先日の七色ダム戦でもメインの一つになったのがフリルドシャッド4.7インチ(デプス)とフットボールシェイキーヘッド(ケイテック)の組合せ。今回は0.9gを使用しました。
大会詳細ブログ(2日目)にもキッカーのキャッチシーンとミスシーンを動画UPしていますが、この組合せだからこそキャッチできたキッカーであり、この組合せだからこそミスした魚でした。
元々、私はオフセットタイプのジグヘッドが大好きです。
琵琶湖時代(〜2010年)の私をご存知な方は知っていると思うんですが、とにかくスキップインザシェード(エコギア)が大好きでした。
普通のジグヘッドとしても使えるスキップインザシェード。フックも良く、何よりウィードレスジグヘッドとして使える優れものでした。
元々は田辺さんがUSツアー用にボートドッグの下やオダを攻める為に生まれたはずで、ハッスンやパラマックスと組み合わせて使っていたイメージが非常に強いです。
確か2000年のバスマスタークラシック(確か田辺さん6位か7位)ではスキップインザシェードにパラマックスの組合せだったはず。(幼少期なので記憶曖昧です。違ったらごめんなさい)
ただ現在のJBのレギュレーション上、現在タングステンしか使用できないのでしばらく『ウィードレスジグヘッド』は使えない環境にありました。
ちなみにこのタイプのジグヘッド(オフセットタイプも含)はアメリカだと『シェイキーヘッド』と呼ばれ(なのでケイテック商品もフットボールシェイキーヘッド)、非常にポピュラーで、むしろラインナップ数でいくとボールタイプ(普通のジグヘッドのこと)よりも多いです。
フックの形状からワームキーパーの種類まで各社から様々なアイテムが出ています。軽く50種類くらいはあるはず。
気になる方はタックルウェアハウスから見てみて下さい。
確かフットボールシェイキーヘッドが出たのが2010年か2011年頃だったと思います。
もちろんすぐに買ってずっと愛用してきたのですが、正直人気商品ではないと思います。私の七色戦のブログ記事にもSNS上で『使ってみたいけど売ってるの見たことない』とコメントが入っていたほど。
ただ近年、プロで公開する人もたまに居るので私もこのタイミングでこの記事を書いています。
おそらくフットボールシェイキーヘッドは元々それなりの細身のストレートワームを組み合わせて使うこと前提に作られたはずです。
ケイテック社のHPでもセット例にされているのはセクシーインパクト(ストレートワーム)です。
先程書いたようにかなり使われているアメリカでもストレートワームが主流ですが、良いジグヘッドで且つ代用品が無いだけに様々なワームに使いたくなります。
今大会は冒頭で書いたようにフリルドシャッドに取り付けていました。
フリルドシャッドはかなり柔らかいのでこれでも針先が出て掛かるのですが、とはいえ出シロが少ない(浅い)ためどうしても口内で深く刺さりにくい感は否めません。
動画でUPしたように大会2日目にバラしたのも、おそらく口内の刺さりが薄く口切れしたはず。
カバー周り、更にそこでキャッチ出来るようにパワースピニング+PEラインなので刺さっている皮への負担は大きくなります。
ただ他にこの方法(提灯させたまま水平姿勢で一点ミドストさせる)をやれる方法はありません。
ケイテックのフットボールシェイキーヘッドも、デプスのフリルドシャッドも凄く良い製品です。
釣れるからってだけの話ではなく、他に代用出来るものがほとんど無い。唯一無二に近いんです。
ただ同時にどちらも大人気商品とは言い難く(だからこそフォロー製品が出てこない=唯一無二)、売っていないこともしばしばです。
個人的には本当に本当にこのフットボールシェイキーヘッドのワイドゲイプフックタイプが欲しい。誰か作って欲しいです(涙)ケイテックさん如何ですか。
フリルドシャッドもフットボールシェイキーヘッドも皆さん宜しければ今シーズンお試ししてみてください。
今の課題は何とかして解決できないか私が色々動いてみます(笑)