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ハードベイトフィネス

ベイトフィネスが一部のトッププロから流行し、そして一般化したここ最近。
最初はソフトベイト主体のテクニックでしたが、
これまた一部のトッププロからプラグへの流用もだいぶ浸透してきた感じ。
正直なところキャストの難度(精度ではなく)に関しては確実にスピニングの方が楽ですが、
それ以外(リーリングやファイト)に関しては間違いなくベイトファイトのほうが楽。
単純に太いラインが使えるし、リトリーブもベイトの方が確実に安定して巻ける。
先日の関東取材でも、メインに使ったシャッディングXはベイトフィネスで扱った。
デストロイヤーフェイズⅢ F2―60X(クリフハンガー)
アルデバラン7(BFSスプール)
ドラゴンコール7lb
の組み合わせ。
クリフハンガーはベイトフィネスの中でも柔らかめ、かつレギュラーテーパーなので、
正直言って、ボトムとったりとか、丁寧にズル引きとかはちょっと苦手。
でもプラグを投げたり、ソフトベイトでもスイミング主体(スモラバとか)にはバッチリ。
逆にボトム着けたいならメガバスならF3―67Xの方が向いてる。
ロッドの話になると『このロッド感度良いの?』ってすぐなるけど、
ハッキリ言って感度なんてロッドを短く&硬くすればどんどん良くなる。(これ前にも何度も書いたな・・・)
工法とか素材とか云々の前に『長さ』と『硬さ(テーパー含)』がほぼ全てを支配してると僕は思ってる。
ただ、もっと正直に思うのは極論、感度なんてどうでも良い(笑)
感度ゼロではもちろん困るけれど(そんなロッドは存在しないが)、
個人的に魚のバイトの半数以上はラインの動きとラインの違和感で取ってると思う。
ラインから伝わった振動がロッドに伝わって手元にくるバイトなんて半数以下じゃないかな。
とにかくバイトが取れるかどうかなんてどうでも良い(笑)
大切なのはバレ難かったり、細いラインでもラインブレイクせず魚が浮き易かったり、
キャストが正確に決まり易かったり、ルアーがしっかり想像通り動かし易かったりetc・・・
だと僕は思ってる。
ベイトフィネスのプラグネタを書こうと思ったのに話が脱線し過ぎだ・・・
ベイトフィネスでプラグを使っていて、今までと唯一違う点がリールのギア比だった。
普通のいわゆる巻物と呼ばれる釣りには絶対に6:1前後のノーマルギアのリールを使っていたんですが、
ベイトフィネスでのプラッギングには絶対的にハイギア(7:1)が良かった。
というより、ノーマルギアでやろうとするとスモールプラグは何が何だか良く分かんない。
スピニングのリトリーブスピードってベイトより格段に早いから、
それに慣れてると間違いなくベイトならハイギアのスピード以上が必要だし、
スモールプラグの小さな振動を拾うため、一定速度以上のスピードを出すのに、
ノーマルギアのベイトリールでハンドルを沢山回すと手元がブレ過ぎてワケ分からなくなる。
あぁ、バス釣りしたくなってきた。

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