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  1. エクスプライド&ゾディアス

NEWエクスプライド 168MH

いつからかは定かではありませんが、近年打ちモノ系のロッドって非常にロングレングス化していると思います。
2005年頃までは僕もエアレイド(66MH)使っていましたし、F5-66X(66MH)も、テンペスト(67MH)も、フロッガー(67MH)も総じてそんな6.6ft前後のテキサス、ジグロッドが多い時代でした。
そこから一気にロングレングス化して、今では6.10~7.2ftが非常に多く逆に66MHですらほとんど見かけません。
もちろんそれは技術の進歩により旧来の66MHと同等の重量、バランス感で7ftクラスまで伸ばせるようになったからだと思いますが、同時に取り回しやすさを始めとした一部の性能をスポイルさせる部分でもあると思います。

ゾディアスでは6.10ftシリーズにMもMHもラインナップされています、エクスプライドにも1610M(6.10ftのMアクション)は存在しますがMHのみは、168MH(6.8ft)という中途半端なレングスでラインナップされています。
これはもちろん6.6ftにまでする必要はないけれど、6.8ftに留めることで取り回しを6.6ftから大きく損なうことのない範囲内でのレングスアップという狙いがあります。
前エクスプライドでもこの168MHは僕の中での打ちモノスペシャリストとして、いろいろな場面でデッキの上に乗せていました。
それくらい『打ち』に関しては外すことのできないベースとなるロッドだと思います。
もちろん今回、この168MHもモデルチェンジが行われます。
自重が117g→112gと5g軽量化され、本当に若干ではありますがライトティップ化されテキサスやジグでの対応ウェイト幅が広がっています。
旧モデルは、僕の場合3/16ozを下限に1/2ozをMAXで使用していました。(スピードクローとかミディアムクロー、バグアンツ3in等で)
そこがNEWモデルでは1/8ozから同じ感覚で使用できる仕上がりになっています。

もちろんこれは単純なライトティップ化だけでなく全体のバランス、自重の軽量化のお陰でもあります。
68MHというと、もちろん1/2ozクラスのワイヤーベイトや大型ルアーにも使用できるスペックだと思いますし、実際使っているアングラーの方も多いと思います。
ですがこの68MHに関してはテキサス、ジグを主として考えることをオススメします。(ここらへんまで賄う場合はやはり172MHクラスが向いてます)
総合的なオールマイティさを考えるのであれば1610Mのほうがやはり上だと思います。

あと意外なところでは超ロングワーム(8in以上とか)のネコリグにもおススメ。
琵琶湖を主とした飛距離や、やり取りを最優先にしたフィールドではどうしても172MHが同じ用途でもメインとなると思いますが、霞北浦のような距離よりも精度を必要としたフィールドや、スモールボートでのリザーバーでは通年通して核となるロッドです。
前モデルの愛用者の方はその進化を、ロングロッドに扱いにくさを感じている方には改めてこのクラスの良さを感じて頂ければと思います。

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