二日間の練習を終え、明日からTOP50桧原湖戦がスタート。
ご存知の通り、桧原湖はスモールマウスバスレイク。もちろん今回もスモール戦です。
スモールマウスバスに、もしくは桧原湖に馴染みのない方も多いと思うので今大会がより面白くなる事前情報を少しだけ追記します。
福島県の標高800mにある桧原湖は夏が10日しか無いと言われるほどの避暑地で、すでに今も朝夕は肌寒いです。
10月には浜松の真冬くらいになるような場所での開催です。
ラージマウスバスも生息していますが、数はスモールの1/100と言われています。
いつも桧原湖戦は成績が団子状態になります。昨年も初日はトップウェイトから予選通過の30位までが1キロ以内。
なのでウェイトだけを見ると一見、僅差のように感じますが戦っている選手としては100g、200gの差が非常に高い壁に感じるフィールドです。
600gや700gの魚が普通のキーパーである一方、1キロフィッシュはスーパーキッカーです。たった300gの差ですがラージマウス戦に換算すると5倍くらいのウェイト価値があると思います。
なので初日の1キロ差というのは選手としては数キロの差に感じる試合です。
魚は様々なものを捕食していると思いますが、やっぱり一番無視できないのはワカサギ。
スモール戦=ライトライン、スモールワームでなんかセコい釣り。なんて思っている方もいるかもしれませんが、
スモールマウスバスがそういったフィネスな攻め方をしないと釣れないのではなく、あくまでもフィールドの特性から。
同じスモールマウスレイクで有名な野尻湖と比べられることが多いですが、私は同じスモールでも全く違うと思っています。
そしてスモールは天候や風向きによって釣れる場所やレンジがコロコロと変わります。
おそらくですが、今大会も漏れなくそんなコロコロ変わる中での試合になると思います。
昨年は初日、二日目とラージを混ぜた西川プロが二日目までトップでしたが、最終的にスモールを釣りまくっていた青木プロが優勝しました。
そんなラージを混ぜた戦略を組む選手が今年も居るはずです。
私も自分らしさを忘れずに、東北の地で明日から一生懸命戦ってきます。