kenshikuroda.com

  1. ノンジャンル

浜名湖オープントーナメント第2戦メガバスCUP

昨日開催された浜名湖オープントーナメント第2戦メガバスCUPの内容を少し簡潔に記しつつ、後半では今置かれている浜名湖の状況を記しておきたいと思います。
比較的後半が大切?です。

釣り業界内外の沢山の協賛企業のお陰で浜名湖オープントーナメントは成立しています。

いつも書いていますが浜名湖オープントーナメントは沢山の協賛スポンサーのお陰で成り立っています。
(2024年)シーズンタイトルスポンサーとしてホンダマリン(本田技研)さんが、各試合(全4回)の冠スポンサーとして4社が協賛をしてくれている他、沢山のメーカーさまに支えられています。
私は今期ステーサー400SFの40馬力船外機をホンダマリンのものに載せ替えましたが、ホンダさんは昨年もタイトルスポンサーを持ってくれていて、せっかくならと考えてそのご縁で人生で初めてホンダの船外機を購入しました。

当日朝まで雨模様。今回は84名の参加者でした。

前日プラなどは出来なかったものの、前夜から大会スタートまで降り続いた雨を考えて『とりあえず流入河川からやろう』と考えてスタートしました。
濁りが入って簡単に釣れないかな?作戦です。
近年、浜名湖のデイゲームは更に難易度が上がっていると感じていてフリーリグの流行により『更に魚が賢くなった』と私は感じています。
それを帳消しにしてくれる『濁り』が入っているのであれば。と思っての朝イチの選択でした。

予想以上にコレが大当たりして、朝の30分足らずで4キャッチ。
全て1100〜1200gほどのクロダイ&キビレで揃いました。3匹リミット合計3500gほど。
私はスイングインパクトジグヘッド(2.7g)でしたが、100mほど上流をやっていた知人もトップで同じくらい釣っていたのでルアーはなんでも良かったように思います。
私もその選手も1時間弱でこのエリアを後にしました。これ以上の劇的なウェイトUPを望めないのを知っているから。
ただここ近年では記憶にないくらいの入れ喰いでした。

『ってことは3500gはベースくらいなのか』と思われるかもしれませんが、今回のお立ち台ボーダーがその3500gでした(5位3530g)。
そう考えるとこのエリアのこのタイミングがどれだけスペシャルか分かるかと思います。

その後は各流入を遡ります。

あまりにも濁りの恩恵を強く感じたので、そっからは更に奥&細い流入河川を巡りました。
あまりにも細い&浅いので具体名は控えますが(お立ち台では公表しています)、やはり濁りが入っている流入河川は更に反応が良く着実に更なるウェイトUPを行いました。
使ったのは。
・ハリーシュリンプ(ジグヘッド&ノーシンカー)
・MSクロー(ジグヘッド)
・スイングインパクト2.5&3(ジグヘッド)
・サイコロラバー(ノーシンカー)
・ドライブクローラー3.5(ネコリグ)

使ったものの一部。

ここらへんをサイト&ブラインド両方で使いました。
潮位が下げ切った(潮が止まった)10時半くらいまでやって何回か入れ替えをして4キロジャスト(1500、1300、1200)くらいだったと記憶しています。
その後、大型が付きやすいスポットをとにかくランガンしてスイングインパクトジグヘッドで1500gのシーバスをキャッチし、1200gと入れ替え。
時間終了となりました。

4290gで3位入賞となりました。

優勝者はシーバスオンリーで4700g超。
私は残っていた1300gのクロダイを1500gに入れ替えていたとしても勝てなかったウェイト差でした。(このアフタースポーンの時期の1500gは40cm後半くらいの魚。かなりデカい)
そのクラスのチャンスは何度かあったけど運良くキャッチしていたとしても勝てなかった完全な完敗でした。

