えぇ、浜名湖オープントーナメント第二戦が終わってからというもの、
色々な方々から色々な形で、色々な質問をして頂きます。(メール質問はすみませんが返信できていません、ごめんなさい。)
中でも結構多いのが何故、初戦は『1.5mにある杭』で二戦は『50cmの岩』だったのかという質問。
この質問の答えはもう一つしかないんですが『当日そこが釣れたから』です。(笑)
初戦の内容を更新したときにも書きましたが、僕の中で表浜名湖には約30箇所の特別なスポットが存在します。
その30箇所の水深や特性は本当にバラバラで、潮の具合によってもそれぞれ環境は違います。
もちろん下げのほうが良い場所や、比較的大型が釣れる場所等、それなりに分類はしていますが、
それは絶対ではなく『その確率が高い』程度のもの。
実際に当日、どこがどれだけ釣れるかなんてやってみないと分かりません。だからこそのランガンスタイル。
で、初戦に関しては二箇所目ですでに優勝を確信したのでそれ以上は無理に回ることはなく。
本音は、下手に500g上げるためだけにポイントを一つ公開するリスクのほうが高いと判断しただけなんですが。
で、今回の二戦目は前回のように一箇所で連発させられるほど楽な展開ではないのは分かっていたので、
かなりの数のスポットを回ることになりました。
当然、初戦で使った『1.5mの杭』も攻めたんですが、結論としてそこからは魚は出なかったというだけです。
今回は全く同じルアーを使うために2タックル用意しました。
初戦で『1.5mの杭』を攻めるために使ったのはワールドシャウラ2652Rという6.6ftのMLのロッド。
1.5mと水深があったことから、取り回しを優先して僕の中ではショートロッドの部類に入るこのロッドをチョイスしました。
で、今回の第二戦。
もちろん比較的、やりとりに余裕のあるスポットでは前回同様2652Rを使用。
ただ、今回このロッドで釣ったのは最後の800gのシーバスのみ。
それ以外の魚は全てワールドシャウラ2702Rという7ftのMLの7月発売のモデル。
正直、初戦のロッドに関しては絶対にワールドシャウラ2652Rでなきゃダメだったと言うつもりはない。
実際に、6.6ft前後のMLなら代用できるロッドはいくつかある。
ただ今回の第二戦に関しては『絶対に2702Rがなければ勝てなかった』と断言できる。
試合中65cm、2.5キロのキッカーのシーバスが一度喰わせた岩から引き離したものの、
流れに乗ってもう一度その岩へ突っ込んだ瞬間があった。
はっきり言って僕のラインシステムではそこで掛けることすら無茶なんだけど、
今回その瞬間に一番頑張ったのはワールドシャウラ2702Rだった。
7ftのMLって一見するとありそうなスペックなんだけど、
そのほとんどがワーム用のテーパーのきついもので、ブラックバス用で使うなら良いんだけど、
レギュラーテーパーの7ftのMLなんて市場にほとんど存在しない。
現在の僕の中での浜名湖で一番の溺愛ロッドです。
秋にはこいつでも止められないようなデカシーバスが試合中にかかるといいなぁ・・・
最高にウナギ旨かったなぁ・・・ごちそうさまでした。
カメラマンさんとの初戦からの約束で『勝ったらウナギ』を実行できました。
ちなみに初戦の準優勝時は『さわやかのハンバーグ』でした・・・ごちそうさまでした。