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  1. ルアーの『いろは』

X-80jr

今日は完成したX-80jrの製品バラつきテスト。
量産段階にあるアイテムを無作為に何個か選び、バラつきがないか調べる作業。
特にセッティングをシビアにしてしまうと、この作業で皆青冷めることになります(笑)
X-80jrは名前にSWが付いてないけど、基本シーバスターゲットの小型ミノー。
ハッキリ言って、完成度の高さはハンパじゃなく自信がある(笑)
僕はこのブログや雑誌取材でメーカー問わず良いと思ったものや、
良く使うもの(釣れるから)を紹介してる。
ここまで他メーカー、ライバルメーカーの製品を出すブログも少ないと自負している(笑)
昨日のKTWもそう。
だから手前味噌過ぎる話は極力したくないし、
自社ルアーでも自分の使った傷が入ってるルアー以外は絶対紹介したくない。
そんな僕がハチマルjrと後々出てくる16gメタルバイブに関しては、ジャンル内で一番を争える自信がある完成度。
知ってる人は知ってる?70mm前後の小型ミノーは、僕のシーバスフィッシングの中で無くてはならないジャンル。
たぶん過去にアスリート7と、ビーフリーズ65は100個づつくらいは壊れるまで愛用してきた。
今回、ハチマルjrを作るにあたり、昨年夏から市場にあるほぼ全ジャンルの70mm前後のミノーを買って試した。
このサイズのミノーの欠点は明白。飛ばないんだ。
特にショアアングラーにとっては一番重要な部分だと思う。
だから僕も散々、極細PEにこだわってきたし、無理に使ってきた。
けど、もうその必要も無くなる。
この65mm、6gのハチマルjrはオリジナルのハチマルSWとほぼ同じ飛距離(PE0.8号で)を出せる。
何でか?はヒミツ(笑)
そして一瞬、サスペンド!?って思うくらいのスローシンキング。
これも意味があって、タダ巻き中心のハチマルと、タダ巻き+ロッドアクションのハチマルjrと使い分けてもらいたいから。
外見は一見ハチマルですが(色々試した結果、ハチマルの外見が一番と辿り着いた・・・)内部構造、ウェイトバランスにも凄くこだわりました。
たぶんまた発売のタイミングで熱く書いちゃうんです。ごめんなさい(笑)
実はこのハチマルjrの企画を出した時に、当時の広報のボスに『絶対に売れない。シーバスで小型ミノーの需要はない。飛ばなきゃ売れない』とハッキリ言われたんです。
(実際はもっとキツイ言い方 笑)
PE0.8号で○○m以上飛ばせるようにする。メチャクチャ完成度の高いものにする。
そう言ってゴリ押しで企画を通しました。
そして『小型ルアー=小さい魚』というイメージは、少なくともこのルアーには持たないで欲しいです。
特にシーバスは『大型ルアー=大きな魚』ではなく、『マッチザベイト=大きな魚』であることを忘れないで下さい。
現在、本社工場で量産中です。
※一番下はサイズ比較のオリジナルさんです。
明日は諸事情で浜松にあるリザーバーに行ってきます。三月から釣り解禁だけど釣れるかな?

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