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ローカルトーナメント優勝。

唐突ではありますが、釣り人としての僕を強くしてくれたのは、間違いなく琵琶湖です。
ですが、僕を育ててくれたのは間違いなく浜松にある都田ダム(引佐湖)だと思っています。

自然界のブラックバスを始めて見たのも、エレキの操船を覚えたのも、魚探の見方を覚えたのも、始めて自分の船で優勝したのも全て都田ダムです。
大学1、2年生の頃、毎週琵琶湖に行きたかったのですが金銭的に不可能で(当時はETC割引もなかったし・・・)、
それでもボートから釣りをしたく、琵琶湖に行けない週には、車に1000円分のガソリンを入れるだけで往復できる都田ダムに通っておりました。

最近では他のフィールドに行くことが多くなり、年に1回程度しか行くことのなくなってしまいましたが、
(実際最後に出たのは昨年の11月・・・去年はその一回だけ。)
今回は何故かなんとなく都田ダムで行われているローカルトーナメントに参加してみたくなり、
日程も偶然空いているときだったので、中村さん達と一緒に参加することに・・・

ただいくらローカルだとしても、半分お遊び気分だとしても、参加するからには勝ちたい!
というのが僕でありまして、数日前からブログ内でも『絶対に勝つ』と言っておりました。

地元では津風呂並みに難しく、タフな湖として有名な都田ダム。
大会が開催されても、三匹リミットでキロ後半で王手、2キロいけば間違いなく優勝。
というのがいつもの批評。

都田ダムのこの時期(夏場)の攻略の仕方は大きく分けて二通りで、
一つは中下流域の魚は多いが狙ってキッカーがとりずらいエリアのショア沿いを延々流し、
入れ替えを繰り返してウェイトをあげるプラン。
もう一つは、上流域の魚の数は少ないが一匹あたりのクオリティが高いエリアで、
釣ることができれば『勝ち』につながるプラン。
僕をはじめ、中村さんも、浜松のエースH君も選んだのは後者。
更に、その中でも最上流のサイトで狙う展開は、魚が見えているだけあり、
勝てるかどうかが一発で判断できるため三人ともそれをメインにしてのスタートとなった。

とにかく誰よりも早く最上流にたどり着きたかったため、僕の船には前後に82lbという、
ローカルではありえないほどの本気具合(笑)
そして下流域にあるスタート地点から全開で上流を目指し、到着して待っていたのはパラダイス・・・・

ではなく先行者・・・
それでも15分ほどサイトしてみたものの、魚のサイズ的にもキロ前後が多く、(これじゃ奇跡的に一本釣ってもそれだけじゃ勝てない)
さらにこちらに気づくとダッシュするような天才ばかりだったため、
中村さんとH君が到着する頃にはすでに最上流は見切り下っていくことに、
6時にスタートし、ショアを打ちながらちょっと下り、時刻はすでに8時半・・・
釣れたのは・・・

マメ一匹のみ(汗)
どうしたもんかと思って、来たことさえ後悔しかけたが、冷静に先週の津風呂のことを思い出した。
確か津風呂でも雨の少なさから上流部では流れもなく水質は最悪。
でもその水質が良くなる、上流から中流の変わり目ぐらいで僕自身もプラから反応を得ていたし、試合中にも入れ替えをし、優勝者も出ていた。
今回の都田も状況もそれに酷似。
ならばということで、津風呂と同じ条件の当てはまるエリアの、アウトサイドにあるカバー周りをひたすら打ちまくった。
結果、ジャスターホッグの1/2ozテキサスで1700gフィッシュの都田スーパーキッカーを、
その後。同条件の岩盤周りをライトリグで狙い900gのキッカーを釣り・・・


<メインタックル>
ジャスターホッグ、テキサス用
ファイナルディメンション TS172MHPF
メタニウムMgDC7
東レ UPグレード16lb
ライトリグ用
FVRエリート64SXUL
コンプレックスF6
東レ UPグレード3lb

2800g、優勝でした♪
最後の最後まで優勝だと思っていた2位の方、盛り上げていただきありがとうございました(笑)
そしてスポット参戦の僕を快く参加させていただきましたチームの方々、本当にありがとうございました。

結局、当初考えていたもの(上流サイト合戦)とは大きく違う展開となりましたが、
綱渡りのような釣りで最高にエキサイティングに楽しむことができました。


先ほど、旧吉に向けて最重要なものが到着しました。旧吉も楽しんで釣りしてきます!

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