高滝は素晴らしいフィールドだ・・・。
試合結果を見ていただいている方はご存知だと思うが、
関東では考えられないようなウェイトが連日ウェインされていた。
この高滝湖というフィールド、リザーバーとは名ばかりで感じとしては大きな野池(野ダム?)。
それに細いバックウォーターが付いている感じ。
全面護岸で、下流部のチャンネル部でも水深7mしかない。
そしてワカサギがメインベイトの湖のため魚のコンディションが良すぎる。
プリプラ5日半のうち、2日で全域をしっかりと見ながら回り、
半日だけ良さそうなスポット(皆が気付いている)で本気で釣りをしてみて(二匹釣れた)
その後の3日間は下流部の魚探掛けに専念した。
当然のように後半3日間はノーバイト。作戦ではあるものの頭がおかしくなりそうになったのも事実だった。
試合直前のプラで分かった事は、高滝らしく完全に釣れるスポットが限られていること。
そして、そのどれもが船団になることも必至だった。
全部で4箇所の船団ができることが予測できたが(メジャー3箇所と上流の養老川を大きな一つの船団とすると)、
季節的に考えて上流域に近い場所ほど魚も選手が集まりやすいのは明白で、
とりあえず『勝ち』など考えられる立場にない僕は、人気の薄い下流部の船団で手堅くまとめるしか方法はなく、
それ以外の展開では間違いなくゼロをくらう感じであった。
結局、エリア最下流部の船団で三日間やりきった。
さらにそのスポットでも本命場には一度も入れず、周りの浅いレンジでなんとか拾うのが精一杯・・・
ド定番、ビーフリーズ65SPとF(使い分けはまたの機会に・・・)とフラッシュトリックス3のミドスト。
浅いレンジはブレイクとは違い、魚が溜まるような場所ではないのでスクールが回って来ないとバイトがない。
延々やって、回って来た一瞬にまとめて釣る感じの三日間であった。
ちなみに連日、朝の気温は-2℃・・・
朝起きると、ボートのデッキは毎朝・・・
真っ白の、シャリシャリ・・・
もちろん車のドアも固まってて開きません・・・
とまぁ、ミノーイングにしてもミドストにしても普段から比較的得意としている釣り方で、
結局は今までの経験と、我慢のプリプラの魚探掛けが役に立った展開でした。
決勝での二本。
この写真を見た、古くからの(小学校からの)友人が、
『ホントの黒田の笑顔を見たのなんて10年ぶりくらいだよ!』
とメールをくれました。
そして、色々な人のお陰で無事参加することが出来ました。
道具を貸してくれた皆様、バッテリーを充電させてくれた方、情報を教えてくれた方、プリプラに付き合ってくれた方、仲良くしてくれたTOP50プロの方々、
全ての方々に感謝します。