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浜名湖オープントーナメント最終戦 オンスタックル&ソルディーロCUP 3位

一昨日の浜名湖オープントーナメントの最終戦の内容を少しだけ振り返っておきます。
浜名湖アングラーや、未来にこの時期の試合を戦うアングラーの役に立てられれば幸いです。

先週は久々の浜名湖で4日半釣りをしました。

先週はロケ&ロケプラで2日半、サロンメンバーさん限定ガイドで2日の計4日半浜名湖に浮いたんですが、魚からの反応はそれなりにある感じでした。
超釣れる!ってほどではないけど、ポロポロとは魚種問わず釣れる感じでした。

何にしてもフクロウ14gのピンクヘッドとボラのシルバー系2色が良く釣れた。

ただいくつか懸念点もありました。
その中でも最大の懸念点は『例年よりもシーバスの(アベレージ)サイズが小さい』ということ。
例年であればアベレージサイズの40〜50cm(800gくらい)を3匹くらいキャッチすると1100〜1300gくらいの魚が混ざる感じで、更にそれを3匹くらいキャッチするとキロ後半から2キロクラスが混ざるイメージ。
つまり10匹ほどキャッチすれば1100〜1300gベースに2キロが混ざる感じで(つまり合計4500g前後)、ここらへんがお立ち台のボーダーラインというのが例年でした。昨年もそうだったはず。

もちろん2キロ半フィッシュが混ざる日もあったりしたけど・・・

ただ今年はまず1100〜1300gのアベレージちょい上のシーバスを狙うのが容易ではない。昨年の倍くらい釣らなきゃいけないイメージ。
当然2キロから上の魚も混ざりにくい。

前日の土曜日に私は茨城にイベントに行っていて不在だったのですが、その日のオンラインサロン記事に書いた今の浜名湖のコンディションとして書いたのはザクッと次の5つでした。

・シーバスはそれなりに釣れる
・ただ例年よりもサイズが小さくキロUPが難しい
・なので3匹リミット3300〜3500gを作るのが限界ではないか
・もちろんランカーシーバスや2キロ半くらいのシーバスもキャッチはしたけど運の要素が大きすぎる
・これだとクロダイを本気で狙った方がウェイトが伸びる(3500g〜)

ここからも分かるように、毎年シーバス戦と呼ばれ、私自身も毎年シーバスを釣ってくる最終戦ですが、今回ばかりはしっかり狙えるのであればクロダイ優先の展開な気がしていました。
もちろんデカいシーバスを狙ってウエイトを大幅に伸ばしたいけど、確実に狙えるかと言うと、運も間違いなく必要。そんな感じの予想でした。

普通にデカいクロダイが釣れていたのもシーバスを深追いしない理由の一つ。

試合前になんとなくイメージした戦略は、シーバスを狙いつつもあまり深追いはし過ぎない。サイズが出ない、釣れないと判断したらとっとと見切る。
クロダイはサイズが狙えるエリア、スポットを重点的に。
特に今回は大潮で朝からずっと試合時間内は下げっぱなしなので、状況変化(潮位差60cm超。浜名湖にしてはそれなり)が大きく、釣れなくてもタイミングを変えたら喰う可能性があると自分自身に言い聞かせてスタートでした。

今大会の私のメインエリアは浜名湖東岸エリア。特に塗りつぶしたエリアはキビレの反応が凄かった。

大会会場から近い浜名湖東岸エリアを中心にいつも遠りのランガン。
使ったのはフクロウ14g(メタルバイブ)にX-80SW、パブロシャッドにスイングベイト(朝ケイテックさんに貰った)やスイングインパクトのジグヘッドスイミング。
シーバス3:クロダイ7くらいのイメージ。
すると画像赤塗りのストレッチ(ミオ筋)に発生した潮目で一時、キビレが入れ喰いになる。
ハードボトムはパブロシャッド、杭はシャッドテールのジグヘッドを通すと簡単に釣れてくる。
俗に言う『落ちのキビレ』で、冬に向けて浜名湖南部に移動中の群れに当たったみたいで無限に釣れる。
同エリアをシェアしていた他選手もトップで連発させているくらいだったのでかなりの群れだったと思う。
ただサイズは600〜700gアベレージで、15匹くらい釣ってやっと3匹とも900gオーバーに。この時点でだいたい2800gくらい。確か10時くらいだったはず。
そこからシーバスを狙ったり、クロダイを狙ったり。
シーバスはフクロウ14gで3匹キャッチしたんだけどMAX800gと『やっぱり』な感じで、釣っても900gアベレージのキビレを入れ替えられず。

すると浜名湖東岸流入河川周りの杭に潮位が落ちてきて一気に大型クロダイが入ってきたらしく、ラスト1時間半(13時帰着)で持っていたキビレを全てクロダイに入れ替え。
ミスもあったりしたけど、結果的に1500、1200、1200gくらいのクロダイ3匹で帰着となりました。

3匹3875g。イメージ通りの展開でした。シーバスだけで心中するより多分その方が安定していたのは戦前からの予想通り。

結果としてはやはり3キロ半くらいにシーバスの壁はあって3300gでギリギリお立ち台(シーバス3匹)、私より上位のお二人はキッカーシーバスを入れてのウエイトでした。

無事に最終戦は3位&年間優勝。

たぶん私自身、浜名湖オープントーナメントの最終戦(だいたい11月)でここまでシーバスを追わなかったことは記憶に無いです。
ただこれも冷静に判断と分析をして『これならクロダイ狙った方が伸びる』とジャッジしての選択でした。

無事に2023年シリーズも年間優勝を獲得しました。

ちなみにJBトーナメント同様、浜名湖オープントーナメントも若者の活躍が著しいです。
今年も全4戦中、3戦は20代の選手の優勝。
年間お立ち台のうち半数が20代です。

私自身はスケジュールや時間をなんとかやりくりしながらこのトーナメントに参加しているのが現状で、毎試合ヒィヒィ言いながら必死に魚を掻き集めているのが現状です。
年々、狙っている魚の難易度が上がっていることを痛感するし、今年に至っては3位、3位、7位、3位と優勝は無しでした。
ただそんな言い訳はもちろん無しだし、出るからには練習出来なくても、直前に違うフィールドに居ても、やっぱり勝ちたいし負けたくないです。
いつまで高い壁で居られるかは分かりませんが、来たるその時までは必死に負けないように努めていきます。

今シーズンのソルトトーナメントも、応援してくれた皆さん、スポンサー企業の皆さま、競ってくれた参加者の皆さんと大会実行委員会の皆さんのお陰で無事に戦い終えることができました。
この場を借りて御礼申し上げます。

◯ジグヘッド用
ロッド ブレニアスエクスチューンS72ML/シマノ
リール ヴァンキッシュ2500SHG/シマノ
ライン プロトPE 0.6号/シマノ
リーダー Vハード3号/サンライン
ルアー スイングインパクト&スイングベイト/ケイテック

ボート AVX1980CC/ベクサスボート(SDG Marine)
魚探&エレキ GPSMAP8416XSV(フロント)、GPSMAP8410XSV(リア)、フォース(エレキ)/ガーミン(G-FISHING)
バッテリー インパルスリチウム16V-60A&36V40A/インパルスリチウム

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