今年のTOP50シリーズの初戦七色ダム(馬力制限)と第二戦小野湖(エレキ限定)はアルミボートでの参戦で、私の場合はいつも通り長年の相棒であるステーサー400SFで参加となります。
今週の前半4日間でとにかくこいつを奈良&山口でストレス無く使える様に仕上げる予定なのですが、昨年から気付いていましたがボート本体よりもトレーラーが満身創痍状態なので、手始めに初日の今日はトレーラーを修理していきました。
と言っても車検が昨秋で切れていたので自賠責入って仮ナンバーを借りるところからのスタート(笑)
今日、改めて車検証を見たらこのトレーラーの初年度登録は2002年でした。ちょうど20年前のボート&トレーラーということになります。
私のところに嫁いできたのが2009年。13年ほど私の相棒として活躍してくれています。
まだ来たばかりの2009年当時はピカピカで、付いている部品も最初からの純正パーツがしっかり使える状態でした。
そこから3年間TOP50シリーズを一緒にトレイルして、並行して浜名湖の海水に漬けられること5年。
ここ4年ほどは七色ダムのような馬力制限のある試合や、エレキ戦で年1、2回活用するくらいでしたが、それでも既に『一生分』くらい使われている愛艇です。
私の手に渡ってから13年。過去にこのトレーラーで交換したのは・・・
リーフスプリング2回
配線引き直し2回
ハブベアリング交換1回
タイヤ3回
でした。もちろん自分の手作業です。
ただ、正直もう満身創痍なこのトレーラーは買い直した方が早いのも事実で色々考えてもいましたが、2年前からちょくちょく大物パーツを交換していたので貧乏性発動で今回遂に人生初のアクスルシャフト(タイヤを支えている横の棒ね)交換をしました。
ちなみに2021年9月の最終戦前に2度目の配線引き直し(&ランプを全部LED化)して、2022年5月の第二戦前に2度目のリーフスプリングの交換をしました。
そして2023年3月の今日。初戦に向けてアクスルシャフト(ハブベアリング含)を交換したので、この一年半で『フレーム以外のほぼ全て』を新品交換したことになります(笑)
外見ボロボロだけどギア&ベアリングを全部新品にした2002年のリールだと思ってください(笑)
アクスルシャフトは交換パーツの中で最も大物(値段も高い)なんですが、交換する気になったのは昨年5月にリーフスプリングを交換した際に見てはいけないものを見てしまったから。
ま、予想はしていたんですが、リーフスプリングと接する部分のアクスルシャフトがズタボロです。
ズタボロというかもう底面が無いレベル。
これリーフスプリングを外さないと見えない箇所なんですが、まぁ実は薄々気付いてはいて『あ、やっぱりね』となりました。
前回リーフスプリングを交換したのは海水に浸け始める前で、何の異常も無かったんですが(画像探したけど2012年頃で流石に見つからず)、一番水捌けが悪い&金属同士が接触するこの箇所は圧倒的にダメージがデカい。
昨年、5月に弥栄ダム戦に向けた準備でこのリーフスプリングを外したんですが、正直船外機を付けての試合だったら(重たくて負荷が大きい)このトレーラーで向かわなかったと思います。
で、今回はこのアクスルシャフトを交換です。
ちなみに板バネ(リーフスプリング)くらいまでは交換した人普通に居るかもですが、アクスルシャフトを自力で交換したバスプロはほとんど居ないはずです(笑)
ちなみにパーツをメーカーから取ろうとしたらまさかのモデルチェンジしているらしく(私のが古過ぎる)、こちらで採寸して設計図書いてワンオフで作って貰いました(笑)
ちなみに昨年は底面が腐食しているだけでしたが、今年は側面まで歪んでる。
このまま行ってたら危ないレベルだったはず。
ってことで新品に換装です。
でアクスルシャフトを交換しながらタイヤが車検ギリギリくらいサイドウォールにヒビ割れがあることに気付く。
仕方ないから近くの軽トラ屋さんで交換。
新品3000円/本と、中古1500円/本で無駄に悩み(笑)、どうせトレーラーのタイヤなんて山無くなる前にヒビ割れで終わるんだからと自分を納得させて(ただのケチ)、2021年の中古を2本買って交換。チューブも新品に。
ということらで、20年選手だけどフレーム以外の駆動部はこの2年でほとんど新品に換え終わりました。
23歳で全国トレイルを初めて今年で15年になりますが、これまで車&トレーラーでの立ち往生はゼロです。
もちろん運も良かったんだと思いますが、自分で日頃からチェックしていたのが一番の理由だと思います。
単純にボロボロになるまで使えば良いって意味でもなくて、リールでもトレーラーでも一年で故障するくらいの悪い使い方ってのは必ずあります。
ボロいけどまだいけるのか、それとも交換すべきなのか、これを上手く判断して付き合っていくのがコツだと思います。
後は万一のトラブル時に構造を理解しているのと、誰かにやって貰ってなにも分からないのと、ではトラブルシューティングの早さに雲泥の差が生じるので自分でできることは自分で。がモットーです。
明日からはボート側を弄っていきます。