昨日は灼熱の津風呂湖でJB津風呂湖初戦に参加してきました。
土曜日から練習したのですがとにかく暑かった。
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久々のこの景色。
一昨日のブログでも書きましたが、実に12年ぶりのJB津風呂湖への参加でした。
この間に津風呂湖は大きな変化が起きていて、12年前の当時は全4戦一匹でも釣り続ければ年間優勝争いできるくらい『釣ること』自体が難しいフィールドでした。事実私が年間優勝を獲得した2008年も全戦ウェインしたのは2人くらいだったと記憶しています。
一方今は池原、七色に継ぐ関西屈指のビッグバスリザーバーで、三本で4キロ、5キロが当たり前のフィールドになっています。
特にここ数年は何もない沖、数十mの中層に浮く魚をライブスコープで狙い撃つ釣り方が上位パターンの主流になりつつあり、前日の練習では私も当然そんな感じの練習をしてみました。
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土曜日も暑かった。
そして数時間やってみて分かったことは、一日でどうこうできるレベルではない事。
もちろん間違いなくバスだというのを映すことは簡単だし、過去の経験の中でそれに対してルアーを映して狙う事は比較的簡単に出来るんだけど様々なルアーを投げてもチェイスしたり見には来るんだけどバイトさせることが出来ない。
もちろんこれはフィールドごとの癖があるから、タイミングだったり、エリアだったり、アプローチだったりを突き詰めないといけないんだけどその時間は当然一日じゃ無理と判断。
そんな中、唯一魚をキャッチしたのがド沖の中層じゃなくて、ちょっと沖に入っているレイダウン?ブッシュ?の周りをウロウロしている魚。
場所に軽く依存してるからか、ド沖の魚よりは動きが遅くアプローチがしやすく、また通過するのが明確なので津風呂バスの癖が分からないなりにもまだルアーを待ち伏せさせたりし易い。
そんな感じで数少ない魚がコンタクトしていたストラクチャーをチェックして前日練習は終了しました。
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前日練習でキャッチした1500gくらい。ヴィローラ3のジグヘッドスイミングで。
釣れたのはこの魚と、適当に流しながら前に投げてて釣れた600gくらいの2匹だけ。
三匹で5キロくらい釣らないと話にならないと言われていた中で、話にならない釣果で前日は終えました。
で試合当日はというと、前日に見つけていた立木や沈みブッシュが比較的多くて魚もある程度映ったエリアをタイミングや選手の動きを見ながらグルグル回る展開。
ラッキーだったのは朝一に近くをやっていたオカッパリの方が50cmくらいのを目の前で釣って、それでスイッチが入ったのか明らかに映っていた魚がソワソワし出してハドルスイマー3インチのネイルリグのストレートリトリーブでキロUP2連発。(ラッキー!)
そっからはちょっとづつ絞り出していってハドルスイマーで800gを追加と、反応が悪くなり出してからはボウワーム12インチを立木に浮く魚まで直撃で沈めていって1300gと最大魚の1500gをキャッチ。2回入れ替え。
※ボウワーム12インチでのキャッチシーンは7/25のTwitter、Facebookに動画UP済みです。宜しければご覧下さい。
今大会のターニングポイントは2回あって、1回目はハドルスイマーやヴィローラを全く追わなくなってからルアーをどんどん小さくしていって最終、ライク1.5インチまで沈めたけどガン無視されたので『これ逆だな』と判断してブルフラット5.8やボウワーム12を投げ出した瞬間。そのお陰で2回の入れ替えが出来ました。
2回目は10時半頃の風が吹き出したタイミング。
実は上記の5匹は10時半までに釣っていて、風が吹いたら魚がストラクチャーから離れて私が行き場を失いました(笑)
当然沖に行ったのは分かったので狙うんですが、やはり釣り方やタイミングが分からない。ここらへんは全く今の津風呂湖に対しての知識や経験が乏し過ぎて全く対応出来なかった感じでした。ここが勝ち負けのターニングポイントだったように思います。
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結果4056gで3位でした。1500、1300、1250gくらいの内訳。
ハドルスイマーとボウワームをチョイスしたのはフラット面が多かったり浮力があったりで、どちらも水がルアーを支えてくれ易いルアーなので水中でレンジをキープし易いから。
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ハドルスイマー3インチはこんな感じで0.9gネイルシンカーを並行フォールするように腹部へ。
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頭はズレないようにブラシガードでペグ留め。
ボウワームは高浮力モデルにシンカーを抱かせるんだけど、ネコリグにするんじゃなくてロングワーム特有の『開いて閉じて』を深いレンジでする為にフックと同位置にセット。
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たぶん本邦初公開(笑)ロングワームを深いレンジで開いて閉じてさせるために昔考えたやつ。今回は1.3〜2.3gをチョイス。
これはシンカーの交換も容易だし、自発的に動かしながら沈めることが可能。ボウワーム12高浮力に1.8gでだいたい4秒/mくらいかかります。
とそんな感じのJB津風呂湖再デビュー戦は3位で終了となりました。
いつも他所者の私にも変わらず接してくれる奈良県の皆さま。大会実行委員の皆さま。そしていつも手厚いサポートをして頂けるサポートメーカーさまのお陰でした。ありがとうございました。
メインタックル
○ボウワーム用
・プロトロッド/シマノ
・アルデバランMGL HG/シマノ
・シューター12lb/サンライン
○ハドルスイマー用
・ゾディアス 268L-S/シマノ
・ヴァンキッシュ2500S/シマノ
・シューター3.5lb/サンライン
魚探 GPSMAP1223XSV(ライブスコープ)/ガーミン
エレキ ブラッシュレーサー(モーターガイド仕様)/昭和電機