かれこれきっかけは7年前のお話です。宜しければお付き合い下さい(笑)
トーナメントでも仕事でも時に『ギアを上げる』『勝負にいく』ってタイミングは必ずあると思います。
ビッグフィッシュ、ビッグスコアを狙うため。高い成果を目指すため。そのギアチェンジは必ずしも結果に反映されるかは分かりませんが、私はそんな挑戦ができる方が好きです。
時に上手くいかなかった結果だけを見て『ほら見たことか』と揚げ足をとる方も沢山居ます。これはそんな人には絶対分からない感覚だと思います。
ちょうど7年前の秋。私はドロップアウトするつもりだった勝負の延長戦を打診されました。
そしてパーティも増やして勝負をかけました。
そこから約4年間様々な経験をし、大局の結論だけを語ればその勝負は負けであり、失敗だったと思います。
ただ私のその4年間の経験やキャリアは今でも生きています。
その時の直接の上長とは色々なことがありました。
現場の最右翼だった私の意見を汲んでくれたが為に上と板挟みになり、私が琵琶湖滞在中の深夜『俺はそんなに間違ってるかな』と泣きながら珍しく弱音の電話が来たこともありました。
逆にイマイチなまま製品になりそうなものに悶々としていた私が福岡のホテルから早朝5時に電話した際には『釣れないから出したくないっす』という半ば無理矢理な相談に『分かった辞めよう。後はなんとかする』と既に売上予定も立っていて金型もGO寸前だったのにお蔵入りにしてくれたりもしました。
感情に任せて生きているつもりはありません。ただ良くも悪くも気持ちで仕事はしてきたつもりです。
そして今現在を含め、その時々でその気持ちを理解し共有してくれる方々が居るから今があるし、生きていけています。
杉浦さん大変お世話になりました。お疲れさまでしたm(_ _)m