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  1. ルアーの『いろは』

チヌトップルアーを振り返ってみる。

当ブログの読者さんなら、ここ1.2年全国的にチヌゲームが熱いのはご存知かと思います。
黒田が盛ってるとしても(笑)地域問わず専用コーナーが出来たり、取り扱いルアーが増えているのを見ている方も沢山いらっしゃるかと思います。

本日、メガバス社さんから2021年分の水砲の配給がありました。ありがとうございます!

盛り上がり初期。波の中心はフリーリグを中心としたソフトベイトが中心でしたが、同時に水面の釣りの面白さや可能性が全国的に広まっているのが現状かと思います。
私はここ10年弱で4個のチヌ専用トップウォータープラグを監修したり開発に携わらせて頂きました。
たぶん日本最多だと自負しています(笑)

ポッピングダック(2015)、セッター(2016)、ライズウォーク&水砲(2019)

それぞれに特色があり、個性があり、今でも全て一軍のチヌトップ用ルアーです。
ポッピングダック開発時に何度か書いていますが、私がちょうどチヌトップ処女作であるポッピングダックを開発テストしていた2013〜2014シーズン。ちょうどこの頃はチヌトップは中弛み的なタイミングでした。
今でこそチヌトップ専用ルアーは毎年いくつかリリースされますが、当時は2010年頃までに作られたものが毎年夏前に生産されるくらいだったと思います。
事実、ポッピングダックの企画を通す際にも『今更出して売れる?』って声は社内でも少なからずありました。

そこから今の流れはもちろん私が作ったなんて言うつもりはなくて、良い時に色々な物を作らせて頂いているなぁ。と思います。

今回送って頂いたメガバスの水砲。

なんでこんなことを今回改めて書いているかというと、ここ何年かの間にチヌトップやチヌゲームを始めた方に『黒田さんの作ったシマノのライズウォークよりも、メガバスの水砲の方が釣れますよ』って定期的に言われたからです(笑)
『両方作ったのは俺だ!』とは言えず(笑)『水砲良いルアーですよね!』とお答えするようにしています(笑)
水砲はねnada.で開発してたんだけど、色々あって最終的にメガバスで出すことになって、というルアーだってことを忘れないでね(笑)

ライブウォークと水砲は2018年に沢山テストして2019年にリリースした同い年。

私の中でライズウォークと水砲はメーカーこそ違うけど兄弟です。
フッキング率を優先したライズウォークと、動かし易さを優先した水砲。チヌトップにおけるペンシルベイトに必要な相反する二つの性能を落とし所を見つけて一つのルアーに詰め込むのでは無く、それぞれに性能の片方づつをMAXまで持たせた表と裏の兄弟です。

どちらかしか使ったことがない方、どちらかにか持っていない方にも是非、兄弟も使ってみて欲しいと思います。

来年以降になるけど、引き続き面白いチヌトップルアーも開発してるのでそちらも気長に楽しみにしていて下さい。

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