琵琶湖で行われている2つのチャプター。
日本で最大の湖でありながらプロ戦の無い琵琶湖では、
ある種、独特な緊張感とレベルの高さがチャプターにはある。
過去の年間優勝者を見ても、TOP50プロや、琵琶湖で有名な人がほとんど。
参加者みんなが年間優勝を狙いに本気で出ているんだと思う。
素晴らしいことに二年連続でそんな琵琶湖チャプターの年間優勝の盾が浜松に来たんですが、
琵琶湖のもう一つのチャプターでも僕の知人が年間優勝を目指して先週末頑張っていた。
同シリーズで昨シーズン年間二位の悔しさを味わった同氏は、
今年も最終戦を前に年間優勝の目前まで来ていた。
結果的には先週末の最終戦で勝負に出てゼロをくらい年間優勝を再び逃したのだが、
個人的にはゼロをくらったプロセス(別名、言い訳)なんかには一切興味はないが、
その日の同氏のブログの内容が頭にきた。
『取れなかったけどスッキリした』『最後に潔くゼロをくらった』
ゼロに潔さなんてない。
死ぬ気で最後の一秒まで諦めず、どれだけ泥にまみれてでもいいから勝ちにいく。
それぐらいでなきゃ年間優勝なんてとれるはずない。
何よりもあんたに勝って年間優勝を取りたいと思って頑張ってる人間、
頑張って年間優勝を取った人間に失礼だ。
相手が誰であろうと、歳の差があろうと同じ土俵で戦う以上、
全力で倒しに行くことが最大の『フェアプレー』。
そして負けたなら素直に相手を讃え、勝ったならこれでもかと喜べば良い。
頭を冷やして(毛も少ないんだし)来年、全力で取りに行って下さい。
もし今のスタイルで無理なら頑張って新しい何かを会得して下さい。
そのための協力ならいくらでもしますから。