先週のTOP50最終戦、桧原湖では結果的にスーパーライトなキャロのスイミングでウェインした全ての魚をキャッチしたのですが、試合中とにかくワームやカラーは激しくローテーションさせました。
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結果的にキャッチしたのはデスアダー3inで3匹、ライク3inで2匹。
下手したら一投ごとカラーチェンジなんでタイミングもあったのですが、結果的にデスアダー3inでキャッチした3匹は全て同じカラーでした。
それが♯108パールグリッター。カラーナンバーの大きさからも分かるように比較的、最近ラインナップされたカラーです。
正直カラーなんてそこまで大差ないってのが私の持論です。信頼しているカラーを使うのが一番。
ただ何故そこまで今回はカラーに拘ったかと言うと、練習時に(ライブスコープ )シューティングと呼ばれる魚を魚探に映しながら狙う際に、明らかにカラーによる魚の反応の違いを感じたからです。
1.寄ってきてバイトする
2.寄ってくるけど見切る
3.寄りも離れもしない
4.逃げる
大別するとこの4種類に分けられますが、4.に関してはそもそものアプローチが間違っていることが多いので、ルアーやカラーによる差が出たと言えるのは1.〜3.のケース。
個人的には3.はカラーを変えたからって1.にはならないと思っていて、ルアーやリグを変えたり根本タイミングを変えるか。
今回カラーによって違いを感じたのは2.のケースでした。
明らかルアーに反応したけど喰わないケース。
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これがその♯108パールグリッター。
これはライブスコープで魚の反応を確認できていたからこその発見だったのですが、まずは喰う時って魚のルアーに寄ってくるスピードや数が明らかに早くて多いです。
それが明らかに#108パールグリッターは反応良好でした。
ちなみにカラーに関しては魚がルアーを見上げる(逆光)か、見下げる(順光)かで全然役割が違うと思っていて、私の場合は逆光時はカラーより光の透け感(光の透過量)を気にしています。
ただ、今回のスーパーライトキャロはちょっと特殊で、気付いて寄るまでは逆光、バイト時は魚とルアーがほぼ同水深で順光気味と非常にセレクティブになるような使い方をしていました。
なのでカラーやルアーシルエットによる魚の反応の違いを練習時から感じていて、練習序盤にデプスさんにデスアダー3in、4inの様々なカラーを現場まで送って頂いた経緯がありました。
実際に試合時にローテーションしたのは
#03スモーク
#08ホワイトソリッド
#09パールホワイト/シルバーフレーク
#32クリア(4inのみ)
#52グリパンチャート
#108パールグリッター
#109チャートレーザー
の7色。
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#04クリア
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#09パールホワイト/シルバーフレーク
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#109チャートレーザー
ただ先程も記した通りデスアダー3inでキャッチした3匹は全て#108パールグリッターでした。
ちなみにローテーションに加えていたライク/エンジンは3inと2.5inをチョイス。
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準優勝の藤田プロもキッカーはライク3inだったみたい。
2.5inは魚は全くの無反応で、3inには反応有りなんてのも多々ありました。この二つ長さは1cmちょっとの違いですがシルエットはだいぶ違うのでやはりシルエットやカラーを注視していたのが良く分かります。
ちなみにデスアダーは#32クリア(4inにしかラインナップが無い)も魚は反応したんですが見切られることが多く、試合中に心の底から3inのクリアが欲しかったのはここだけの話です。
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有名な?このカラーも用意しましたが私には信じきれませんでした(笑)
これは大会後知ったのですが、2015年秋に桧原湖で開催されたエリート5にて五十嵐誠プロが勝ったのもデスアダー3in#108パールグリッターだったそうです。仲良いのに知らなかった(笑)というよりチャートリュースだと思っていました。
ちなみにですが、彼は知人から送って貰った数色を試して一番反応が良かったのがこのカラーだったそうです。怖っ。
と、色々書きましたがデスアダーに関しては私より遥かに拘りの強い方がいらっしゃいますので(笑)最後はこちらをご覧下さい(笑)
https://www.redpeppers.jp/unitoro/index.php?mode=permlink&uid=6008