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  1. ルアーの『いろは』

ガード付きジグ 其の一

もー最近は冬の釣り=メタルバイブですね。
僕世代はジグ+ポークでした。(電撃&メルトダウンシェイク世代ね)
冬に限らず、近年はガード付きジグ減りましたよね。夏の琵琶湖のグラス攻略くらいの印象。

これはロドリ三月号の取材のときの。メガバス、サバイバルジグ+ティムコ、スーパークロー。
たまに紙面なんかでもガード付きジグが取り扱われて、テキサスとの違いが解説されてたりするけど、
内容はやっぱりラバーについての効能がほとんど、もちろん他には無いパーツだから重要なんだけど。
ほとんど解説されないけど、ガード付きジグの最大のメリットってフッキング方法の違い。
テキサスと魚へのフッキング方法の違いが全く違うから、低水温期に活躍する。

画像分かりにくっ!(笑)だけど、お伝えしたいのはアイとフックポイントの位置の違いね。
段差が少ないからテキサスはウィードレス性が高くて、高低差のあるジグはガードが必要なんだけど、
フッキング時、テキサスの場合ワームを魚自身が噛み潰す(魚がワームを潰してフックポイントを出す)必要がある。
もちろんハイシーズンはこれで十分。むしろテキサスの方が応用力高いし。
ただ問題は初冬~初春の低水温期。テキサスだとワームを潰すほど強く噛んでくれないんだ。
イメージとしては口も半開きだし、噛む力も弱い。
だからテキサスだとどんだけ強く早くフッキングしてもフックポイントが出ずに、ずるっと抜けてくるだけ。
テキサスは魚がワームを噛んで変形してからフッキングすることが前提だから。
で、ジグはというと。もちろん魚はガードを倒すほど強く噛んではくれない。(昔、僕はガードは魚が咥えて倒すもんだと思ってた 笑)
ただ、魚の口内にジグがあれば弱く咥えているだけでもこっちから強くフッキングしてガードを倒してフックポイントを剥き出しにすることができる。
僕の中ではこの違いがジグとテキサスの最大の違い。
もちろんラバーとか、ポーク使えるとかあるけど、今ならテキサスをラバー仕様にするのは良く使うし、ポーク並に柔らかいワームもあるし。
この二つの中間にストレートフックを内掛け結びしたテキサスがあるんだけど長くなるから今回は割愛(笑)
で、低水温期にシャローカバーを打つことが多いんだから、条件的にビッグバスの確率は高くなるよね。
もちろんラバーの力もあるだろうけど、単純に用途的な部分が大きいと思います。
もちろんストレス無く釣りするならテキサスで十分。テキサスだと絶対フッキングしないわけじゃないしね。
ただ使うのには意味があるし、それだけ冬~春のシャローの魚には狙いたくなる(サイズやクオリティ)魚が多いわけで、
こういうのが一番、面白いところだと思うんだけどなぁ~。
次回はガード付きジグ其の二(笑)

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