャッチシーンを1分くらい切り取って差し上げると凄く喜ばれるし、ミスしたシーンでも『これ見返すと◯◯◯がダメでしたね』なんて一緒に反省できるので非常に重宝しています。
個人的には記録用という意味だけでなく、スキルアップのために使えるツールだと思っています。

さてそんなアクションカメラなんですが、様々なメーカーから製品が出ていますが、やはり一番有名なのがGoProです。
そこで本日は様々使ってきた中で私なりのGoProのオススメ機種をご紹介したいと思います。

GoProは長年様々な機種が出ていますが・・・

まず初めに、私のGoPro遍歴で言うとヒーロー3→ヒーロー4→8→9→5と使ってきました。
基本、最後の5以外はどんどん新しいものを使ってきたと思って下さい。
基本的にiPhoneなんかと同じく数字が大きいほど新しく、現在の最新は10です。だいたい5〜6万円で買えます。

こういったデジタル製品は基本新しいほど良い(高性能)ので、それはGoProも同じなんですが、こと『釣り用』として限定した場合そうでもないと最近は思っています。逆に言えばだから今日はこの記事を書いています(笑)

もちろん新しいほど映像や画像は綺麗です。
GoPro8以降、4K撮影が可能になったのですが、画素数やフレームレートを同じに設定しても(条件を同じにしても)新しいモデルのほうが綺麗です。
釣りの場合短くて数時間、長くて10時間くらい回しっぱなしになると思うので4Kなんかは使わない(使えない)ので、画質やフレームレートをかなり落として使うことになるのですが、それでも間違いなく新しい方が綺麗です。

ただ新しいモデル(特に8以降)は最大の難点があって、高性能が故に本体が熱を持ちやすく、6月〜9月くらいの使用だと熱で電源が落ちることが少なくありません。
GoProの最新モデルを必ずしもオススメしない唯一にして最大の理由がこれです。
『画質が悪い』のと『撮れてない』のではもちろん前者の方が全然マシですからね。
あとは10を新品で買うと6万円くらいしますが、GoPro5とか6って今や程度の良い中古で1万円ちょいです。そこも魅力。8や9の中古買うなら5か6を2台買った方が間違いなく釣りの撮影にはお得。

左がGoPro4、右がGoPro5。

じゃあ古いのなら何でも良いのか。
と聞かれるとそんなこともなくて、GoProは4と5で大きな差があります。
具体的には5から本体にモニターが付きます。4までは確認を本体だけで出来なかった。これはかなりの差。
後で詳しく書きますがGoPro自体は現在『GoPro QUICK』というアプリで運用することがほとんどです。
Wi-FiでGoPro本体とスマホを繋ぐだけで設定を変えたり、撮った映像を抜き出したりできます。日時設定も繋ぐだけで自動でしてくれます。
画角もチェックできる。
ただボート走行での振動や、身体が当たってカメラがズレることって日常茶飯事なんですよね。
そうなると4までのように本体にモニターが無いとしっかり戻せているかが分からない。それが5からはすぐに確認できます。

左が5、右が9。

そうなると5、6辺りが非常にオススメってことになるんですが、やはり劣っている部分は画質以外にもあって、8以降は本体に取り付けパーツがあるから簡単にゴリラポッドや吸盤にくっつけられますが5、6はそれがありません。おまけに8以降は本体のみで防水なので水中に突っ込むのはキツいけど雨くらいならへっちゃら。

つまり私がオススメする5、6をはじめとする7以前はこんな取り付けハウジングや防水ハウジングが必要です。

とはいえ先程も言ったように『電源落ちて撮れていない』を最悪とすると微々たる手間とデメリットです。
なので私は5or6がオススメ。
なので冒頭のように9まで買って5に逆戻りしました。

こっからはGoProを使うに当たっての注意点やオススメ方法。

まず使うマイクロSDについて。

基本マイクロSDなら何でも使えるんですが、GoProには推奨SDが幾つかあります。
私が使っているサンディスクのエクストリーム(金色のやつ)もその一つ。
サンディスクにはグレードの低いウルトラ(シルバーや白のやつ)もあるんですが、こちらだと同じ容量でエクストリームの半値くらいで買えます。
ただエラーが起きて撮影出来ていなかったり、音が入ってなかったりがしばしば起きます。
なので基本は多少高くても推奨SDを使うことをオススメします。

ちなみに画像の128GBだと画質とフレームレートを下げれば約8時間撮影可能なのでトーナメント丸一日大丈夫です。
これはGoProに限らずですが256GBとか512GBを買って『全部消える』リスクを負うくらいなら、一日撮影可能な最小容量で複数枚持つ方が安全です。

給電は基本マイクロUSBで。

内蔵電池だと30分くらいしか撮れないので基本は外部バッテリーからの給電です。
スマホ2回分給電可能なモバイルバッテリーだとだいたい10000mAhとかだと思うのですが、それであれば丸一日余裕でいけます。たぶん8000mAhも使わないはず。
今の時代なら皆さん持っていますよね。

こんな感じでボートのどこかに挟んだり。

吸盤で貼り付けてもOK。

ここらへんはボートや画角で選べば良いと思うし、周辺機器はサードパーティから安価なもの含めて沢山出ているので選び放題です。

こんな感じでヒットシーンだけをGoProアプリ内に保存していきます。

GoProアプリは誰でも簡単に使うことが出来るし、サブスクでお金払えばかなり細かい編集も可能です。(無料でもかなり色々出来ます)
私はiMovieで編集したり繋げたりするけれど、基本SDをパソコンに入れてデータ落として・・・なんて面倒な作業は一切なく、Wi-FiでGoProとスマホを繋いで必要なシーンだけ抜き取って後は全部削除!で次の日また一から。みたいにお手軽に出来ます。

GoProの欠点としてはウインドジャマー(風防)が無いので、風の中トーク中心に撮りたい場合は不向きです。
私はその場合、マイクが別にあるDJIのオズモポケット2かミラーレス一眼でウインドジャマーをマイクに付けて使っています。ただヒットシーンを撮りたいだけならGoProで十分。

皆さんも今シーズン如何でしょうか?

映像だけでなく静止画として抜き出すことも出来るのでSNSなんかにも使えますよ!

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