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TOP50第4戦ケイテックCUP 桧原湖

正直、成績が悪い時のブログを書くのはメチャクチャしんどいんですが、今まで最下位の時も書き続けてきたし、今回の冠スポンサーであるケイテック社の馬路代表が閉会式の挨拶で『結果の良し悪しに関わらず是非、選手皆さんには試合中の戦略や考えを言葉や文章で残してほしい』と仰っていたので、いつも通り試合翌日のルーティンとして記録を残します。

今大会は藤田夏輝プロの初優勝で幕を閉じました。

私の今回の桧原湖戦は39位予選落ち。
昨年の桧原湖戦に続き、2年連続での予選落ちとなりました。
TOP50に復帰した2017年以降の自身の桧原湖戦の結果を調べてみました。

2017年 46位
2019年 3位(台風で1day開催)
2021年 10位
2022年 41位
2023年 39位

5回開催で3回予選落ち。
唯一お立ち台だった2019年は台風直前で巻きキャロが吹いての結果でした。
何度見ても苦手なんだなと思ってしまう順位が並びます。

今年のTOP50シリーズは練習のルールが少し変更されました。
昨年までは『オフリミット2週間、直前練習2日』だったんですが、今年は『オフリミット1ヶ月、直前練習5日』となりました。
オフリミット(練習禁止期間)が長いので、行ったことのない第2戦の開催地小野湖を除いで『直前5日間のみ練習』と考えていたのですが、今回の桧原湖だけはプリプラクティスを自身に設けました。
7月末から8月頭に8日間。私の中では昨年までのオフリミット2週間ルールだったとしてもかなりの長期練習でした。

1ヶ月以上前なのであまり役には立ちませんが・・・

実際に1ヶ月半前の練習は全く役に立たないのは当たり前だし、どちらかというと練習というよりは『年一回のスモールに慣れておく』くらいの感覚でした。
実際に季節感もかなり違いました。

約1ヶ月のインターバルを経て、9月に入り再び桧原湖へ。
この季節の桧原湖戦は2021年以降、『マイクロホバスト』と呼ばれる小型(1〜2インチ)ワームを用いたホバストテクニックが上位を独占しています。
早い話しが『出来なきゃ勝負にならない』レベルです。
そして今回もそうでした。

私もプリプラ、直前プラと練習を繰り返しました。

ただこのマイクロホバストですが、小さいワームを使えば良いとか、ワカサギの群れの周りで漂わせれば良いとかって簡単な話ではありません。
修練とスキルを要する釣りで、いきなりやってすぐにできるものじゃない。

なので今回直前プラの5日のうち、丸2日間はシャローのチェックに充てて(エレキで延々ルアー巻きながら流した)、残りをこのマイクロホバストを含めたディープの釣りに充てました。

シャローはスピナーベイト(ビーブル)とタイニーNZクローラーをひたすら巻きながらサイトをした。

ラージも1匹だけ釣ったけど・・・

正直、自分のスキル的にはとてもシャローだけで勝負できるような感じではなかったです。
ただ同時にディープも私にはそんなに簡単ではなかった(汗)

昨年も活躍してくれたサカマタ5やフリルドシャッドの反応が良い日もあったりしたけれど・・・

正直、シャローをやってもディープをやっても、マイクロワームを使っても皆んなが使わないような大型ワームを使っても、良い感触を得られないまま練習の日程だけ消化していきました。
釣果的にも5匹以上釣れたのは直前練習で1日だけ。
もちろん必要以上に釣ろうとはしていないけど(同じ釣り方で毎日とか、数十匹とか釣る意味はあまりない)、とはいえ手ごたえが無さすぎるし、むしろオールドスクール(って数年前までのスタンダードですが・・・)なダウンショットやキャロ、フットボールなんかを使って『普通に釣っていく』方が私にはスコアが伸びる感じ。
練習で一番釣れた日で3700g(5匹)くらい。流石に今大会は練習で釣れた魚はウェイトを測っていきました。

個人的にはそんな感じで『3キロ(600g×5匹)くらい頑張って釣っていくしかない』ってのが戦前の嘘偽りない感覚でした。そのウェイトが良いのか悪いのかは分からないけど、自身が現実的且つ頑張れば毎日イケそうなライン。
ただ台風が近付いていたので『初日なんかはその影響でスコア伸びるかな?』という予想。
結果的にこの目指した3キロは初日、2日目共に30位ギリギリくらいでした。

初日5匹ギリギリ2376gで単日38位。

2日目も5匹ギリギリ2796g、単日32位。

総合は39位予選落ち。
エリアは二日間ともに午前中は月島周りのフラット&ハンプ、午後から馬の首をランガン。

自身のオンラインサロンで戦前に書いたんですが、今回の桧原湖戦が私の今シーズンの間違いなく山場でした。
小野湖戦も間違いなく『2023年シーズンの山場』だったんですが、それは私以外の多くの選手にもそうだったと思います。よく分からないまま試合に突入した選手も多かったはず。
一方の今回は、戦前から手答えを感じている選手が結構いるんだろうなぁと感じていました。
釣ってるのを見たとか、釣れてる話を聞いたとかではないんだけど、水中での魚の動きなんかを見ていれば(自分には難しいけど)毎日普通に釣っている選手が居るのは簡単に想像出来たし、それが小野湖のように1人とか2人とかじゃないのもすぐに分かりました。

試合で投げたのはほぼこの4つのみ。サンスンダウンショット、HPシャッドテールキャロ、フットボールブルフラット、カバースキャット2.5。

昨年はシャロー勝負で2日間揃えられず41位。
今年は同じ思いは嫌だとダウンショット、キャロ、フットボール、カバースキャットをローテーションして掻き集めた5匹×2日間の順位は39位。
もちろん徒労感は半端なくて、投げ出したいのが本音です。
でも投げ出す訳にはいかないし、スケジュール調整をして来年以降の役に立てばと思った2日間居残り練習の最中にこのブログを書いています。

本来、もっと全体の季節感とか、選手の思惑まで書いて試合の雰囲気を皆さんと共有したいんですが、自分に出来ることを必死にやることしか出来ず、視野が狭く終わった試合でした。
率直にスモールマウスと桧原湖に関しては技術力と知識量が足りていないなといつも思います。
単純に練習と努力しかない。
シンプルだけどそれしかない。

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