『買っておいて損はないエクスプライド』と題してスーパー手前味噌&自己満でお送りしてきましたが今回で最後です。宜しければお付き合い下さい(笑)
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最後は私にとってのワイヤーベイトSPです。
最後の今日は165MH-LMという機種。
一番最初にご紹介した165MLと同じく、有効レングス6.6ftに取り回しの良いショートグリップを搭載した6.5ftのMHアクション。
私の企画及び、テストによって完成した機種です。
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低弾性カーボン=ローモジュラス=LM。
発売年は2020年。今回4回に分けてご紹介した全5機種の中では一番最近出た一本です。
私の中では3/8&1/2ozワイヤーベイト(スピナーベイト・バズベイト)の使用が8割、残り2割でチャターやハネモノ、トリプルインパクトやマイキークラスのタダマキ系ノイジー。最近は首振り系ビッグベイトにも使います。
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基本はワイヤーベイトSPです。
何故、ワイヤーベイトにそこまで拘るのかと言うとバイブレーションの伝わりにくいスピナーベイト(ジンクスミニとか)のブレードの回転を感じつつ、スピナーベイト&バズベイト&チャターの太いシングルフックを刺し切ることができるロッドって市場にはかなり少ないです。
ティップが入るMHアクションや、パワー自体をMLアクションくらいまで柔らかくすればバイブレーションは感じられるけどバラシが増え、逆にレギャラーテーパーのティップが硬いMHにすればフックアップはするけど振動が少ないスピナーベイトだとノー感じになってしまう。
これを両立させるのがなかなか難しい。
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ポイズングロリアスのグレイハウンドシリーズのMは完璧なんだけど・・・
ポイズングロリアスの168M-LMとか最高なんだけど、価格が半分以下のエクスプライドでは同じように作っても限界があり、なかなかに開発が大変だった機種でもあります。
2020年まで発売できなかったのま、165ML+と同様プロト数が多く、開発が難しかったそんな経緯があります。
お陰で満足できるロッドに仕上がりました。
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試合でもスピナーベイトの出番となれば必ず活躍してくれるこの機種。
165ML+と並んで私の中ではなくてはならない機種です。