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浜名湖オープントーナメント最終戦 オンスタックルCUP 5位入賞

昨日は浜名湖オープントーナメント最終戦を戦ってきました。
結果は既にご報告した通り、最終戦5位表彰台で年間優勝を獲得しました。

そんな内容を本日は書き認めていきます。流石にTOP50シリーズよりは手抜きさせて下さい(笑)

前日3時間のプラはメチャクチャ釣れる浜名湖でした。

今年の浜名湖オープントーナメントの戦績は優勝、優勝、3位と首位を独走していました。
最終戦を前に2位の選手と10Pは開いていたはずで、『はず』と書いたのも点差は一切気にせず最終戦を優勝することだけしか頭にはありませんでした。

初戦から第3戦までは大型のチヌでのウェインが主でしたが、最終戦は毎年秋なので上位はシーバス率が高くなります。
なので私にしては珍しく前日に3時間だけ練習する時間を用意しました。
やりたかったのはベイト探し。

こんな感じの牡蠣棚が。(これは使用中のため大会時はキャスト禁止です)

こんな感じでライブスコープ(パースペクティブモード)だと見えるのですが、これを活用して練習〜試合ではベイトを常に探しながら釣りをしました。

ライブスコープ(パースペクティブモード)をフル活用してこの時期のメインベイトとなるゼンメ(ヒイラギの稚魚)を探して行きました。ライブスコープだと5m四方(群れの大きさ)でモヤがかかったように映ります。
そしてゼンメとリンクしていたストラクチャーでは100%と言っていいほどシーバスからの反応がありました。

もちろんこのゼンメは潮位や風の向き強弱、時間で動くのですが今日明日で浜名湖から出るような天気予報&水温でも無かったので当日もこれを探して根こそぎ釣りまくる作戦を組みました。
ちなみに前日では浜名湖最北端、最西端、最東端の同条件で全てゼンメが入っていてシーバスも全てでキャッチ。
準備万端どんとこい!でした。

これは練習で釣った1100〜1500gの中型サイズ。

このベイトに付いたシーバスを狙う場合、サイズを選ぶのが困難になります。
ゼンメは500円玉くらいのサイズのため小型のシーバスでも捕食できること。加えて大好物なので80UPのシーバスまで捕食していること。これはもう周知の事実のためウェイトを稼ぐためには『運』と同時に『誰よりも沢山釣ること』が必要とされました。(数を釣ればサイズが混ざる可能性が単純に上がる)
このパターンで10匹釣った際の確率はノンキー〜700gが8匹、1100〜1500gが2匹、そしてごく稀に2キロ以上といった感じ。
事実前日の練習では15匹ほどキャッチしてノンキー〜700gがたぶん10匹くらい。1500gまでを3匹。2キロオーバーが1匹でした。おそらくこれは一才づつ違うんだと思います。

試合前に立てた目標は最低でも4キロ半ば(中型サイズで揃えたい)、それに1発入れば5キロ、2発入るか特大が入れば6キロ。ここを優勝確定ラインとして設けました。

練習〜試合でキャッチした魚は全て自作のメタルバイブレーション。スパロー14gの手球が尽きた為に2年前にコツコツ作り始めて自分用に使ってます。

試合当日は前日に時間不足で見れなかった2スポットを5分づつチェックして、前日一番魚自体を釣った最東端のエリアへ。
大会当日は10時頃に上げから下げに変わるのでその10時までに4キロ半ばまではもって行きたい算段。後半の下げで更なるサイズUPをはかるために。

FacebookとTwitterにUPした動画(11/7大会当日の夕方にはUP済みです)を見てもらうのが一番早いのですが、崩れ出したのはこの後です。

ベイトの位置、レンジ共に前日からたいして動いておらず(ラッキー)、1キャスト目からバイトがあるような状況。
ただ運が悪かったのか、気負って空回りしたのかここから一時間で10匹ほど掛けてたぶん6.7匹をキャッチ。
ただ肝心の1100〜1500gの魚2発だけは両方ミスして(ジャンプバラシ→次は跳ねさせないようにしたらストラクチャーに巻かれる)、キャッチした魚は全て700g。合計で2キロ。
時刻は8時半頃だったと思います。

冒頭で書いたように年間順位の2位との差を大差がついているのは把握していて見てすらいなかった。本当に意識すらしてなかった。最終戦勝つことしか。
『あれ?万一これで入れ替え出来なかった場合ってどうなるっけ?』とか無駄なことを考え始めて、『これってひょっとしたらヤバいんじゃないの?』とか頭をよぎり始めます。
浜名湖オープントーナメントの参加者数は約80名前後でポイントがつくのは30位まで。
過去に優勝なんて何回もしてきたし、年間優勝だって初めてなわけじゃない。なんでこんなとこでつまづいた(汗)

その直後に『まぁ絶対今回は使わないわ』と思って念のためストレージにしまっていたチヌ用タックルを出して『潮止まりの10時まで』とプランを下方修正してリスタートをかけました。たぶん700g×3匹よりはまだチヌを方が重たい。
お立ち台で話した内容ですが、自分自身課題の残る試合をしてしまったと思っています。冷静に今考えても、あのまま攻め続ければ700gフィッシュを全て追い出してもっと良い順位で最終戦を終えられた可能性はかなり高かったと思います。冷静さに欠けてた。
正直、浜名湖ではシーバスを狙った方がカッコいい(ハイリスクハイリターンの側面があるから)といった風潮がないわけではありません。ただ少なくとも試合においては『対象魚なのであればスコアが上の方がカッコいい』が正義のはず。
シーバス狙ってゼロでした。成績落としました。は個人的には言い訳でしかないからこのタイミングでの選択はそれはそれで必死に考えた自分の答えだったんだと思います。

最終的にはシーバス×1、チヌ×2で3100gのウェイン。

自分で決めた10時の時点では700gのシーバスを全て追い出し、全て900g前後のチヌへ。
そこからシーバス狙いへリスタートしてなんとか1300gをキャッチ。
試合後半、自分のエリアのマークはキツくなるのは承知の上だったので本来は後半他エリアへキッカー狙いで動く予定がここまででタイムアップとなり最終戦は終了となりました。

皆さん応援ありがとうございました!

結果的にはそれでも最終戦5位表彰台で、年間優勝は獲得したのですが思うようにいかない試合だったというのが正直なところです。お立ち台のウェイトも予想通りで完全に読めてた試合で上手く立ち回れなかった。
まだまだ足りないことだらけでこんな試合をしてしまうこともありますが、来年に向けての課題を頂いたと思って自分自身トレーニングしていくしかありません。

最後になりますが、今シーズンソルトにおいてもいつも手厚いサポートを頂きますスポンサー各社さまと、大会スポンサーのメーカーさま、実行委員会の皆さまに、競ってくれる参加者の皆さんに感謝の一年間でした。

◯メタルバイブレーション用
ロッド ディアルーナBS B68ML/シマノ
リール カルカッタコンクエスト101HG/シマノ
ライン ディファイヤーアルミーロ19lb/サンライン
ルアー スパローが無くなって今作ってるメタルバイブレーション

ボート AVX1980CC/ベクサスボート(SDG Marine)
魚探&エレキ GPSMAP1222XSV(フロント)、GPSMAP8410XSV(リア)、フォース(エレキ)/ガーミン(G-FISHING)
バッテリー オプティマイエロートップ/オプティマバッテリー(GWインターナショナル)

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