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浜名湖オープントーナメント第3戦 DUO international CUP

一昨日、浜名湖で行われたDUOインターナショナルCUPについて振り返ってみたいと思います。
いつもは翌日更新なんですが、大会終わりで北浦に移動してきてTOP50最終戦のプリプラクティスを開始した為に1日遅れました。ごめんなさい。

前日は夕方3時間だけ集中してフィールドコンディションチェック。

前日少し出てみた感じとしては、とにかく数は良く釣れるんだけどサイズを狙うのが難しい印象でした。
たぶん参加者の大半の方が似たようなイメージだったんじゃないかなと思います。
良く釣れる理由はたぶん9月頭の頃の台風?大雨?の濁りが未だ抜け切らず、更に同時期に大量のベイト(イワシとかコウナゴとか)が遠州灘から浜名湖内に入湖してずっと高活性を維持していたのではと思います。

たーだ。個人的にはサイズアップが難しいなぁって感じを受けました。

『数は釣れるけどサイズアップが難しい』の具体的なサイズ感でいくと、だいたい700〜800g(シーバスだと45cmくらい、クロダイキビレだと40cm弱)まで(もちろんノンキーとかも沢山釣れる)は簡単に釣れて、たまーに900gくらいが混ざる。
1キロ以上がしんどくて、特にクロダイキビレであれば運任せでいくと30〜40匹とかのレベルで釣らないと1キロ以上の魚でリミット(3匹)揃わないんじゃないかなって感じでした。
そうなると必然的に良いストラクチャー(杭や地形変化)を狙ってサイズが出る確率を上げるか、魚のサイズを目で見て(サイトフィッシング)狙うと効率は良くなるんですが、じゃあそれが簡単かと聞かれたらストラクチャー周りでもサイズを選びにくいし、サイトフィッシングをしても明らかに1キロを超えるような魚は少なくて(目視できるキロUPのクロダイキビレは良い時の1/5とかだったと思います)、更に特定の場所に固まっていて、同エリアで自分以外の人も釣りをしたらとてもじゃないけど耐えられる魚影じゃないなって感じでした。
前日のSNSやオンラインサロン記事(浜名湖の場合はサロン内で自分にはどんな感じか前日にだいたい書きます)では『ちょっとよく分からない。自信ない』的なことを書きました。

沢山釣れるんだけど、トーナメントのレギュレーションとなると良く分からない感じだった。

私にとって浜名湖は地元だし、マリーナ内やSNSで嫌でも『釣れた・釣れない』の話は聞こえてきてしまうんですが、自分が見たもの感じたものを信じたいので自分と周りのギャップに少しストレスを感じる前日土曜日でした(笑)
とは言っても背伸びしてもどうにもならないので、大会当日の目標は『1キロ以上の魚で3500gくらいは釣りたい。3300gは最低、もし4キロ釣れたらスーパーハッピー』そんな感じでした。
3500g釣れば周りがどんだけ釣れていても15位くらいには止まるはず。
『目指せTOP10!コケるな俺!』が今大会のスローガンでした。

今大会はちょっと少なくて約70人の参加者。

キロ以上の魚が最も見えたのはこれまで何度も魚を釣ってきた会場付近の水路内シャローだったんですが、最近は釣りしたりチェックする人も増えて(動画出してきたから自業自得)、バッティングも普通にあるから簡単に釣れない。
ただやっぱり良いサイズは見えるからそこからチェック。

大会会場付近のこの辺り。

簡単に『1キロ以上』って書いてしまうんですが、正直そんな沢山居る訳ではなく(特に今回)、普段でもそのサイズは上位1割くらいだし、今回に関して言えばこの水路内を隈なく見ても10匹ちょいちょいだったと思います。
私が見た中には1500gを超える魚は1匹も居なくて見える中でも1100〜1200gくらいが10匹くらい、1300〜1400gくらいが2、3匹って感じでした。
他に見える95%はそれ以下。体色や付き場を見ても前日のチェックから魚は入れ替わっておらず(1日ってレベルじゃなく入れ替わってないはず)、それを順繰りに回っていきました。

