昨日のウィグルワートからの何と無くの関連ネタ。
スーパースレッジやブザービーターの影に隠れロングセラーにはならなかったけど、
かなりの秀才ルアーだと思うインスパイアカスタムルアーズのクレイジークレイドル。
僕の中では未だに現役。というかかなりのメインクランクの一つ。
ウィグルワートほどワイドウォブルではないけど、アクションの質や特徴がかなり似てる。
あとウィグルワートほどではありませんが、フェイクアクション(千鳥アクション)が出るのも特徴です。
発売当時のうたい文句でもあった、障害物回避能力は確かに凄い。
レンジはウィグルワートより少し浅い11~1.5mで、スーパーシャローでも使用可能。
春先のハス畑や、アシ原のシャローで過去にかなり釣ったことがあります。
スモールサイズの割に、飛距離も出るし、魚のサイズを選べるクランクベイト。
サイズを選べる理由はタングステンのワンノックタイプだからじゃないかと思ってます。
今では当たり前なタングステン重心移動ですが、当時はまだそこまで多くはなく、
ショートボディで飛距離を出す為、非常に利にかなった設計だったと思われます。
ただクレイジークレイドルには難点が二つ。
一つはタングステンウェイトで激しくアクションするため、しばらく使っていると自爆して割れる。
もう一つは特殊なリップ形状のため、スナップだとアクションや回避能力がイマイチ。
だからクレイジークレイドルだけはスプリットリングを付けたままにして、結ぶ必要がある。
ただ、その二つを差し引いても未だにかなり出番の多いクランクベイト。
日本ではウィグルワートよりもクレイジークレイドルのほうが出番多いよね。