シマノの場合だとロッドやリールに比べるとどうしても細々と。に、なってしまうのですが来春MDザンバーノ95SPというジャークベイトがラインナップに加わります。
昨年2024年春に発売されたMDザンバーノ115(SP)は同年秋にSW(S)モデルが追加。
ご存知の方も多いかもしれませんが、SPモデルはバスで、SWモデルはシーバス、サワラ、ブリ、マダイ、更には昨日までロケをしていたヒラメと、様々な場面で私のメインルアーとして活躍してくれています。
自分が作ったからとか関係なく、魚を釣る為に自信を持ってキャストできる自慢のルアーです。
そして昨年MDザンバーノ115が発売後、開発をスタートしたMDザンバーノ95が今回追加となります。
メインはブラックバス。もちろんサスペンド(SP)仕様です。
開発コンセプトは115と同じ。
115の時は大好きな(笑)ワンテン+1よりももう少し潜る(具体的には2mレンジ)ジャークベイトを目指して作りましたが、今回も変わらずワンテンJr+1よりももう少し潜るを目指して作りました。
いつも書いていますが、ジャークベイト(リップ付きルアー)はアクションどうこうよりも『まずはレンジ』だと思っているので『市場全体を見渡して隙のある(製品が抜けている)レンジ』を埋めるために作りました。でないとなによりも自分が手が伸びませんから。
もちろん115をそのまま縮小では良い感じにならないので、MDザンバーノのイメージを崩さない範囲内で新しくモデリング。
特にジャークベイトの場合、今回のように小型化(115→95)するとアクションレスポンスは絶対に良くなるんだけどダート幅が狭くなりやすいのでリップなんかは何タイプも作っては試しを繰り返しました。
ダート性能を維持しつつ、タダ巻きでのレスポンスとウォブル感を両立するのはジャークベイトの場合はMDザンバーノに限らず難しく、ダートするようにするとタダ巻きでのアクションは抜けやすく、ウォブル感を強くすると水咬み過ぎてダートがこじんまりする。
もちろんそれぞれを際立たせた2アイテムを使い分けるってテクニックもあるんだけど、ただでさえニッチなレンジを刻んでいるだけに『どちらかを100点にする』のではなく『どちらも90点』みたいなルアーの方が最終的に使いやすくて釣果も伸びると思い目指していきました。
今回、このMDザンバーノ95SPには新しいジェットブースト(旧AR-C重心移動システム)が搭載されていて、115の15g(SWは18g)に対し10gしかないのですがおそらく飛距離は同等です。
むしろPEスピニングでのキャストであれば軽いはずの95の方が飛ぶと思います。
詳しい構造はシマノ公式HPでオープンされたらご確認いただきたいのですが、正直115にも同じ重心移動を搭載してほしいくらい。
115同様、自身の我が子をソルトでも使いたいので、既に勝手にウェイト乗せてシンキングにして使っています(笑)
出るかどうかは完全未定です。
そんな私のシマノジャークベイト自信作第2弾です。
115はバスでもソルトでも使って頂いた方多いと思うので、来春お店で見かけた際に宜しければチェックしてみてください!



















