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  1. ボート・魚探の『いろは』

ステーサー400SFのボートデッキ最終形

ここ3年ほど、シーズンオフにアルミボートを少しづつアップデートするのを毎年のノルマにしています。

馬力規制レイクやエレキ戦で毎年必ず出番のあるステーサー400SF。

3年前はボートカバーを新調し、トレーラーの配線の引き直し。

一昨年はトレーラーのアクスルシャフト&リーフスプリングの全換装。

昨年はエンジンの載せ替え。

何でそんな手を掛けるの?と思うかもしれませんが、上記したように国内トーナメントトレイルではこのサイズのボートの出番が多く、都度借りたりするプロも少なくありませんが、個人的にはストレスなく一年を過ごす為にはある程度このボートを自分用に仕上げるのは必要不可だと思っています。

とはいえ、直近3年間で色々手を加えたのであと残す大物は『デッキ』くらいでした。
今まで何度も作り直したし、この数年間でも各パーツごとに作り直したりはしているので(このブログでもたぶん都度何回も書いているはず)、今回も自分で全部フルレストアで作り直そうかなと年末くらいから考えていたのですが、SDGマリンの新春イベントで界隈の有名人である峰さんに久々にお会いして、たぶんデッキ作らせたら日本一マニアックな方なのでワガママを言ってお願いすることに。

峰さん作のデッキは過去にトーナメンター仲間が使っているのを見ることや、乗させて頂くことがあって『お金払って作ってもらうならこの人にお願いしたい』と思っていたのでナイスタイミングでした。

本日、完成品を浜松に連れて帰ってきました。

私の試合があるので約1ヶ月半で見事に仕上げてくれたのですが、何度も仕様の打合せや相談にも乗ってくれて完全に私が使いやすい仕様に。

全てのパーツを非木材で仕上げて貰いました。

峰さんにお願いした最大の理由はこの『木材0で仕上げてくれる』から。
アルミボートデッキは基本純正デッキも自分で自作するにしても木材合板がベースです。
合板は安価だし、それなりに強いし、加工もしやすいんですが、重たく、水を吸収するのと、なによりも『いつかは腐る』のが最大の難点でした。
どれだけ綺麗に作っても、どれだけ乾かしても、だいたい5年くらいが寿命。だからこそこれまでに何度も自分で作り直してきた訳です。

デッキ面はもちろん、底上げのアングル材なんかも木材は不使用。

今回、ちょっと特殊な樹脂板を使って貰うことで、軽くて、濡れなくて、腐らないデッキとしてステーサー400SFは生まれ変わりました。

ライブウェルの蓋も新品に換装して貰いました。割れやすい蓋は最初からカーボン板で補強。

ハイデッキ分の底上げを有効利用する為に今まで無かったストレージも増設。

今まで荷物を船底に置くしかなかったストレージもアングル組んで貰ってカゴやBOXが入るように仕上げて貰いました。

峰さん謹製。

今日、引き取りの際に峰さんから『渡したくない(笑)』と言われるくらい最高の使い勝手に仕上げて貰いました。
間違いなく日本で一番完成度の高いステーサー400SFに仕上がったと思います。
峰さん本当にありがとうございました。

本人曰く『もう2度とやりたくない』ってくらい手間を掛けて頂きましたが(笑)、メチャクチャお願いすればやってくれる(かもしれない)ような気がします。
色々相談しながら仕上げてくれたので『黒田と同じ仕様にして!』と言ってくれれば仕上げてくれる(かもしれない)と思います。

後は明日、私がエレキや魚探システムをアップデートするだけです。

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