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  1. フックの『いろは』

世界的フックメーカー BKK(ビーケーケー)

今シーズンより新たに私をサポートをして頂くメーカーさまのご紹介です。
世界的フックメーカーである株式会社BKK(ビーケーケー)社よりフック(釣り針)のサポートをして頂くことになりました。

・・・たぶん釣具メーカーの方を除けば、『どこそれ??』といった感じかと思います(汗)

世界企業のフックメーカーです。

BKKのご紹介の前に、私自身が今回に限らず契約を交わさせていただく際にメーカーさまにご理解頂いている事柄があります。
本当にありがたいことに今回のようにフックメーカーさまをはじめ、色々なメーカーさまからしばしば契約のお話を頂きます。
個人的に契約というのはあくまでもスタートラインであり、その後メーカーとプレイヤーがwin-winになることが絶対というか、お話をして頂くメーカー側もそれが主な目的だと思います。慈善事業じゃないですもんね。
プレイヤー側は製品を無償で提供していただく、場合によっては契約金を頂くということは、その何倍も何十倍もメーカー側にも(売り上げに繋がるような)メリットがなければ契約締結には至らないし、契約したとしても長続きはしないと思っています。

契約のお話を頂いた際に私がメーカーさまにまずお伝えするのは
1、自分の思い描く製品を作らせて(開発させて)頂けるか
2、場合によっては他社製品(ライバル社含)の使用、公表をしてもOKか
という二点を可能かというお話をさせて頂きます。

1、についてはもちろん『すぐに』という話ばかりではありません。将来的に何らかの手ごたえを私を通じて感じてもらえた場合にそれが可能か。これは多くのメーカーさまにOKを頂ける気がします。
そして問題は2、です。
普通無理に決まってます(笑)普通に考えて何のために契約するのかって話になりますよね。
いつしかプロは釣りが上手いのは周知されているけど、使っているものが本当に公表しているものなのかどうか一般アングラーの方々に???な感じで見られるようになりました。契約で言ってるだけでしょ?なんて話は至る所で聞くようになりました。
この姿勢はこの姿勢で私はプロだと思います。スポンサーメーカーのものを公表する。プロならそうするべきという意見も多々あるのも分かります。
一方でそれが多くの方にすでに見透かされているのであれば、正直に公表する『あの人本当のこと言っちゃうよ(笑)』なんてスタンスも今はアリではないかと思っています。
試合でも取材でも自分の為にも出来る限り釣れる(と思う)物を使いたいのは当然です。
長くなってしまったけれど、要するに今回のBKKさまにも1、と2、の両方をご理解いただき、契約書内にも明記して頂きました。

BKKにはワームフック、トリプルフック様々なものがあります。

冒頭で書いた通り、釣り具メーカーに勤めているような方を除けばほとんどの方が知らないメーカーだと思います。
全世界的には非常に有名なフックメーカー(釣り針メーカー)で、特にルアーフックに関してはかなりの高い評価を頂き、高いシェア率を誇っているメーカーです。
『って言ったって使ったこともないし分からんわ。』って方がほとんどだと思うのですが、認識していないだけで実際にはおそらくBKKのフックを使ったことのないなんて方は1%以下だと思います。
もっと言えば持っているルアーに付いているフックのほとんどがBKKフックなんて方も少なくないくらいだと思います。

二年前からBKKでショートシャンクワイドゲイプを試作し続けています。これは随分前のボツ(笑)

現在、今秋国内発売を目指し様々な作業を進めて頂いています。まずはオフショアからかな?
今回、国内正式販売に際し私のために日本バスプロ協会/日本バスクラブ(JB/NBC)への協賛もして頂きました。バス用だけでなくソルトフックも多いのに・・・(汗)

ラウンドタイプももちろんラインナップ。太さもいくつか用意。

これまで私がプロデュースした製品の多くのものに。そして私が今年プロデュースする全てのルアーにBKKフックは搭載されています。
相変わらず攻めるなぁ。と多くの方に思われるかと思いますが、これからも変わらず(自分が)良いと思えるものを使って、(自分が)良いものを生み出せると思っているメーカーさまと、欲しいものをカタチにしていくつもりです。
BKKの皆さま、ブログを読んでくれている皆さまこれからもよろしくお願いいたします。

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