昨日から新しい相棒に慣れる為と、自身の釣りの練習の為に長良川に来ています。
昨日はシマノ社のテストメイン。今日から3日間はオンラインサロンのメンバーさんとの交流を兼ねた同船フィッシング。
昨年、同時期に『水深別お気に入りジャークベイト』についてブログで一つづつ解説したのですが、昨年も同じことを書いているけど個人的にはルアーがどうこうよりもどれぐらい潜るか(自分のタックル&使い方で)をしっかり把握している方が遥かに重要だと私は思っています。
今日は実際に私がどんな場所を攻めているのかを追加でご紹介しておきたいと思います。
とは言っても簡単で、浅いところまで刺さっている(もしくは水面より出ていても良い)縦ストラクチャーで、リザーバーであれば立木や倒木、今私が居るようなリバーフィールドであればオダ(水中流木の集合体)や橋脚がそれに当たります。ウィードレイクでは枯れ残りとか。
極論、何mから生えていても良いけど水面から2、3mまでは生えているのが条件かと思います。
そこに浮いてサスペンドしているような魚を追いかけさせたり、目の前でキラキラさせてリアクションさせてバイトさせるようなイメージです。
コレは実際に今日撮影したスポットのストラクチャーなんですが、岸からはそれなりに離れていて4mくらいの水深の場所にポツンとあるオダです。
肉眼で見ると凄いしょぼい。スルーしがち。
肉眼では1本しょぼく見えるだけだけど実は水中には5本の枝が熊手みたいに入っています。規模感はこれを見ると3m×3mくらい。
肉眼→ライブスコープパースペクティブ→ライブスコープフォワードで見るとイメージが湧きやすいんだけど、実は水面下にしょぼく見える枝の下には木が丸々沈んでいて、ここに浮いている魚をルアーのアピール力で外に引っ張り出したり、上に浮かせてバイトさせるのが私の春のジャークベイトです。
魚探はあった方がもちろんイメージ湧くけれど、上記の肉眼画像のようにうっすら見える枝や、水中の色の変化で水面下に広がるストラクチャーを想像してトレースすることは誰にでも可能だし、しょぼい枝一本でも魚が寄り添って浮くには十分。
感覚的にはカバークランキングに近いんだけど、クランクと違ってストラクチャーの周りや上で止めて見せて追わせることが出来るのが強み。
ジャックベイトというとシャローフラットなんかで遠投して探りながら釣るってイメージの方や、ブレイクを広く探るようなイメージの方もいるかもしれませんが(もちろんそういった使い方もある)、そうなるとバイブレーションやクランクベイトの方が有利。
こんなストラクチャーならジグやテキサスを突っ込んでも釣れそうなもんなんですが、不思議と追わせた方が喰うのが春だったりします。今日もまさしくそう。
少しでもジャークベイトのイメージが湧いてもらえたら幸いです。