さて、ここからは今回再び強く感じたことを記しておきます。
2020年頃からは浜名湖に限らず、全国的に流行したダイワ社モリゾーさん考案のチヌでのフリーリグ。
浜名湖オープントーナメントに限って言えば2021年からの3年間弱はお立ち台もフリーリグ一色でした。
まるで2010年頃のボトムワインドを見ているようでした。
ただ今年2戦が終わってお立ち台10人(5名×2戦)中、フリーリグ使用者はゼロでした。
もう大会参加者もそれ以外のアングラーも皆んなフリーリグ上手すぎるし、私なんて普通にやったら皆んなに勝てる気がしません。
ただやはりそうなると過度にプレッシャーも掛かり『居るけど喰わない』が多発します。
今回、濁りの中で朝から連発したけど、あれって普段から居るんですよね。ただプレッシャー掛かって簡単に喰ってくれない。それが昨日は一時的に難易度が一気に下がって超イージーなタイミング、スポットがあっただけ。
事実濁りが入っていないタイミング、スポットはキツかった。

じゃあどうするかって話になるんですが、一部選手はサイト&水面(トップ)へ活路を見出していて、今回5位と6位の20代の選手2人は2人とも場所やタイミングは違うけど水面で喰わせてた。やはり水面はどんな魚でも最後まで強い。騙しやすい。
更に凄いなと思ったのは4位のレジット&バリバスの柳館くんでライトウェイトのワインドを用いてプレッシャーが掛かった今の浜名湖を攻略をしてた。流石としか言えない。
本来浜名湖のボトムワインドって10〜14gなんだけど、彼が今回用いたのは5g。ワームも小さい。
そして優勝の方は『みんなチヌやり過ぎ。シーバス釣れますよ』と仰っていて、毎回シーバスを釣ってくる。
でもルアーローテーションは水深でメチャクチャ小まめにしている話をお立ち台でしてくれました。

どちらにしろ過去の釣果がどうであれ『今までと同じ場所、同じルアー、同じようなアクションで扱っていても釣れない』ってのは明白で、その中で更に『丁寧に釣りをする』ってのがやっぱり大切で、間違いなく魚の数は変わってない。
ただ『どう丁寧に』ってのは選択肢が色々あって、一番騙しやすいトップをメチャクチャスポットに対してタイトに丁寧に通すってのもありだし、私や柳館くんみたいにウェイトやワームを軽く小さくして俗に言う『フィネス』に振るのもあり。
優勝者のようにそもそも手薄なシーバス狙いにシフトするってのももちろんあり。

競技だけの話ではなく、最近チヌ釣れなくなったから〜って方も少なからず居ると思うんですがそれじゃ釣りの一番面白い部分を捨ててるし、また皆んなで色々やりながら浜名湖で試行錯誤していけたらなぁと私は思っています。
正直、メーカー、釣具屋さん、問屋さん的には『今あるものをPRして釣って(勝って)&売ってくれよ』ってのが本音だと思うんですが(重々承知しています)、魚はそんなバカじゃないし魚釣りってそんな簡単じゃないです。
私としては今自分がやっていることを映像や文字でお伝えするしかないし、浜名湖オープントーナメントの凄いのが若い子達普通にGoPro付けて大会後とかに映像上げてるんですよね。
次戦以降自分が不利になるし、私みたいにメーカーの宣伝しなきゃな訳じゃないのに凄い。

ってことで皆んながうっすら感じていたことを文字起こしした罪滅ぼしに、次回ブログでは私がここ5年くらいやってきたジグヘッドやノーシンカーの道具立てからキャストポイントまでご紹介したいと思います。
もちろん出したくないけど、またなんか探すから良いや(笑)

◯全リグ用
ロッド プロトロッド/シマノ
リール ハイパーフォースC2000M/シマノ
ライン ハードブル0.6号/シマノ
リーダー Vハード2.5号/サンライン

エレキ フォース(エレキ)/ガーミン(G-FISHING)
バッテリー インパルスリチウム16V-60A&36V40A/インパルスリチウム

ノンジャンルの最近記事

  1. 浜名湖沖遠州灘のブリトップゲーム

  2. 今週も大阪の旅

  3. 大阪→神戸→京都

  4. 浜名湖オープントーナメント最終戦 サンラインCUP

  5. 浜名湖オープントーナメント最終戦

関連記事

最近の記事

  1. KDW NEWクラッチ

    2024.12.10

アーカイブ
PAGE TOP