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TOP50第四戦桧原湖 エバーグリーンCUP

昨日までの3日間、福島県は桧原湖で開催されたTOP50第4戦(第2戦が延期のため実質3戦目)。
昨日各種SNSやブログでお伝えした通り初日17位と出遅れ、日に日にスコアUPしていき最終10位で終えました。
本日はそんな桧原湖戦の詳細内容をUPしていきます。

昨年は全戦延期となったため2019年ぶり2年ぶりの桧原湖。

今回は7日半というフィールド規模の割に比較的長い練習日期間をとりました。
もちろん今まで攻略できなかった魚を釣る練習のため。特にライブスコープを用いた中層シューティングの練習に多くの時間を割きました。

ザクっと射程範囲内に15匹くらい。これは20°の角度しか見れていないので周りを含めると100匹規模の群れ。

この練習に重きを置いたのは私だけでなく60名の選手の大半がそうだったと思います。
手を変え品を変え。とにかく思いつく全てを試しました。
もちろん釣れたり釣れなかったり。
難しくなりすぎるとそれに終始してしまうので私がいくつか気付いた(感じた)ことを箇条書きします。

今回のキールアーはカバースキャット3.5インチと。

フットボール+ブルフラット3インチの組み合わせ。

・ボイル前(もしくは水中ボイル)の魚は簡単に騙せる。
・ただしスピードが足りないと見切る。なのでノーシンカーではなく巻きキャロで広く早く撃つ。
・立木はサイズがデカい(900g〜)ただし皆んな分かってるし数は狙えない。
・晴天無風に比べて雨は3倍くらい釣れる。曇り強風はその間くらい。
・ハンプ、立木、スタンプでのカバースキャットのボトムの釣りはサイズを選べる(900g〜)
・フットボールもカバースキャット同様。ただしカバースキャットに比べて晴天無風だと全く釣れない。
・キーパー場的なスポットや水深はあるけど、今年のTOP50は60人なので(41位以下の20人。つまり1/3は参加点5P)果たしてキーパー×5匹の2000〜2500gで点が付くかは謎。

だいぶ端折りましたが、結果的に試合に向けて採用した情報はこんなとこかなと思います。
一番変わった印象は昔の桧原湖はとにかく数を釣ってウェイトUPを繰り返すのが王道スタイルでしたが、魚のサイズが上がった今は『サイズを狙う』釣り方やエリア、水深を意図的に狙う必要があると感じていました。
つまりギリギリ5匹でも良いからサイズ優先の展開を組む必要がある。
じゃあその良いサイズってどれくらいなの?って話なんですが、おおよそ800g以上(地味に800gって少なくて750gくらいか900g以上かって感じの二種類)。なのでトータル4000gが上位への一つの基準だと感じていました。
4キロを超えた日なんて練習中だと1日しかなかったんですが(もちろん無意味に釣り込んでないから)、ポロっと釣れるキロ弱を見るとそんな感じで試合には挑みました。

私の釣りは朝一(具体的には長くても9時頃までの1時間半くらい)だけはボイルや水面付近で捕食する魚をライトキャロのスイミングで攻略し、それ以降はカバースキャットとフットボールでのハンプや立木狙い。
10匹とか20匹とか釣る必要は感じていなくて、揃えば4キロに絡むようなウェイトになるだろうという戦略でした。

初日は5匹3318g。で、17位。

今思い返せば初日(曇り強風)の出遅れが全てでした。私にはこの日が一番タフだった。
匹数もギリギリ5匹だった上に、唯一喰った900gオーバーがジャンプでまさかのラインブレイク。(後程SNSに動画UPします)
700〜800gで4匹プラス、ギリギリキーパーの360gの魚が最後まで残り伸び悩んだ結果でした。
二日目は雨模様で釣果は伸びそうだけど(これは周りも同じ)、不安もある中二日目を迎えました。

二日目は4020g単日で11位。予選も11位通過。

二日目はやっぱり調子が良く、朝一の巻きキャロもカバースキャットもフットボールも全て好調!
数回の入れ替えを行い、900gクラス3匹に700gクラス2匹でウェイン。
ミスもあったけどスコアを少し纏めることが出来た一日でした。
ただ初日上位は全く崩れておらず、ここから上に行くには私が最終日も釣ってくるのはもちろん、更に上位が崩れてくれなければ順位は一つも上がらないような状況でした。
※この日のカバースキャットでの釣りは9/19のFacebook、Twitterに動画UP済みです。宜しければご覧ください。

迎えた最終日。
予報では快晴無風。苦戦の予感。
ただし、当日を迎えるとかなり風がある。ちょっと期待。

最終日は3968g。単日5位。ただ予想通り上位がほとんど落ちず、総合では10位まで上げるのが精一杯。

この日も朝だけ巻きキャロ。日が登ってからはカバースキャットの展開。
2回入れ替えをしてギリギリ4キロに届かないウェイト。
順位をちょっと上げてギリギリTOP10に入って桧原湖戦を終えました。
※ この日のカバースキャットでの釣りは9/20のFacebook、Twitterに動画UP済みです。宜しければご覧下さい。

今回、私より上位の釣りに関してはおおよそ予想通りでした。
やってることも、使っているものも試合中(むしろ試合前)からある程度予想はついていたし、それを踏まえての練習を繰り返しました。
ただ自身のスキル不足でついていけず、現在の自分に可能性があると思えるMAXの釣りで3日間を戦いました。

思うこと、書きたいこと、お礼を伝えたいことは沢山あるのですが、それを書き出すと倍以上の文量になると思うので一先ず、トーナメント内容の報告としてはここまでにしたいと思います。
最後になりますが、今回も多大なサポートを頂いたスポンサーメーカー各社さま。応援してくれた皆さん。結果を気にしてくれた皆さん。ありがとうございました。
今年はまだまだトーナメントは半ばです。自分らしく戦い抜こうと思います。

メインタックル

○カバースキャット用
・Mアクションプロトロッド/シマノ
・アルデバランMGL HG/シマノ
・シューター14lb/サンライン
・カバースキャット3.5インチ/デプス

○フットボール用
・Mアクションプロトロッド/シマノ
・アルデバランMGL HG/シマノ
・シューター10lb/サンライン
・自作フットボールジグ
・ブルフラット3インチ/デプス

○巻きキャロ用
・エクスプライド268UL-S/シマノ
・ヴァンキッシュ2500S/シマノ
・シャーター3lb+Vハード0.8号(リーダー)/サンライン
・ライク3インチ/エンジン
・デスアダー3インチ/デプス

ボート チャージャー198エリート/チャージャーボート(SDG Marine)
魚探&エレキ GPSMAP1223XSV、1222XSV、7410XSV(フロント)、GPSMAP8410XSV×2(リア)、フォース(エレキ)/ガーミン(G-FISHING)
バッテリー オプティマイエロートップ/オプティマバッテリー(GWインターナショナル)

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