今日はリールのお話し。近年増加している、スーパーハイギアについて。
正確には重要なのはギア比というより、ハンドル一回転当たりの巻き取りスピード。
これが80cm以上のリールは巻き取りスピードが体感でも劇的に早く感じる。
具体的にはベイトの場合はギア比8:1以上がほぼ該当するし、スピニングの2500番前後の場合はギア比6:1以上。
ハイギアにはもちろんメリット、デメリットがあるけど、スピニングでは現在、スモールマウスのディープでしか大きなメリットを感じなくなった。
一方、ベイトはカバー周りでのメリットはあるけど、実際にカバー周りだとロッドの硬さの方が影響は大きいと思う。
巻物はスーパーハイギアでは僕の場合絶対できないし、なかなかに淡水では使いドコロが限定される。
逆に7:1前後のハイギアはチャターとかスピナーベイトで、特にボートからの障害物へのショートキャストの繰り返しでは使い易い。
僕の最も使用頻度の高い6:1前後のノーマルギアは最近ではラインナップしてない機種もあるし、場合によってはローギアって呼ばれてる・・・(汗)
もちろん『スプール径×ギア比=巻き取りスピード』なので一概にギア比だけで早い遅いが言えないのはもちろんだけど、
ギア比を目一杯上げて、100mmのハンドルを組み合わせるのに少し違和感を感じるのは僕だけ?(笑)
一度、しっかりと34mm×6:1のリールを作って欲しい。このままじゃクランク巻けるリールが無くなる(笑)
・・・ただ、シーバスのベイトはスーパーハイギアのベイトが凄くマッチするけど。