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  1. ボート・魚探の『いろは』

最新魚探を使いこなす為に

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、私は昨年からガーミン魚探の日本正規代理店として有名なG-FISHING社からサポートを頂いています。
G-FISHINGサポートプロには私の周りのプロも所属していて、Mrガーミンと呼ばれる佐々プロや、TOP50AOYの早野プロなど次世代を担う錚々たるメンバーが名を連ねていて、日々使いこなし術や知識を発信しているので目にしている方も少なくないと思います。

そんな最新魚探では様々なことが可能なのですが、魚探の知識と並んで重要な保存先のお話を少ししたいと思います。
すでに最新魚探を使っている方はもちろん、購入を検討中の方にも是非、購入前に一読して頂けましたら幸いです。

さてガーミン魚探の場合、各種データはSDカードかマイクロSDカードに保存します。
SDカードかマイクロSDカードかは機種によって違いますが、データを移したりすることを考えて、基本小さいマイクロSDに保存することをオススメします。マイクロSDならカートリッジ一つでSDに変更できますが、SDをマイクロSDに変更するにはPCを経由する必要があるからです。
これがまず一つ目のポイント。

マイクロSD→SDはカートリッジ一つで可能。逆は大変。

二つ目はカードの種類、容量について。
ガーミン魚探は全機種(カードスロットの無いストライカーシリーズは除く)、ウェイポイント(ポイントのことです)&航跡は魚探本体、地図&クイックドローデータはSD(マイクロSD)カードに保存されます。
もちろんウェイポイントを挿入しているSDにデータ移行して抽出することも可能ですが、あくまでも最初はウェイポイント&航跡は魚探本体に記録されます。
ガーミンの場合はSDカードはSDHCという昔からある汎用度の高いSDカードに対応しており、非常に安価(電気屋さんでも1000円くらい。ネットなら500円とかであります)なのも魅力です。
メーカーによってはこのカードが数万円することもあり、私が昨年までガーミンと併用して使っていたホンデックスも純正規格のカードは2万円くらいした記憶があります。
SDHCは確かMAX32GBまであるのですが、私の場合は16GBを複数枚持つことをオススメしています。

この画面のように地図を表示したり、クイックドローデータ(水深別に色分けしている機能)は全てSDカードに保存されます。

理由は16GBのほうが値段が安いのもあるのですが、極力フィールドごとにデータを管理している為、大きな容量が必要ないからです。
フィールドごとにデータを分ける理由は二つありまして。
1.万一、SDカードがクラッシュ(データ破損)した場合の痛手を最小限に抑えたい。
2.起動や地図の拡大縮小をクイックにしたい。

まず1.は普段からPCでSDカードやUSBを触っている方ならご存知の通り、こういったデータカードは永久にデータ保存を保証するものではありません。
磁石に近づけたり、衝撃を与えたり、ちょっとした湿気でショートしたり破損してデータが飛ぶものです。
定期的にデータバックアップは当然ですが、万一クラッシュした時にフィールドごとにデータを分ける事は最低限のリスクヘッジだと思います。

2.は魚探起動時や地図の拡大縮小時には、入っているデータ全てを起動させたり、データ全ての拡大縮小が行われています。
例えば霞ヶ浦にいる時に琵琶湖のデータを常に読み込んで、一緒に拡大縮小して動きを遅くする意味は全くないのでフィールドごとに分けるのがオススメです。
例外的に霞ヶ浦と北浦は同時に試合エリアになることも少なくないので共通のSDカードに保存しています。

そしてSDカード容量は32GBであれば、おそらくほとんどの人が行くフィールド全てのデータを入れても一杯になることはありませんが、フィールドごとに分けるのであれば16GBで十分です。

舐めてると、どのカードがどのフィールドか分からなくなるのでしっかり分かるようにすることをオススメします。

最新魚探の最新機能を知りたい人には基礎中の基礎かもしれませんが(笑)どんだけ良い魚探でもデータが飛ぶと一気に戦力ダウンです。転ばぬ先の杖として必ずバックアップはとりましょう(笑)

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