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  1. 考え方の『いろは』

浜名湖オープントーナメント第3戦 サンライン/AFTCO CUP

昨日開催された浜名湖オープントーナメント第3戦サンライン/AFTCO CUPの詳細を記しておきます。
と、その前に。
今回は普段より今の浜名湖の現状を刻銘に記しておきます。
ある意味転換期かなと思っています。個人的には。

今年はホンダマリンさんが年間タイトルスポンサーで、第3戦はサンラインさんが冠スポンサーでした。

まず、私の今大会の成績を記しておくと3匹、3735gで7位。
83名の参加者からすると上位と言えますが実に3年ぶりにお立ち台を逃す一戦でした。
3年前というと私がソフトルアー(ジグヘッドやフリーリグでの)の使用を解禁したタイミングです。(あくまでも個人的な話で浜名湖オープントーナメント自体は最初からOKです。誤解なきよう)

黒田、超久々にお立ち台を逃すの巻。

正直、今回の私の試合内容は釣り的にも、読み物としてもあまり価値はないと思います。
ザクっと説明するとハイリスクハイリターンなシーバス狙いは避けて、狙っていけるクロダイ(チヌ、キビレ)をきっちり釣っていって4キロくらいまで底上げさせるプランでした。
たぶん4キロならお立ち台は確実だし、シーバス狙いで誰も上手くいかなければ優勝もある数字です。
ただ10時半までノーフィッシュで(ノンキーはいくつか釣った)、自身でも記憶にないくらい厳しい試合になります。
7時スタート13時帰着なので移動や帰着作業を考えると大会時間は5時間半ほど。
その中で3時間半やってノーフィッシュですからね。残された時間は2時間ちょっとでした。
そこからは潮のタイミングも良くて数、サイズも伸ばし上記した数字になんとか持っていきました。
内訳は1300〜1400gのクロダイを2匹、1キロちょいのキビレを1匹でした。

ウェインした3匹は全て水面。水砲/メガバスとメバペン/スミスのチョイス。

ジグヘッドやフリーリグでも数こそキャッチはしましたがノンキーから700gMAXでした。
場所は水通しの良い岬周りやミオ筋(航路脇)にあるハードボトムやストラクチャーでした。

浜名湖を知っている人ならこれで十分分かるはず。水通しの良い場所。

さて、私の内容はここらへんにして、ここからが本当に大切なお話。
今、浜名湖はどんな状況なのか。

3735gの私が7位(/83名)なら優勝は5キロ?6キロ?と思うかもしれませんが、4270g(クロダイ3匹)での優勝でした。
加えて5位お立ち台は3955g。私からだとあと200gでお立ち台、500gちょっとで優勝だったということになります。
ちなみに3キロジャストだと21位まで落ちます。
100gの間に7、8人が居るゾーンもあって超団子試合でした。
ただやっている本人からすると(お立ち台までの)200gアップはかなりしんどいし、更に優勝の500gはその数字以上に雲泥の差です。

まずここから一つ目に分かることは『全員が釣れるようになってきている』ということ。
もう場所が分かって、ある程度釣り込めば3キロくらい(キロフィッシュ3匹)までは皆んな釣れるくらい今の対クロダイテクニックは皆んな習得しているということ。
先程、書いたような3年前に私にあったアドバンテージはもうほとんど無いです。

そしてもう一方で、間違いなく(少なくとも浜名湖は)難しくもなってきています。
実は今年、あまり浜名湖に出れておらず(インショア仕事は増えてるんですが東京湾や大阪湾、先日釣り百景ロケで行ったような佐世保など他地域での仕事がほとんど)、前回浜名湖に私が浮いたのは7月の同大会の第2戦でした。そしてその前が6月の同大会初戦。
3ヶ月で3回しか浜名湖に浮いていないとその変化を痛烈に感じるようになります。
たまにしか会わないと人の変化を大きく感じるのと同じで(孫の成長は早い)、毎日会うと分かり難いのと同様に、浜名湖の変化もたまにしか出れない今年だからより感じるようになりました。

前回7月の大会では高水温で釣れなくなってるのかと思ってた。

私は浜名湖の場合、スポット(小さな場所)のランガンを主に行うのですが(シーバスでもクロダイでも)、場所が小さければ小さいほど釣れないです。厳密には『居るけど喰わない』が多発します。ジグヘッドでもフリーリグでも。
それはもちろんここ2、3年で山のように映像や画像に残してきたからで、全然それで良い。
一方、フラット(この場合は上記のスポットの対義語として使います=広い場所)はまだ生きていて今大会の上位5名もフラット絡みの選手がほとんど。前回大会も実はそうだったんですが一回だけの数字では『水温高いからかな?』と間違った判断を私はしていました。

難しく書きましたが、早い話しが『(今まで黒田が得意としていた)ピンスポットにフリーリグやジグヘッドを通す釣りはスレて釣れ難くくなった』ということと『フラットの魚は広いことと魚の入れ替わりが多少はあるのでまだまだ健在』ってことです。
たぶん浜名湖アングラーで同様に感じている人は1人や2人ではないはず。

そして、浜名湖でのこの流れは初めてではないです。
2010年頃から爆発的に流行ったボトムワインドというテクニックは同様の経緯を辿りました。
もちろん定着はしているんですが、ピーク時の釣果はやはり最初の2、3年だったと思います。
ただボトムワインドはフラットエリアで流行ったので、今現在はよりスポット側を釣る人が好釣果を得ています。
スポット→フラットと流行った浜名湖フリーリグとは逆ですね。

こうなると水面は強い。

こうなるとやはり水面って強いです。
昨日のウェインした魚を全て水面で釣ったのもそうなんですが、水面はプレッシャーが掛かれば掛かるほど最後まで残ります。
ルアーが半分空中にいて360°見ることが出来ず、加えてラインの存在感も限りなく0なトップはやはり最後まで騙せる。これはクロダイでもブラックバスでも一緒。

そして、皆さんにお伝えしたい最も大切なのはここから。
難しくなったここからがスタートだということ。
永遠に釣れ続ける方法なんて無いんですが、ルアーフィッシングの一番の楽しみはやはりそれを探し出すことだと思います。
もちろんこれからもフリーリグやジグヘッドは釣れると思うんですが、それを覚えた賢い魚をまた喰わせる違う手を考えるのが一番の醍醐味です。
私もメーカーに所属している身として、こんな『◯◯◯は難しくなった』なんて書くメリットは商売的にはないんですが、誰よりもフィールドに出ているアングラーほどこれを感じると思うんですね。

今大会、釣りしまくって練習を沢山している若い子達に『黒田さんでもかなりキツい?』と聞かれました。
『いやー。結構キツい』と答えたんですが、彼らと共にまた新しい手を考えていきたいと私は思います。

繰り返しになりますが、フリーリグもジグヘッドも変わらず釣れます。今現状これ以上に安定して釣る方法は私は知りません。
一方で『デカいのだけを。狙って。』となると以前ほど簡単ではないように感じるようになりました。
やるならフラットで回遊傾向の強い個体を狙った方が良い。
そして水面は変わらず騙せること。

そんなことを強く感じた7月の第2戦と、昨日の第3戦でした。

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