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  1. フックの『いろは』

ストレートフック

昨日のトーナメントネタのちょっとオマケなんですが、今回メインにしたテキサスリグは9、7、4gと3種類を用意しました。
カバーの濃さや水深に合わせて使い分けました。
そしてフックには全てストレートフックを使用しています。

私の場合、基本的にシャローカバー撃ちには全てストレートフックです。

私はカバー撃ち、特にテキサスでのカバー撃ちをメインにすることが少なくないのですが、基本的にフィールドや季節関係なくストレートフックがメインです。

理由は昨年同時期に全く同じことを書いているので割愛しますが(本記事を書き出してから気付きました笑)、ストレートフックにすることでスッポ抜けやバラしってかなり減らせると思っています。

今回メインにしたワームはMSクロー2.6インチというかなりの小型クローなので組み合わせたフックはがまかつワーム310の#2/0というサイズです。

ワームズレ防止のリバーブは自分で取り付けています。

『2.6インチクローワームに#2/0なんて挿せるの?』と思うかもしれませんが、確かに普通のオフセットフックなら良いとこ#1が限界サイズです。
オフセットフックの場合は必ずフックのフトコロにワームがある必要がありますが(だからフックサイズを小さくせざるを得ない)、ストレートフックの場合は『針先がワームに隠せればOK』なので、総じてフックサイズを1〜2番大きくすることが可能です。

ワーム310の#2/0をセットしても違和感ないですよね。

針が大きく出来るということは、当然針先もよりワーム後方に位置することになり、スッポ抜け防止や、より口の中に刺さり易くバラし防止へと繋がります。
ストレートフックというと『オフセットフックに比べてフッキング力がロスし難く〜』と言われることが多いですが、それ以上に私の中で一番のメリットはこの『フックサイズを大きく出来る』という点です。

私の場合は4種類のストレートフックを使い分けています。

日本ではほとんどストレートフックは売られていないのですが、私の場合は新製品で出てきたら全てのストレートフック(に限らずフックほとんど)を試しています。
その中で最終的に20年間変わらず最も多用するのがガマカツのワーム310です。
良く使うのは2/0、3/0、4/0の3サイズ。

たぶん日本では廃盤なんですが、北米では『ラウンドベンドストレート』という名称で変わらず販売されています。海外通販なんかをされる方は見てみてください。

その他、FPPストレート(ハヤブサ)、ジャングルフリップ(オーナー)、ヘビーカバーフィネス(ガマカツ、日本未発売)の4種類を私は使い分けているんですが、8割くらいワーム310に手が伸びます。
オーナーのジャングルフリップとかワーム310とほぼ同形状でメチャクチャ良いんですがサイズ展開が#3/0から(しかもデカめ)なので正直、最小でも4インチ以上のソフトベイトからしか使えないのが欠点です。
上記したように、他に新製品とかも必ず試すんですが異常にすっぽ抜け易いものもあったりして、個人的にはオールドスクールなここらへんのラウンドタイプストレートがやはり使いやすいです。

唇皮一枚みたいな掛かり方でのキャッチを良いフックの宣伝として使われること多いけど、良い針なら難しいことなく素直にここら辺に掛かって欲しい(笑)

日本でストレートフックが流行ることは今後も無いのは重々承知ですが(笑)、使ったことない方には是非お試し頂きたいです。
ってどうやら毎年書いてるみたい(笑)

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