大会当日の潮位。こっからだいたい2時間遅れ。朝イチが満潮下げ始めで、試合時間内はずっと緩やかな下げ。大会終了まで下げ続ける一本潮。

7時スタートして、最初に時計を見たのが9時でした。
その時にライブウェルに入っていたのはジャスト800gが1匹。捨てキャストで橋脚投げて釣れたそいつだけ。
実際にはこの最初の2時間で1100〜1400gの魚を3匹喰わせるんですが、全部スッポ抜けや一瞬掛かって即外れってのでキャッチならず。
ルアーはサイコロラバーとコイケシュリンプ(どちらもネイルシンカー入)をローテーション。
他選手とのバッティングなんかも意外にあって、今まで(ここ2、3年)独り占めしてきたけど遂にもうこのエリアの賞味期限も切れかかっているんだなって再確認をしました。
今までより魚が薄いのも、ショートバイトでしっかり咥えないのもプレッシャーからと判断。
潮位が下がってきたこともあって(シャローが減る)、9時半くらいに一旦見切る。
正直、この時点でMAX4キロは完全に諦めた。このエリアで潮があるうちに魚を掻き集めないと4キロは無理。
仕方なく思い当たる『サイズが出る可能性のあるストラクチャー』をスーパーランガン。
たぶんキーパー3匹なら30分経たず揃うんだけど(ウェイト軽くても気分的に楽になりたい気持ちはある)、試合残り時間が3時間のタイミングで30分のロスは痛いので気持ちに負荷を掛けたままサイズ狙いのストラクチャーランガンにプランを変えました。ルアーはハードボトムが絡む浅いストラクチャーは水砲のチヌトップ、少し深さがある杭なんかはスイングベイトのジグヘッドスイミング。0.9〜2.5gまでをローテーション。
たぶんこっからの50箇所くらいランガンして10匹くらいキャッチ。
12時時点までで1200、1100、950gって感じで950gが残っていたんですが、再び会場付近で前日からずっと居る15匹くらいの群れのボス(最大魚)をなんとか倒して950→1100gに入れ替え。

この個体。口の傷が水中だとルアーか針に見えて凄い見つけ易い。こいつのお陰で、前日〜当日の朝〜大会終了まで潮位が変わっても群れや魚が入れ替わってないのが分かった。

ちょっとオマケ話ですが、この15匹の群れの中の1匹を当日他選手が釣っていてその後この群れの警戒心は無茶苦茶上がって本当に釣るのが難しくなった。
この群れの最大魚だったこの1100gには口に傷があって一目で分かるんですが、前日プラでは何回もルアー追っかけて一瞬で釣れるくらいだったのに難易度激高になってました。むしろ前日プラであまりに反応良くて誰にでも釣られそうでだったので釣っちゃうか悩んだけど釣らなくて良かった。
もしこの950→1100gの入れ替え無ければ順位は3つ落ちてました。
そんな『プレッシャーが掛かって喰わなくなる』を肌で感じた試合でした。こうやって魚は賢くなっていくのか。

結果クロダイ3匹で3480gでした。

帰着までは『10位以内には踏みとどまって居て欲しい!お願い!』と願ってたんですが、蓋を開ければあまり釣れていなくて今年一番のローウェイト戦でした。4位表彰台を獲得。

会場であるボートクラブカナルさんHPから借用しました。

私は浜名湖オープントーナメントでソフトルアーを解禁したのは2018年です。(ルール上はそれ以前から使用可能です。ただの私のマイルール)
そこから6シーズンで4回の年間優勝を獲得させて頂きました。使い方やエリアも試合動画やブログでかなり公表してきました。
最初は誰もやらなかったエリア、テクニックもだいぶやられ尽くしてもうほとんどアドバンテージがないのが本音です。
試合慣れでなんとか誤魔化していますが、今大会の6位、7位くらいの選手とはバッティングが激しくて最早ここらへんの2、3個の順位差は誤差です。余裕ゼロ。
踏ん張れるかなぁ。俺。って感じです。

○チヌトップ用
ロッド ブレニアスエクスチューンS72ML/シマノ
リール ヴァンフォード2500S/シマノ
ライン ハードブル0.6号/シマノ
リーダー アルミーロ19lb/サンライン
ルアー 水砲/メガバス

◯ジグヘッド用
ロッド プロトロッド/シマノ
リール ハイパーフォースC2000M/シマノ
ライン ハードブル0.6号(カラードプロト)/シマノ
リーダー Vハード3号/サンライン
ルアー コイケシュリンプ/ハイドアップ
    スイングベイト/ケイテック

ボート AVX1980CC/ベクサスボート(SDG Marine)
エレキ フォース(エレキ)/ガーミン(G-FISHING)
バッテリー インパルスリチウム16V-60A&36V40A/インパルスリチウム

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