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  1. ルアーの『いろは』

ストライクキング 6XD

昨日もしっかりと仕事をして寒い水中から魚を連れてきてくれたストライクキングの6XD。
最近では10XDやKVD8.0ばかりが有名ですが、ここ10年でストライクキングが一躍有名になったのはプロモデルクランクのシリーズ5&6のお陰(あとバンダムの力)だと思います。

国内でストライクキングのクランクについて紹介しているサイトやブログってほとんど無いので(誰にもスポンサー付いてないから当たり前か 笑)、
今日はちょっとだけプロモデルクランクシリーズを紹介してみようと思います。(今回KVDシリーズはシカトします)
日本のルアーのように個々にカッコ良い名前が付いていないので分かりにくいんですが、
(プロモデルクランク)シリーズは3、4、5、6、8、10とあります。だいたいシリーズ3とかシリーズ6とか呼びます。(シリーズ3で何種類もあるんじゃなくて、ストライクキングシリーズの3番っていうクランクって意味です)
基本数字が大きくなれば深く潜るシンプルな分類ですが、ややこしい理由の一つは数字によってルアーサイズとルックスが大きく違う点と(グリフォンとマッドペッパーマグナムが同じシリーズってくらい違う)、
日本のルアーのように親切に背中や腹部にメーカー名やルアー名が入っていないので、パッケージから出されたら知らない人にはドコの何か分からない点(笑)
更にシリーズ3、5、6、8、10にはXDという(正確にはシリーズ8と10は8XDと10XDしか存在しない)そのタイプと同じボディにより深く潜るリップがついたモデルが存在するので、
要約すると3、3XD、4、5、5XD、6、6XD、8XD、10XDの9種類が主なラインナップ。(サイレントやミニ、1XSはややこしくなるだけなので除外)
この中で日本国内で最も騒がれたのは10XDですが、元々はシリーズ5、6(XD含む)でバンダムが勝ちまくったのが一躍有名になった主な理由です。
このプロモデルクランクシリーズが優れている理由の一つは、アメリカンルアーにしては珍しく巻き抵抗が少ないところ。(でもしっかり潜る)
例えば5mダイバーとして使える6XDは日本人でも余裕で半日巻き続けられると思いますが、ホットリップス・エクスプレスやマンズ30+は一時間くらいが限界。
特に5~10XDまでのディープクランクゾーンはここまでシステムクランク化しているメーカーは国内には無いので、ミドルからディープ攻略を余儀なくされるフィールドに行くことの多いアングラーにはかなり重宝すると思います。
加えて価格もかなり安いです。
ストライクキングのルアーは10XD、8XD、KVD8.0こそ高いですが(国内店頭だと2000円強)、6XDまでは1000円を切るお店、ネットショップも少なく無いと思います。
TWHなんかで探せば5ドル、6ドルなので知り合いやソフトベイトと一緒に大量に買う方はかなり安く手に入ると思います。
市場の理由から日本国内メーカーにとってディープクランクをばんばん開発するのは憚れる現状があるので、舶来ものを試しに一つ見かけたら買って試してみてはいかがでしょうか。

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