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努力

先週末、毎年恒例の大金振込みをし、そのついでに部屋にある保険やらカード会社やらの、紙類の資料&書類の整理を一気にやった。
そうしたら、ちょうど面白いものが出てきたので写メしておいた。


画像が悪いので油性マジックの部分しか見えないけど、ボールペンで恐ろしいほど色々書いてあります・・・
浜名湖のある場所の空写のコピー。
21、22歳(大学3、4年生)の二年間の秋限定で開拓しきった。
最初はもちろんGPSを使って攻略していたんだけど、その特性上、
真上まで行かないと位置が分からないし、あまりにも浅いとそれすら難しいので、途中からは山立てに変更した。
幸いにも、川で両岸が近いので、琵琶湖のように一方向二点で見なくても、
陸上の建造物一つで一方向の山立てができるためコチラのほうが圧倒的に楽だった。
更に、この川はかなりの杭が立っているのでそれだけで十分な場所もかなりある。

ちなみにやっぱり杭が立ってる場所って必ず何かあって、
座礁しやすいとか、旧エリ跡(コレが一番多い)とかがほとんど。
そしてエリを入れていたってことは間違いなく何かがあるからなんだよね。(ほとんどが水中岬かハンプ)

そういえば、このエリアに沈船が一つあってその1mくらい横にも杭が立ってる。
最初は杭の近くを魚探かけたら凄い変化で、時間を空けてルアーを通したら釣れて、
その後はずっとでかい岩の集合体+杭だと思ってたんだけど、
一番大きい大潮の下げ止まりに見に行ったら、ちょっとだけ透明度が良かったこともあって、
船が沈んでるのが見えた。たぶん岩を沢山積んで沈めてあるんだと思う。

今年の浜名湖オープンの初戦の春のときはここで二本目を釣ったんだけど、
秋の最終戦ではノータッチ。なぜかここは60cmそこそこかまでしか釣れないんだよね。

やってて思うのは、でかい固体とか連発で吹く場所っていうのは地形的変化が絶対。
岩とか杭とかのピンスポットからは60cmくらいまで。
70cm以上とか、一箇所で5本以上で吹くときは間違いなく地形的変化。つーか100%岬絡み。
結局はスクールしている固体がフィーディングに入る場所。
ただタイミングが合わないと全く居ないからそこもまた難しい。
逆に岩とか杭のピンスポットは60cmだけどかなりの高確率で居るから逆にそれも魅力的。
岩とか杭って書いてるけど、正確にはそれによって発生する水のヨレか。

このエリアは常にかなりの濁りが入ってて、それはイコール『魚を騙しやすい』『(シャローでも)近づいても気付かれ難い』
って良いことずくしのように思えるけど、デメリットもかなり多い。
まず濁ってるって事はルアーを発見してくれる可能性がかなり低い。
浜名湖本湖だったら10m離れたところでも魚はルアーに気付いてくれるけど(喰うかどうかは別だが)
この透明度が30cmとかのエリアでは、おそらく1mから下手したら50cmとかって距離じゃないと、ルアーに魚が気付いてくれない可能性が高い。
これは相手がルアーじゃなくても本物のエサでも同じ。
だから魚は効率良くエサにありつくために、エサが集まりやすい(通りやすい)場所に、
本湖以上に着きやすくなる。当然、フラットでウロウロしている固体は少なくなる。
だからこそ、透明度の高い本湖では全く意味の無いレベルのストラクチャーであっても、
それがこのエリア内にあると非常に効果が高くなる。
テキトーにやってると釣り難いけど、狙うスポットさえ分かっていれば格段に効率が良くなる。
結局はデメリットも突き詰めるとメリットになるんですが・・・

今では、こんな地図無くても頭の中にほとんどのスポットと、水深が入ってるのでいりませんが・・・
ロッドを一本も積まず、船外機を上げて座礁しながらも竹ざお片手に何か無いか偏光頼りに探してた頃が懐かしいです。

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