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  1. ノンジャンル

釣りってものをスポーツとして定義すると、他のスポーツよりも圧倒的に運の要素が介入しやすいってのはよく話に上がります。
ワンデイ3リミットとかだと確かにそれもあるけれど、
複数日5リミットになると、もちろん運の要素もかなりあるけど、巡ってきた運をいかに広げるかって凄く大切な気がします。
試合途中、見失った(もしくは最初から見えてない)状況での移動前後の捨てキャストとか、ただの勘だけのチョイスから偶然得た一匹が、
結果、勝ちに繋がるヒントとか、情報をくれたって話はすんごく良くある話。
運は必要十分条件じゃないけど、必要条件では間違いなくある。
まっ。こんなんは数少ないトーナメントの話。
でも狭義な捉え方ではトーナメントだけど、広義な捉え方をするとこれが全てだとも思う。
『釣り』って枠の中に居て、やっぱり全ての努力が報われて、努力しないと絶対成功しないとかは無い。
しやすい、しにくい。だけ。
今までに『釣り』の枠の中で、身分不相応な大きなチャンスが来てるなーって思うときもあれば、
なかなかしんどくて、耐えどきだなぁってときの両方が何度もあった。だいたい数ヶ月とか一年って単位で。
やっかいなのが自分のプラマイゼロがどこ(レベル)にあるのか分かってないと、後あと困る。
運が来てて、身分不相応なチャンスが来てるときにそれを運じゃなくて、努力による成長だと勘違いしちゃって、それがプラマイゼロだと思っていると、
実際の自分のプラマイゼロに戻ったときメチャクチャ大変なことになる。
問題なのはなかなか、その最中には自分のラッキーモードに気付くのが難しいこと。
勘違いして、サボりまくるとそのラッキーの何倍ものアンラッキーがその後、降り注いでくる。
そして『釣り』の枠は狭いが故に、アンラッキーが大き過ぎると一発で即死する(笑)
沢山練習をした上での試合模様か、本当に多くのテストや試行錯誤が行われた製品かは後に分かる。
ラッキーはあぐらをかくためのものじゃなくて、ステップアップするためにあるもの。
今年も一年がもう少しで終わります。
皆さんのお仕事はいかがだったでしょうか?

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